2011年1月8日(土)、9時30分から12時まで東京池袋の豊島区民センターにて、読書のアニマシオン研究会2011年1月月例学習会が開かれました。
40人の参加者でしたが、楽しいワークショップに参加していました。
本の紹介
まずはじめに、私渡部から、「アニマシオンに使える本の紹介」がありました。
テーマ「食のアニマシオン」
アニメーター 小山公一(元暁星小学校教諭)
当日配布の資料から
ねらい
日頃、口にしている食べ物について考えてみたいと思います。何気なく食べている物がどのようにして生産されているか気にせずに口に入れてしまうことがあります。まして、子どもたちは、何も考えずに食べていることと思います。
今回は、おやつや食後のデザートになることが多いバナナについて考えてみたいと思います。日頃から見慣れているバナナだからこそ改めて調べたりすることは少ないのです。バナナに対する知識を持たなくても食べるということには、何の支障もないのです。「みんなが食べてるもの」、「見慣れているもの」という安心感があるのでしょう。

しかし、バナナについて調べてみると、おもしろい発見があります。それは、バナナにも社会の変化とともにバナナも変わってきたのです。どのような変化があったのかを調べることによってありふれたバナナの新しい面が見えてくるでしょう。バナナひとつのことからいろいろな食への関心が出てくることと思います。子供の時から食についていろいろな興味を持つことはとても大切なことだと思います。
主な活動
1,食感を表現している言葉に注目し、その言葉に合う食べ物を見つける。

詩『たべもの』中江俊夫の作品を読みます。
グループに分かれて、ワークシートの答えを考えました。
『たべもの』幼児絵本シリーズ 中江俊夫・文 伊藤秀男・絵 福音館書店 1994年1月 ISBN : 4-8340-1236-0
「もこもこさといも、ほこほこさつまいも、はりはり大根、ぱりぱりたくあん」
というように食感を言葉で表した詩の絵本です。
2,絵本を読んでゴリラが食べたものを見つける。
絵本『ぼく、なにをたべてたかわかる』(みやにしたつや作絵 鈴木出版

絵本の一部を隠して、読みながら。食べる時の音や食べ残したものから、ゴリラが食べたものをあてていく活動です。
ワークシート答えを埋めていきながら、楽しく活動できました。
3,絵本を読んで、リンゴとバナナの違いを考えてみよう。
『りんごのぼうけん バナナのねがい』(かこ さとしたべもの絵本 かこさとし作 村松ガイチ絵 農山漁村文化協会 1987年.10月 ISBN : 4-540-87076-9
リンゴとバナナの違いやバナナのイメージをグループに分かれて出し合って、話し合いました。

その後、グループごとに発表し合いました。
4,違いを確認してから、バナナの願いをバナナの気持ちになって表現してみよう。
ワークシートにバナナになりきって、バナナが思っていることを書き出してから、グループで話し合いました。
すべての活動が終わってから、アニマシオンについて意見を出し合いました。
バナナの生産の様子などのもっと詳しく調べるとなると、何時間か活動を続けなくてはならない。
今日の活動は、もっと詳しく調べようとするときの導入的な活動であり、その意味では、イメージが作られればそれでいいのではないか、という意見も出されました。