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インストールと基本的な使い方
WinTpicは,堀井雅司氏によって作成されたフリーソフトで,その名前の通り,Windows環境で動作します.Windows 95からWindows XPまでならば,問題なく動作すると思います(Windows Vistaは未確認).WinTpicを用いれば,マウス操作で描いた図形をTeXのTpic Specialコマンドに変換したファイルを作成できて,それをTeXファイルに挿入することによってTeXで図形を描けます.
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WinTpicをインストールしたいフォルダを作っておきます.ここでは,C:/wintpic/というフォルダを作ったとしておきます. Vectorの WinTpic for Windows95 にアクセスして wt308w95.lzh という名前のファイルをダウンロードして,C:/wintpic/に保存します.そのファイルC:/wintpic/wt308w95.lzhを解凍する(標準的なWindows環境ではダブルクリックする)と,次のように,readme.txt,WTPIC.EXE,WTPIC.HLPというファイルができます.

これでインストールは完了です.WTPIC.EXEをダブルクリックすれば,WinTpicが起動されます.
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インストールできたら,とりあえず,WinTpicを使ってみましょう.長方形と文字を描く方法を簡単に解説します.TeXファイルを保存するフォルダがC:/documents/だとして話を進めていきます.
WinTpicを起動して,マウスで【Bボタン】を左クリックしてから,白い画面上の異なる2箇所を左クリックします.これで,長方形が描けたはずです.
次に,【文ボタン】を左クリックしてから,長方形の真ん中あたりを左クリックすると,「文字列の入力」というウィンドウが出てくるので,$x^2$と入力して,中央揃えを選択して,【OK】を押します.
次に,【ファイル】を押して,【ファイル保存】を選択します.「名前を付けて保存」というウィンドウが開くので,C:/documents/を選択して,ファイル名にbox.texと入力して,【保存】を押します.
これで,box.texというファイルがC:/documents/に作成されます.エディタでこのファイルを開いてみると,内容は例えば次のようになっていることが確認できます.
●box.tex
%WinTpicVersion3.08
\unitlength 0.1in
\begin{picture}( 12.0000, 12.0000)( 10.0000,-18.0000)
% BOX 2 0 3 0
% 2 1000 600 2200 1800
%
\special{pn 8}%
\special{pa 1000 600}%
\special{pa 2200 600}%
\special{pa 2200 1800}%
\special{pa 1000 1800}%
\special{pa 1000 600}%
\special{fp}%
% STR 2 0 3 0
% 3 1600 1100 1600 1200 5 0
% $x^2$
\put(16.0000,-12.0000){\makebox(0,0){$x^2$}}%
\end{picture}%
次に,次の内容を持つファイルをC:/documents/にtest.texという名前で作成します.
●test.tex
\documentclass{jarticle}
\begin{document}
inputコマンドで\input{box.tex}が挿入される.
\end{document}
box.texとtest.texを同じフォルダに置いて,test.texをコンパイルすると,\input{box.tex}によりbox.texが読み込まれます.このとき,test.dviが作成されて,次のような表示が得られます.
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最大の特徴は,TeXの数式環境をそのまま使えることです.上の例では$x^2$が綺麗に表示されているのが分かります.
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