私が、読みたい本は・・・・・・・・ 
 『○○』ってどんな本


1,作戦の意義とねらい

 新しい教科書には、図書館を使った学習が多く取り入れられている。3、4年の国語の学習には「図書館へ行こう」という単元があり、図書館で本を探して、探した本を紹介し合うという、学習がある。
 図書館で読みたい本や調べたいことが載っている本を探すために何を手がかりにするのかを探求させる学習である。調べ学習の際には、目次、索引などの活用がよく指導する内容として指摘されるが、読みたい本を探す際にも、同じように本に隠されたものが手がかりとなるはずである。
 図書館に行って本を探すとき、手がかりになるのは、本の題名と表紙である。そして目次や奥付、見開きなどを見ると、もっとくわしくわかるものである。
 まず、それらの一次情報をもとに本の内容を予測して、本を読み始めるのである。
 この作戦は、子ども達が、読みたい本を選ぶ方法を知り、今後の読書生活に役立てようとするものである。あわせて、本というメディアが持つ特性を理解し、特性をわかった上での活用をさせたいと願うものでもある。

2,用意する物

10冊程度の図書(子ども達が、読みたい知りたいと思わせる内容が題名になっている本を選ぶ)、書名を書き出したカード、その本の山場のさし絵をコピーしたカード、目次のコピーのカード

3,作戦の内容

@ 書名を書き出したカードから、グループで相談して読みたいと思う本のカードを選ぶ。
どうしてその本が読みたいかを話し合う。
A グループごとにそれぞれの本の山場のさし絵のカードを選び、どんなお話か想像する。
想像したお話を発表しあう。
B もっと、内容をくわしく知るためには何が必要か考える。
(目次があれば、ストーリーがわかりそうだ。)(奥付や表題紙を見ると作者、出版社、発行年などがわかる)(前書きや後書きを読むと作者の意図がわかる)など
C 目次のカードをグループごとに渡し、目次をもとに、どんなストーリーか、どこが、  おもしろそうかを話し合う。
D 実際の本を渡して、表紙(カバー)を見たり、パラパラめくってみてどんな内容の本  か想像してみる。
E 本には目次のほか、「カバー(表紙)帯 見返し 奥付 」などがあり、それらを元  にしてどんな内容の本か予想でき、本をえらぶことができることを確認する。

4,この活動のあとの学習

 この作戦を行ったあとに、10冊程度の本を読ませるだけでなく、実際に図書館で本をえらばせ、本を紹介させる活動につなげたい。
 実際に、図書館に行くと、本の背にはラベルがあり、日本十進分類法に基づいた分類番号や著者記号が記載され、そのラベルに基づいて本が並べてあったり、おすすめの本のコーナーがあったりする。そのように図書館の実態に合わせた本を探すヒントがあることも補足して説明したい。
 子ども達が本を探すときに困ったことや、うまく探せなかったことなどを話し合うことも大切な活動である。学校図書館には何千もの本があり、その中から必要な本を探すこと難しいことを体験する中でこの学習(作戦)が意味のあるものとして認識できるものと思われる。


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