2011年は、7月2日に小屋明け入山しました。残雪多く、石垣の高さまで雪がありました。7月2日16名、翌3日に2名、計18名の美男、美女の大部隊です((*^_^*))。

コンパネ外しが終ると、次の仕事は水場の掘り出しです。沢を5メートル以上掘り下げました。
気力と体力の世界です。およそ、11トンもの雪を掘り出した計算になります。凄いですね。
平均年齢48.8歳、みんな脂ののった世代。夜の燃料補給もハンパジャ~ありませんよ。


池の平の応援団「モンロー会」の仲間は、なぜか酔っ払うとモンローに変身してしまうのです・・・

雪がとけるまでこのようにして水を小屋まで導きます。 女性群は台所で頑張ります(料理も最高)。

昨年は、18名の勇士たちが小屋明けに参加しました(この日は3名下山)!
緑の池溏群も雪の下です。でもこの厚い雪の下で、サンショウウオやトンボの幼虫など
沢山の生き物が命を育んでいます。

池の平の周辺もだいぶ雪がとけてきだしました。

梅雨が明けると洗濯日和。 池溏群もみごとに顔を現しました(美しいですよネ)。
このような日は、鎌と、ノコギリを抱えて,草刈や

ルート偵察で小窓のコールから池の平山に。 北方稜線を俯瞰してみました。

池の平山には国立登山研修所(通称文登研・立山町にある)の参加者や講師がいました。
講師に、知人の知人がいました。世間は狭いですね。

お花も咲き出しました 、真ん中はカタクリ街道のカタクリです。沢山咲きますよ。
今年もこの案内板が1番活躍してくれました。いわば池の平小屋の顔です。

山小屋にはいろいろな仕事があります。 枯れ木拾いも五右衛門風呂のため大事です。
この日はセメントで路肩の補強です。
お天気の好い日は布団干しです。この上で寝ると気持ちがいいんですヨ。
いがいと、昆虫がこの上で、まどろんでいる姿をよくみかけます。

8月はじめ登山道の雪が脆くなると、ハシゴ掛などのルート工作や、床の張替えなどの大工仕事も。

また、NHKの朝ドラが終ると、台所や部屋の掃除。ボランテァもしっかり使われます。
それにしても、台所綺麗でしょう。たまに、口の悪い常連さんに、台所だけでなく、管理人の頭も磨けよ、などと嬉しい叱咤激励があるのですよ。

それらが終ると、午後からお風呂をわかして・・・

「オーイ、菊池、早くビールもってコイ~」(香川さん入浴)。 内風呂もあります(浅野さん入浴)。


そんななか、日本でトップクラスの女性クライマー、谷口ケイさんが、友人と真砂沢から、
池の平山を越えてきました。その後20分ほど歓談して真砂沢に戻りました。
「池の平のルート面白いですね」の一言が印象的でした。
そんなある日

「おいあれはなんだ、モンローの唇が動いたぞ」、「違うよ、あれはUFOだよ」、「・・・」。
さらに

「大変だ、6峰が火事だ!」、「イヤ違う、大男が巨大なタバコを吸っているんだヨ」。
秋の荷揚げです
2011年もいろいろな仲間、お客様が訪れました。

釜石の高校の後輩です。年2回大窓越えでくるお2人小黒部を下ります。L缶の記録を更新しました。

仙人湯の高橋さんも遊びに来ました。 小黒部谷遡行の「山と渓谷社」のみなさん

管理人が暇な時は、坑内調査(坑内水の温度、pH測定、坑内の測量)などをしています。

やがて、池の平一面でベニバナイチゴが色づき、キベリタテハ(蝶)が飛び、
わたり鳥がやってきて(この鴨の写真は一昨年で、昨年はシギでした)、水面に波紋をたて

日向ボッコが恋しくなると、池の平も秋です。
2011年は、まだまだとノンビリし、いい紅葉の写真を写す前に雪がやってきました。
2010年は、入山中に一度も降霜や結氷の日がなかったのに・・・。
2011年は10月2日にかなりの降雪がありました(7~8㌢)。チンネ、格好いいですね。
ナナカマドの実も雪をまといました。 小屋のまわりもユキでいっぱいです。

チングルマはどのような時期でも素敵に可愛いですね(少女の髪型連想しませんか)。

雪に濡れながら、仙人峠に上がってみると後立山連峰もマッシロでした。

と、2011年・池の平の短い季節はこのような感じで過ぎてゆきました。

池の平山も真っ白です。5~6月はスキーにいい斜面です。登るのが大変ですが。

2011年10月、池の平小屋、宿泊者の最高齢記録が破られました。宮嶋さん80歳です。
同行の岩橋さんは36歳のお誕生日でした。
今年、池の平小屋で誕生日を迎えられた方は2名です。
毎年、当小屋で、還暦や誕生日を迎えられるかたがいます。
ちなみに、宮嶋さんは管理人が書いたプレートを
記念にと、ザックに忍び込ませました(管理人としては嬉しいかぎりです)。
さて、いよいよ小屋締めです。

先ずは、カンパ~イ(小屋締め隊は9名でした)。


「モンロー会」の仲間は,またもや、酔っ払うとモンローに変身してしまうのです・・・オイオイ。
小屋締め作業も終わり、さあ~、下界に里帰りです(仙人峠にて)。

池の平小屋のみなさんはこの峠を”みかえり峠”と呼んでいます。
この峠を下ると、翌年まで八ッ峰をみることができなくなるので、
とくに哀歓をこめて”みかえり峠”といにしえから呼んでいるしだいです。

話し変わって、2011年も靴の底がはがれた方が4名いました。昨年と、一昨年は3名でした。
登山者の皆さん~、予備の靴を担いで来るか、出発前に点検してから家を出てきてください。
お蔭様で、管理人も靴の修理が上手くなり、さる外人のガイドの方に
「ナイス、腕前ね~」と賞賛されたことがありましたが。
でも、事故に繫がりますから、必ず事前点検をお願いします。

2012年は真っ先に、この「カタクリ」の花を見るべく、7月6日に入山する予定です