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ポジショナルプレイ

(Positional Play)

  チェスで勝つためには相手のキングをメイトにするか、もしくは勝利が明らかになるような駒得をすればいいわけです。現在の局面からメイトや駒得を狙う手が見当たる場合には話は簡単です。
  しかし、そのような局面ばかりではありませんし、そのような局面に持っていくまでが難しいと言えます。では、明らかなタクティカルな狙いが無い局面の場合にどういうことを考えればよいのでしょうか?

 

  そこで有用なのがポジショナルプレイという考え方です。ポジショナルプレイとは駒の位置(ポジション)が良くなるように指す指し方、考え方のことを呼びます。チェスの駒(ピース)にはそれぞれに特性というものがあり、それを生かせるか生かせないかが、ゲームの行方を決める重要なファクターになります。それゆえ、駒得のような直接的な狙いの有無に関わらずピースのポジションを良くする手を指すこともゲームで勝つことにつながるわけです。つまり、一言で言えばポジショナルプレイというのは駒の位置が良くなるかどうかで指し手を決める指し方のことです。

 この考え方を理解するための一助として次の言葉を挙げたいと思います。以前チェスとはまったく縁のない同級生がチェスについて言っていた言葉で印象に残っているものです。

 

チェスは将棋よりも狭い盤上に、将棋よりも射程の長い駒を押し込めたゲームだ。

 

 聞いた瞬間なるほどと思いました。この言葉を聞くと、ポジショナルプレイがチェス特有な(少なくとも将棋にはない)考え方であることが理解できます。チェスの盤はそもそもチェスの駒にとって狭いわけです。ですから、駒の場所取りが重要になります。

 

 また、タクティクスが極端なことを言えばコンピューターのように計算力の有無だけで決まってしまう(実際には知識や訓練などが必要なんですが…)のに対して、ポジショナルプレイではチェス、特にピースの働きに対する知識が必要とされます。

 ではその知識とは何か?という話になりますが、それはこれから更新して行こうと思います。とりあえず「ビショップとナイト」、「ルックの使い方」、「ポーンの構造」の話ぐらいは更新しようと画策しています。

目次
ビショップとナイト
ルック
ポーンの構造

 

 

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