西表島 祖納の節祭(シチ)
昨秋、映画「地球交響曲 第五番」のスチールの仕事で西表島を二度訪ねた。
一度目は9月、映画の出演者である草木染織家・石垣昭子さんの撮影で。そしてニ度目は11月、島に三百年以上も続いている節祭の撮影のためだった。
国の重要無形民俗文化財に指定された祖納の節祭は、毎年旧暦九〜十月に三日間にわたり行われる。二日目の「世乞い」は海の彼方から神を迎え、五穀豊穣や人々の健康を祈願するもので、祭場となる前泊浜では、勇壮なフナクイ(船漕ぎ競争
)をはじめ、さまざまな伝統芸能が奉納される。
写真はアンガー巻踊り。頭からすっぽりと黒衣を被ったフダチミと、藍型の打ち掛け姿で太鼓を打つニートゥイと呼ばれる人を先頭に、女性たちがゆっくりと輪を作って踊る。
>>ふぇみん femin 2004年6月5日 第2727号1面に写真と文 掲載
※2005年度の節祭は11月11日(金)〜13日(日)の3日間です。