サンゴ水槽に魚の飼育は本来邪道。英国のベテランのサンゴキーパーが私の水槽を見て指摘したことは魚の数が多いという点。なるほど100リッター水槽に5cm程度の魚が5匹程度ならそんなものかと納得するがその半分以下の水量では綱渡りかもしれない。しかしその対処への回答は換水だっと思う。半年に一度80%以上を換水。1週間に20〜30%程度換水。それで生体は元気で生きている。

このソメワケヤッコは2010年10月現在 2年5ヶ月経過した。ほんの20年前にはこの魚は切花感覚のひ弱い魚であった。BPメソッドの感染症で片目を失いかけたが奇跡的に回復し以後元気に暮らしている。背びれも黄色のラインにふちどられ長期飼育のご褒美として私の目を楽しませてくれている。

 

ハタタテハゼはサンゴ水槽のベストタンクメイト。実にバランスがとれた「よい子」といいたいけれどその優等生性格が私はイマイチスキになれない。このハゼがヤッコと渡り合えるぐらいの性格であると再評価してやってもいい(笑)。総じておとなしい性格で臆病。人影を見ると岩に一目散に身を隠す。大掃除すると5日間ぐらいは姿をあらわさない。2年近く生きている。

少しピンぼけであるがロイヤルグラマ。ロイヤルグラマのグラデーションのボディはいつ見ても美しい。その魚はかれこれ3匹ほど飼育したが最長6ヶ月程度で星になった。一番多い死因は飛び出し事故。その次に白点。他の魚を威嚇する際にクチを大きく開けてバーァ!と威嚇するが他の魚は「こいつアホか!」と相手にしないのが笑える。

いつも元気元気のチェルブフィッシュ。この個体も特別命名し「クーちゃん」と呼ぶことに。しかしこのクーちゃんは三代目で一代目は飛び出し事故。2匹目は白点でいずれも星に。このクーちゃんはフレークが大好き。泳ぐというより飛び回って餌をキャッチする。2010年現在まだ5ケ月程度経過。

サンゴ水槽にチョウチョウは無理と世間は言うしそれは当たっていると私も思った。しかしチャレンジしないと私の飼育暦のキャリアは一向にあがらない。段階的に考えて現在採集物のナミチョウを放ったが元気で暮らしている。採集物のナミチョウは白点にかかりにくい(過酷な水温変化になれている)、落ち着くと物怖じせず人になれて寄ってくる性格を見、この個体だけに生餌を与えることに成功。しかし長くて1年生きれば上々であろう。

子犬がじゃれあっているいるようなキンギョハナダイの乱舞。金魚を高級化したような感じの魚である。結構丈夫で長生きする種類である。昔はこのキンギョハナダイも長期飼育の難しい魚と位置付けていたが結局NO3の処理がうまくできないので長生きできなかったと私は見ている。その点では現在は飼育器具も改善改良され恵まれていると思う。

チェルブの前に飼っていたアフリカンピグミーエンゼル。BPによる感染症にならなかったらいまでも生きていたと確信するほど元気な魚。餌も良くたべていた。キョロキョロとした目がかわいいが正面からみるとメトロン星人のようである。

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サンゴ水槽に見合った魚は色々あれど小型水槽には5cm程度のものを3匹程度。魚の各種を色々飼育した結果本当に好きな魚をごく少数でコンパクトな水槽でゆったりと飼うのが今日の飼育スタイルの王道と私は思っている。しかし本音をいうとここにツノダシを泳がせたい。ここにリーフィーシードラゴンがいたら面白い。クイーンエンゼルなんかも欲しいなどと無茶無茶なことを妄想するのがキーパーの性なのだろう。

ソメワケは雪ちゃんと命名した。本来私は飼育魚に名前をつけない。あまり感情が魚に注入されると別れが本当に悲しくなるから。しかし雪ちゃんがいつか星になる時が来るだろう。その時は泣くかもしれない(笑)。ソメワケヤッコは臆病な割にはボスになると暴君に変化する。メガネスズメを追いまわして遊んでいるが相手がタフだからましなのかも。

ハタタテハゼと仲良く暮らしているのがアケボノハゼ。この子は臆病だが餌への執着心は強く、ハタタテハゼをおしのけて食べる。購入したときから色があまり落ちておらず美しい色彩で目を楽しませてくれている。この子も2年近く生きている。白点病に強いのは最大のメリット。

難物のハナゴンベ。これはリベンジ3回すべて星になった難物。深場採集と薬物採集の影響なのか餌付が悪い。コペポーダは口にするがその程度ではとても長期飼育は無理である。やはりシュアなどを爆食しないとだめである。想像であるが浅場の採集物でハンドコートなら長期飼育が可能で深場採集で薬物採集物はほとんどが星になる魚と私は勝手に位置付けた(笑)。お金があるときに1匹8000円近くのハンドコート個体を購入しようと。

このクーちゃんは二代目。惜しいことに白点で星になった。30cm水槽で飼育したが海藻の多い環境ではどうやら白点を誘発しやすくこの魚の住める環境ではないと私は勝手に結論付けた(笑)。犬のクーちゃんは抱きしめたいと世間は言うが魚のクーちゃんは抱きしめると干物になってしまいまする。

難物のスプレンディドレオパードラス。1週間で星になられました。ノドグロベラの種類で豹柄が美しい。餌はさほど苦労しないというが回りの環境が静かでないと絶対無理な難物種類だろう。なにか精神的に鬱病をためこんだような臆病さで餌をたべているかとおもえば砂の中で死んでいるというような変な性格の魚である。

本年和歌山日の岬周辺で採集したメガネスズメダイ。いわゆるレア物でめったにお目にかかれない。性格はきつい。頭から尾にかけて赤いラインが美しいが大きくなると凡庸になる。来年再度海に返すつもりである。(誰か欲しい人上げます)

レスプレデントアンティアス。なんと美しいハナダイかと当初は思った。この子は丈夫でなんでもたべる。それでいてピンクの美しい姿をミドリの多い水槽に1尾のみでデモンストレーションしながら生きているので存在感は大きい。しかし照明やけをおこし背中はやや黒ずんでいる。価格も高価ではなく適度に活発で適度におとなしいのでお勧めの魚である。