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   アブラゼミの羽化-1-
        

        アブラゼミは、普通7月半ばから8月にかけて、地中から地上へ出て来ます。
           
アブラゼミが、地中で幼虫として過ごす期間は、6年から4年程と言われていますが、
        その生態については、まだ、よく分かっていない部分が多いということです。

        このページでは、
アブラゼミが、幼虫から成虫へと羽化して行く様子を、時間を追って
        紹介しています。

         
尚、表示している時間は、実際にこの個体の羽化の過程を、デジタルカメラの
            記録から取り出したものです。

             
   アブラゼミが羽化する時間帯や、羽化に掛かる時間は、それぞれの個体によって
             異なります。

2004年7月21日
夕方 6:36

アブラゼミの幼虫が、木に登って行くところを見付けました。


このアブラゼミは、木に登って羽化しましたが、草に登って羽化することも、よくあります。

また、車のタイヤなどに登って羽化するものもいます。
夜 8:09

幼虫は、自分が納得できる場所にたどり着けるまで、どこまでも登って行くようです。
時には、地上から4〜5mも高い木の上の細い枝を登って行くこともあります。


この幼虫は、ここで羽化することを決めたようです。
 8:43

この少し前から、幼虫のカラが、背中から割れ始めました。
いよいよ、羽化の始まりです。

 8:44

頭の方も、カラが割れて来ました。
 8:47

背中が見え始めます。

 8:50

目も、カラの外へ出て来ました。
 8:54

背中が、すっかり現れました
 8:55

どんどん、体がカラの中から出て来ます。
 8:57

もう、前足も、出始めました

折りたたまれた羽も、見え始めます。
 8:58

緑色の羽も、よく見えるようになりました。
 9:00

足も、すっかり出て来ました。
 9:01

完全に逆さまに、ぶら下がっています。
カラの中に残った尻尾だけで、体を支えています。
 9:13

こうして、もう10分以上も逆さまにぶら下がっています。
 9:17

ここで、ようやく、少し動き始めました。
 9:18

腹筋運動をするようにして、一気に体を起こすと、前足をカラにかけます。




 9:18

だんだん、尻尾をカラの外へ出して行きます。
 9:19

前の4本の足で、カラをつかまえて、ぶら下がります。
 9:20

たたまれていた羽が、少しづつ伸びてきました。

 9:23

羽は、どんどん真っ直ぐに伸びて行きます。


 9:27

もう、姿だけは、成虫になっています。
この時のアブラゼミは、とても美しい緑色をしています。

 10:59

それから、約1時間半後。
まだ、薄い色ですが、アブラゼミと分かる姿になりました。

後は、こうしてじっとぶら下がったまま、夜が明けるのを待ちます。

夜が明ける頃には、羽はもっと濃い色になります。

そして、朝が来ると、この場所から飛び立って行くのです。




         アブラゼミの羽化-2- には、幼虫が地中から出て来る様子や、タイヤでの羽化の
         写真等も掲載してあります。併せて、ご覧下さい。


          アブラゼミの羽化-3- では、このページの画像等のスライドショーが、ご覧頂けます。


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