| はじめに お断り 当サイトは、平安文学、平安時代が好きな管理人が、趣味で平安時代を実践する為、 そしてそれを一緒に実現してくださる御友達を探す為に開設しましたものです。 そして、よりそういった方々に集まっていただくべく、会も発足致しました。 当サイトは 国文学 とは関係ございません。 どちらにしても専門ではございませんが、実践と言う性質上、どちらかというと 考古学・歴史学の部類となります。 ですので、枕草子や平安文学を扱ってはおりますが、国文学を勉強していこうという サイトではございません。 勿論、一緒に読み解いたりはしていきますが「国文学的にではない」という事です。 現在のところサイト中に、解説・考証等ございません。そういった事は、既に親切な 他サイト様が丁寧にやって下さっておりますので、このような拙サイトがわざわざする 事でもないですし、そういった種類の事を予め踏まえた上で、御話できればと考えて おります。 上記のようなわけで、平安時代、文学、歴史 に関する資料的なページは設けては おりませんので、そういった参考にもならないと思われます。 上記に国文学ではないと書いてございますが、国文学を勉強されている方お断りという 事ではございません。 国文学を勉強されている方も大歓迎でございます。 当サイトは、 「国文学を趣味で追求しているわけではなく、別のジャンルのもの」 と思っていただければ幸いです。 ちなみに、「平安文学」と呼ばれているものは好きですが、気持ちとしては枕草子 や源氏物語、その他を 文学 または、文学作品として捉えて読んではおりません。 ただの好きな読み物、好きな本の一つ、と思っております。 最初に国文学とは関係ないとお断りしましたのは、そういう事もございます。 私共なりに、平安時代を検証し、話し合いながら、楽しく実践していきたく思って おります。 中には、普通に楽しめるようなコンテンツも含まれているかと思います。 考古学ちっくに皆様と楽しめればと思っておりますので、会員というだけでなく、 皆様御参加下さいませ。 以下、順次補足 サイトの目的と「自作」について このサイトの目的を簡単に言いますと、 「平安人として、普通に、昔と同じ生活をし、感じたい」 ということでして、「歴史や平安を語る事」が目的ではありません。 そういった御話をしないわけではございませんが、会のページに掲示してございます 「王朝風サロンの再現」「五感で感じる平安」と申しますのは、上記のような 意味でございます。 また、リンクなどでいらした方々は、当サイトの紹介の項に、平安装束や調度等 の「自作」したものがあるとあったかと思いますが、それらについても誤解のない ように申し上げたいと思います。 まず、何故自作したかについてですが「買えないから」ではありません。 もちろん、正直手が届かないものもございます。 例えば、衣等は絹で注文すれば最低、300万〜となるかと思います。 その内にはと思っておりますが、化繊でしたら購入済みでございます。 私、御友達を含め、すでに正絹で購入した物もございます。 しかし、それらは「正絹」という意味では本物に近いですが、他の部分では、 私達にとっては「本物」と言えないのです。 多くの方は「きちんとした御店で買うものが本物」と思われる事でしょう。 しかし、私達はそう思っておりません。 私達が、自作した所以は、 「時代とともに平安とは変わってしまい、現代風のものしか手に入らない為」 でございます。 これらはかなり深刻な問題でございまして、今、私達が平安風であると思っている もののほとんどが、平安とは離れてしまっていると考えております。 ですので、自作はそれらを研究する目的もございます。 又、まったくの自分の理想通りのものがない、とも言えます。 本当の平安貴族でしたら命令するだけである程度の理想のものが出来上がってくる でしょうが、現代ですと現実的に色々問題があり、注文するにも何かと難しいかと 思われます。 自作する事によって、作る楽しみ(これはまた別の楽しみですが)を味わう事も出来、 頭だけではなく理解し、形にする事にもなり、自分的に文句の無い物となります。 何でも買えばいいというものではなく(たとえば装束類)平安貴族の一部も実際に 作っていたはずですから、それらを体感するのも目的であります。 そこで、一番申し上げたいことは、出来は悪いかもしれませんが、調度類のような物 はともかく、今のように全てを職人が作る事は、平安ではないのです。 今、たとえば衣を個人で縫うとそれは、猿真似やコスプレであって、 「本物ではない」(つまり偽物)という様な扱いを受ける事があるかもしれません。 (実際にそのような声を聞いた事がございます)別にそのような事を言われる事は全く 問題ではございません。 それらのことを言われる方とは、目的・趣旨・価値観が違う為でございます。 自作する事によって目指しているものの目的を誤解して頂きたくはございませんので、 念の為、申し上げさせて頂きました次第です。 職人の方が作るものは当然のことながら、「出来」が良いことでしょう。しかし、 「私達及び、当サイトにとっては、本物ではない」のです。 私達にとっては、普通の奥様(?)や、女房が作るものこそが本物なのです。 出来の良い物にこしたことはないとは思いますが「出来の良い物」を欲しているわけ ではないのです。ですから買えば済むわけではないのです。 平安にもあったであろう、「普通のもの」が欲しいのです。 面倒でも「縫う事」すら平安を体験することなのです。 中には、縫い物がヘタな方もいるでしょう。それでも、縫わなくてはいけないものだった はずです。そして、私達は、出来の上手下手もまた「当時あったであろう」ということで 楽しみたいのです。 現代では平安時代とは変わり、着るものを自分で縫うような事は殆ど無くなりました。 それらは「生活の上での伝統」等の問題だと思われます。 便利な世の中になったとは思いますが、その一方で失われているものが沢山あります。 こういった問題は、平安に限らず現代において様々に失われていくものと同じ事ですので、 御理解いただけるのではないかと思います。 昔の家庭では普通だったものが、現代では受け継がれず、どこかの御店でしか手に入れる ことが出来なかったりします(たとえば食物ですらそうです) しかし、御店のものが本物でしょうか?偽物とは言いません。あくまで例えですので 誤解のないようにしたいと思いますが、本来が家庭のものならば家庭のものこそが本物で あり、それこそが私達が欲している物なのです。 それが叶わない場合、それらを提供してくださっている御店がある場合、御店に参ります。 御店のものは御店のものとして良い点がございますが、今回は「私達が何を求めているか?」 ということですので「買った物では納得がいかない」という事の説明でございます。 もちろん、伝統を無くさないよう努力して下さっている御店や職人の方々は、とても有難く 素晴しい事をされていると常々思っておりますし、どの業界でも跡継ぎ不足の問題を抱えて いらっしゃるようで、伝統を残すことの大変さはよく取り上げられる問題ですので、普段 なら興味の無い分野でも気になることでございます。 当サイトの目的とは別に、どの業界にしても、伝統は大切に伝えていって頂きたいものと 考えております。 自作するにあたっても、いい加減なものを作るのではなく、資料をもとに、職人の方々の 作られたものや仰っている事なども参考にさせて頂いております。 その方々への感謝と、自作というものがそれらを否定するものではないという事を、この 場で恐縮ではございますが、申し上げさせていただきたいと思います。 サイト中では、自作モノがメインではありませんが遊びとか真似というわけではなく、 何度も申し上げるようですが、目的は「当時、当たり前の事を体感し、さらにそれらを 使用する為」という所にある、ということを改めて御理解頂ければ幸いでございます。 平安時代と用語について 其の一 有職 当サイトにおける、平安時代と有職について御説明いたします。 最初にお断りしておきますが、これは、個人、団体、他サイト、他をはじめと する他説を否定するのもではございません。 あくまで当サイトの趣旨、管理人の個人的見解を述べるものです。 現在、平安時代等を語る場合、必ずといっていい程「有職」という言葉が出て まいります。しかしながら、平安時代における「有職」は、現在とは少々違って おります。 また、装束について「有職」という言葉を使う事が多くなっております。 決して、今の有職を否定するわけではございませんが、全く同じ物ではないと いうのは御理解いただけるかと思います。 私が使う場合「有職」とは、できる限り、平安時代における有職でございまして、 混同を避ける為、通常は使用を避けております。 ただ、装束の御話の際、「有職紋」という言葉を使わせていただきました。 それは、皆様の御使用度が高いと考えられる為、通じやすいですし、平安時代には 「有職紋」という言葉がありませんので、混同することも無いと考えた為です。 「有職」に限りませんが、同じ言葉が平安と現在に存在する場合、迷わず、 平安時代の意をとらせていただきますので、よろしくお願い致します。 実を言えば、「装束」という言葉も本当は平安風に使いたいと考えております。 時々、便宜上のため「(平安)装束」ということがありますが、基本的には、 装束という言葉も平安風に使い、今で言う装束の事は、全般を指して「衣(きぬ)」 と呼称させていただきます。 そして、みやびのすすめのページにも書いてございますが、平安時代には 「○○道」というものはありません。よって、専門の「○○道」というものを、 平安時代を推察する上で、参考にする事はありますが、全く同じにする事はあり ません。それぞれの決まり事も、「道」がはじまったのも、平安以後だからです。 現在残っている有職と、平安時代の有職は同じではないからといって、では何が 正しいものであるか?となると、現代に生きている方では御存知の方はいらっしゃ らないことでしょう。 私もその一人に違いありません。 残っているものから、多少推測する事は出来ますが、何事も時代に合わせて少しずつ 変わっておりますし、間違いというものもあることでしょう。 私が現在考えている事(または正しいと思っている説)も、間違っている可能性が あります。 ですので、正真正銘の平安時代というものを証明できないとはいえ、 「平安時代を語るときに、今残っている有職故実を参考にするのは異存がないが、 現存の有職そのものを平安時代と殆ど同じだと言いきったり、それに準じた言い方を することには、賛同致しかねる」ということでございます。 残念な事ですが、時々、平安時代と現存する有職を混同したものを、見かけることが あります。それぞれの、わかっている部分々々を持ってきて、話をまとめたりする わけですが、それはさすがに問題があるような気が致します。 少しでも他の要素が入っていましたら、それはもう「平安」ではありません。 それらは、それぞれの時代や、背景を持って出来上がったもので、別のものです。 そうなる理由があって、なるべくしてなったものでしょう。 しかし、共通するものがあるからといって一緒にしてしまうのは、それらにとっても 残念なことではないでしょうか。 ですから、そういった他の要素を取り入れていることを明記する、もしくは「平安」 だと言い切らないならば、なんの問題もないと思います。 細かい事を言うようですが、これもひとえに、「平安時代」を愛するがゆえ、と お思い下さいませ。 残念ながら、当サイト中には、平安とは言い切れない、私の平安サイトとしての 理想とは違うものなども、入っております。 それはそれぞれ、思っているものが手に入らなかったり、発表前のものであったり、 趣旨を別とするものであると考えられる、等の理由によるものです。言葉はよく ありませんが、妥協しているということになりますでしょうか・・・ 真面目(?)にやっているつもりですが、解説サイトでもありませんし、きちんと したことは本や、ネット上でも解説してくださっているところがありますので、 私のようなものがわざわざ解説する必要はないかと思い、細かい事は書いており ません。 参考にしていただいたり、勉強する為のサイトではございませんので、確実に (偉そうなようですが)「こだわり」と言えるのは、 「平安にありえないもの(それに近いもの、許容範囲と思われるもの以外)」 は使わない、ということです。イマイチと思っている場合、少しずつ改良しており ますし、改良していきたいと思います。私のPCに関する知識不足のため、色々な ことが適わずにおります・・申し訳ございません。 今は平成の世ですので、多少の現代チックはやむを得ません。実際、その方が ビジュアル的にはよろしいかもしれないと思います。 でも、新しいものをつくるとか、ウケを狙っている等でもありませんので、多少 美しくなくても、今ひとつでも、平安時代に近い物を追求していきたいと思って おります。 研究したものが、少しずつ、サイトに影響を及ぼして、雰囲気も変わっていく かもしれません。 現在のところ、私が思う平安時代というものは、研究はしておりますがサイト中 にはほとんど載せておりません。 ここは、あくまで個人サイトであり、御友達を集める為に開いたもので、研究 発表のサイトではないからです。 研究したものの一部については、みやび研究会として掲載する事もあるかもしれ ませんが、基本的には、改めて別サイトできちんとした形を踏まえ、発表していく ものであります。サイト中には、一つの説を載せると他の説も載せないわけには 行きませんので、(一つの説に絞るのはとても危険かと思われますので)できる 限り、触れずにおります。 私の考えを言うのも押し付けがましいようなので、あまり載せないよう努めても おります。 現在、サイト中に書いてあることが全てではないし、あくまで、私(と近い御友達 ・研究仲間)が求めているのは、本当の平安時代ですので、今後も現在の有職には こだわらず、少しずつ、自分達が考え得る限りの平安時代に近づいていきたいと 思っております。 長くなりましたが、当サイトに現在の有職等とそぐわないものがあったとしても、 それは、「私たちが思う平安時代を追及している為」でございまして、現在の 有職がお好きな方や、またそれを基準とされているところとは、目的・趣旨を 異にするものであるということでございます。 そして「どちらが正しいとか間違っているということではない」ということを 御理解いただければと思います。 時代によって、少しずつ色々な事が変わっております。それは、ほんの数年で あったり、数百年であったりもいたしますが、全く同じということはあり得ません。 だからこそ、進歩するのでしょう。変わっていくのはやむを得ません。それが、 善いか悪いかは別の問題ですが・・昔の方が、変容のペースは緩やかだったこと でしょう。 平安時代においても、ずっと同じだったわけでもなく、資料が少ないため、確定 する事は困難です。しかし、個人的にはできる限り、平安中期(一条朝)に、 近い物を考えていきたいということでございました。 そして、これはサイト及び、みやび研究会の目指すものともなっておりますので、 よろしく御願いいたします。 とはいえ、当サイトもまれにデザインを重視し、平安でも有職でもない現代風の ものを取り入れることもあるかと思います(笑)どうぞ御了承下さいませ。 最後まで、お読みくださりありがとうございました。 拙いサイトではございますが、よろしければ御覧くださいませ。 |