アニマシオン研究会月例学習会 ぱーと2

佐藤美智代氏 講演会


010年2月13日(土)午後1時から、東京池袋の豊島区民センターで、アニマシオン研究会月例学習会が開かれました。

 読書のアニマシオンの創始者である、昨年2009年12月31日になくなったモンセラット・サルトさんについて、『読書で遊ぼうアニマシオン』(柏書房)の訳者のひとりである佐藤美智代さんから、モンセラット・サルトさんについてお話がありました。

 モンセラット・サルトさんは、クリエイターであること。スペインでは知名度はかなり高い人であること。がお話しされました。

 モンセラット・サルトさんは、1919年スペインのバルセロナに生まれる。

 マドリード・コンプルテン大学で図書館経営学を専攻した後、青少年雑誌「スーパーヘスト」編集長「YA」新聞児童欄責任者を務める。

 子供を対象とした出版文化への貢献により「スペイン・ジャーナリズム賞」ほか多数の賞を受ける。

 70年代後半より、マドリードのタレントゥム書店主カルメン・オリバレスとともに。「読書へのアニマシオン」の活動を開始する、同時にアニマドーレ養成にも力を尽くす。それらの活動はラテンアメリカ各国にも広がり、1993年朝日国際児童図書普及賞が授与された。

 モセラット・サルトさんは、人民戦線とフランコ独裁政権との内戦であるスペイン内戦を身近に体験し、その原体験が、読書へのアニマシオンの基になったといいました。

 モンセラット・サルトさんは、ピアノが堪能で、芸術的な志向が強かったのだが、マドリード大学の新聞学科に進み、ジャーナリストの資格を得ることになる。

 雑誌の編集の仕事をしながら、モンセラット・サルトさんは、OMPという国際プロジェクトの編集長を1940年代から1997年まで続けている。

 モンセラット・サルトさんは、お互いに思いやりを持って接すること、いじめないこと、それぞれの人が持つ良いところを認め合うこと、決して人を差別しないことを、お話ししていたといいます。

 モンセラット・サルトさんのお話をされたあと、IBシンガー作の『よろこびの日』(岩波少年文庫)から「洗濯ばあさん」について感想を語り合い、そこにこめられた主人公の洗濯ばあさんからモンセラット・サルトさんの思いを感じ取りました。


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