ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集を聴く

  楽聖ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェンは、言うまでもなく西洋古典音楽に革命をもたらした天才である。ハイドンやモーツァルトが創り出した形式に、初めて人間哲学と精神世界とを取り込んだ、とも言われている。
 彼は弦楽四重奏曲を16曲も残している。ピアノ作品と比べて、音楽的に成熟してから作曲されたこれらの作品群は、他のジャンルと比べても内容が濃い。
 しかしながら、交響曲やピアノ・ソナタなどと比べて、曲種が地味(2人のヴァイオリン奏者、ヴィオラ奏者一人、チェロ奏者一人)なせいか、扱われ方が小さい気がする。もちろん、室内楽曲というジャンルであるから、その手の名盤大全ではさまざまな批評家が各曲毎、全集という形でも推薦盤をピックアップしてはいるけれど、各楽章ごとに演奏を比較するような本やサイトには出会ったことがない。演奏に関して言えば、信頼に足る研究ページがなかなかない、と言っては言い過ぎだろうか。
 そこで、本サイトではベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲の演奏を聴き比べ、決定盤の選別や演奏の可能性などを議論することにしたい。
  (浅学ゆえ、未知の団体、未聴の演奏記録は数知れず、日々名演を求めて探求しております。お薦めのディスクがございましたらご教示ください。)

NEW BLOG 弦楽四重奏との歩み NEW

第1回 弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 作品131

第2回 弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調 作品135

第3回 弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 作品130

NEW 第4回 「大フーガ」 変ロ長調 作品133 NEW

第5回 弦楽四重奏曲第15番 イ短調 作品132

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第7回 弦楽四重奏曲第10番「ハープ」 変ホ長調 作品74

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第9回 弦楽四重奏曲第9番「ラズモフスキー第3番」 作品59−3