読書のアニマシオン全国研究交流集会


 2011年10月1日(土)東京の明治学院大学において、「読書のアニマシオン全国交流研究集会」が150名の読書や図書館に関心を持つ方が集まりました。東京近辺はもとより青森、高知、鹿児島、沖縄、金沢、など全国各地からアニマシオンの実践を展開されている方々が集まりました。

基調講演

 種村エイ子氏(子どもの本かごしま、鹿児島国際大学短期大学部教授)

椋鳩十との出会いのこと、自らがガンを患った体験を通して、命について考え続け、読書に関わりを持ちながら命について語り続けてきたこと、その中で2005年に出会ったアニマシオンのこと、その後7年間、鹿児島でアニマシオンの活動が広がり、2010年10月から年3回アニマシオンの研修会を開くに至った経過を報告されました。 



シンポジウム

午前中は、「子どもの心に本を届ける」というテーマでシンポジウムが行われ、子どもの本かごしま代表の種村エイ子さん、青森でアニマシオンを中心に読書教育を展開してきた青森アニマシオンクラブ(アズマシオンクラブ)の佐々木朝子さん、沖縄アニマシオンクラブの山内絹子さん、高知でアニマシオンを実践している菊池一朗さん、アニマシオンクラブ代表の明治学院大学教授の岩辺泰吏さんをシンポジストとして各地での活動報告や読書教育をめぐる課題について話し合いがなされました。

 その後、「青森アニマシオンクラブ」の佐々木朝子さんから、青森で2008年8月から、月一回例会を実施して、会報を発行していること、授業実践を通して研究をしているという発表をされました。


続いて「沖縄アニマシオンクラブ」の山内絹子さんから沖縄で10年前以上から続けられたワークショップや研究会について発表されました。確実に全国各地にアニマシオンの実践が広がっていることを実感する内容でした。現在、学校現場は忙しく、ゆとりがないことが大きな問題であるが、本を読むことの楽しさを伝えるだけでなくすべての教科でも広げていくことによって、教育現場が元気になり生き生きとしてしてくるという展望も見えてきました。

 アニマシオンのワークショップ

   
 私の学校図書館づくり
鹿児島市立武小学校図書館司書 福田瑞代氏
 様々な工夫をして学校図書館を運営している様子を発表しました。
 ブックトーク
アニマシオンクラブ東京の廣畑環氏
風というテーマでブックトークの実演をしました。
   
 美術のアニマシオン
アトリエ木の日絵画教室・埼玉 原口比奈子氏
シャガールの絵を使った楽しい活動でした。
新国語教科書を授業でアニマシオンを生かす
明治学院大学 岩辺泰吏氏、
前川崎市立白幡台小学校司書教諭 渡部康夫
国語の教科書から「図書館へ行こう」と「宮澤賢治を読む」の2つのワークショップを行いました。
 

 午後からは、7つの分科会に分かれてアニマシオンについて体験しアニマシオンの研究討議をしました。前半は「学校図書館づくり」「ブックトーク」「美術のアニマシオン」「沖縄の笑いでアニマシオン」後半は「アニマシオンを新国語教科書の授業に生かす」「特別支援教室でアニマシオン」「子供の夢大人の夢、中学生の夢でアニマシオン」の7つの分科会で、参加者は、熱心に楽しそうに活動に参加していました。
 私渡部康夫も、「アニマシオンを新国語教科書の授業に生かす」という分科会でアニメーターとして、「学校図書館に行こう」という単元の実践を発表し、参加者が子供の役になって体験する、ワークショップをしました。
 アニメーターとしても楽しい時間を過ごす事ができ、有意義な一日でした。
                       


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