みずむし(水虫、白癬)
  • みずむしは、皮膚糸状菌の中でも原因菌として一番多く分離されるのが白癬菌属trichophytonです。この糸状菌が皮膚の角質にはいりこんで増殖し、みずむしの症状を引き起こします。基本的に身体のどこにでも生じますが、中でも手、足、陰部、爪などが好発部位です。
  • 手や足、陰部などに生じたみずむしは、基本的には塗り薬を根気よくつけていただくと、治っていきます。ただし、糖尿病をお持ちの方は治りにくいことがります。またみずむしの塗り薬はかぶれることがありますので、塗ってよけいに赤くなる、ひどくなるなどの症状がでた場合は。ただちに使用をやめて、皮膚科を受診しましょう
  • 残念ながら爪にはいってしまったみずむし(爪白癬)は、塗り薬では治すことが非常に困難です。10年くらい前までは、飲み薬をしてもなかなか改善しませんでしたが、最近ではとても効果のいい飲み薬ができ、爪白癬の8〜9割が飲み薬で治すことができます。ただし、すでに内科等でもらっておられる一部の飲み薬と一緒にのむことができないことがありますし、肝臓が悪い方は飲むことができません。爪のみずむしかな?飲み薬で治そうかな?と思われた方は、皮膚科受診の際、お持ちのお薬手帳や検査データをご持参いただくと、とても助かります。

料金(保険適応)

  • 保険適応がありますが、1ヶ月分の飲み薬代は、だいたい3500円〜12000円くらいです(検査代診察代含まず)。
  • *爪みずむしの程度にもよりますが、内服期間は3ヶ月〜1年半くらいかかります。
    *1〜3ヶ月ごとに採血が必要です

症例写真

症例1

   
イトリゾールという内服薬で治療しました。右は8ヶ月後の写真です。

症例2

      
ラミシールという内服薬で治療しました。それぞれ内服前、内服後6ヶ月、内服終了1年後の写真です。爪の変形もなくなり、とてもきれいになっています。