合気道錬身会南多摩倶楽部(府中市/多摩市) 日誌風Topicsです

2004年 2005年 2006年 2007年  2008年 2009年 2010年 2011年  2012年



04年10月1日から多摩市総合体育館で稽古をはじめました。
少年部も出来て、ますます賑やかな倶楽部へと変貌です。
・・・稽古場所:多摩市総合体育館(東寺方588-1)
・・・稽古時間:毎週金曜日18:00〜19:00少年部、19:15〜20:45一般部
・・・※体育館の都合で稽古日が月曜日になる場合もあります
・・・(その他は倶楽部の概要ページ参照)
少年部の稽古は、まずもって合気道を好きになってもらうのが目的ですから、
そんなに厳しい稽古はしません。
厳しい稽古、激しい稽古が出来るのは、合気道が大好きであることが
大前提だからです。
倶楽部では、長く長く合気道に親しんでもらうための、気持ちの土台創り
として少年部の稽古を位置づけています。
とは云うものの、道場内での態度や姿は武道心に適ったものでなくては
なりません。その辺はほんの少し厳しいかも。
また、少年部は親子で参加してもOKです。


04年12月25日倶楽部の納会を聖蹟桜ヶ丘の居酒屋でおこないました。
暮れの忙しい中、多数参集していただいて有難うございました。
クリスマスだというのに、彼氏、彼女、家族とのひと時を割いてまで
納会に来て頂いた方々(!)の心意気を多とします。
何名かは二次会、三次会、四次会と果てし無く宴会が続いて、納会なのに
ちっとも納まらなかったと聞き及んでおりますが、ご苦労様でした。
まるで人数の多い自由技のかかり稽古みたいであります。


05年1月16日養神館本部の鏡開きが本部道場で開催されました。
倶楽部からは4名が参加しました。
「方々に大いに愛想をふりまいていらっしゃい」との言葉で送り出された面々は
それよりなにより、前に千田先生が「鏡開きの時はお汁粉の餅でビールを
飲むと結構イケます」と仰っていたことを密かに実証すべく出発。
「成る程イケる」「千田先生には恐縮ながら、こりゃイケない」と
宴会の間中、二ヶ条の締め方の研究をしている時のような顔で餅とビールを
交互に口に運び続けていたと、漏れ承っております。
「愛想ふりまき」の指令はどうなったのでありましょう。


05年4月9日府中道場の稽古後に体育館隣のいこいの森でお花見を挙行。
前日多摩道場の稽古後、会員何名かで集まってお弁当やら飲み物やらの
支度を、していただいたとのこと。
お花見出席者全員で大いに感謝。(一同礼)
天気にも恵まれて心地の良い春の一日でありました。


05年5月8日浦安市合気道連盟の演武会に参加。
今回は演武だけではなく様々な武道の先生方による講習会が行われ、
倶楽部の参加者も養神館とは違ったスタイルの合気道を体験してきました。
自分の中では自分の修める武道が唯一絶対のものであっても、
リアルには多の中の一であり相対的にしか存在し得ないのであってみれば、
傲慢で、実は小心で、滑稽で、御しがたい程の自己絶対化に陥らぬため
にも、時に他武道の風を身に受けてみるのも必要なことの様に思われます。
このような機会を与えてくださった龍の安藤先生に感謝。


05年6月9日養神館創立50周年式典が明治記念館でおこなわれました。
倶楽部から6名が参加。荘重かつ盛大、国際色豊かな会合でした。
式典は神妙に、宴会はほんの少々ハメを外して大いに楽しみました。
久しく無沙汰を決めこんでいた古い稽古仲間とも歓談出来て、まさに
時の経つのも忘れる心地でありました。
多摩の田舎者が久々に都会へ出たものだから、当然二次会も23区内で。
仕事で式典に参加出来なかった会員まで合流して、その盛り上がり方
たるや多少肩肘張った風情であるのは多摩者の悲しさであります。
面目無い。京都に初めて出た新撰組連中の心持ちであります。
(「そんなエエもんか!」のつっこみ入る)


05年8月31日7・8月は新入会員が何名か入会されました。
老婆心を少々。(煩いようでしたら、ここ、とばしてください)
それぞれ合気道に対する思い入れは違うでしょうが、せっかく合気道を
始めてみようと思い立ったのですから、なるべくチャレンジ精神おう盛に
稽古に臨んでいただきたいと思います。初めは稽古の中の拘束的な動きや
合気道的雰囲気、武道的言語などにうまく馴染めないこともあるかもしれま
せんが、だからと云っていつまでも自我の領域に引きこもったまま、どこか
第三者的に稽古に参加していては、合気道という非我の魅力をなかなか見つ
けられないものではないでしょうか。
特に合気道は形稽古が主でありますから、まだ合気道的でない自己に固執して
いては、無上のものに練られた養神館合気道の形や個々の技を、自分の身体や
気持ちに染みこませ馴染ませる作業=稽古に、きっと困難や遅れが生じるでしょう。
個性は大事に違いありません。が、求める対象のためには、つまり養神館の技
を我がものとするためには、今現在の、特に身体的個性を棄てるという気概も
必要かと自戒をこめてつらつら愚考いたします。没我に、ひたむきに、現時点
の自己ならざる動きを求めて稽古に打ちこむ体験も、あり、だと考えます。
そう思っていても、身体操作の中でなかなか除けない自己なるものがきっとあります。
棄てようとしてもないかなかふるい落とせない自己のなにか。このようにして残った
ものこそ、真の個性なのではないでしょうか。こうして創りあげたものが「養神館
合気道の技」にして「自分の技」なのであろうと思います。これも、あり、です。
合気道に限らないでしょうが、こういった自己の、否定→再認識、再否定→再々認識
といううねりに高揚感や充足感を見出すのが、武道の稽古を続ける魅力であり醍醐味
のひとつであると思います。
どうか新しい仲間の皆さん、合気道の稽古を単に手足末梢の技術修得プログラム
としてだけ捉えないで、もっと大きな魅力的なものとして捉えてみてください。
養神館合気道はそれに充分応えるだけの内実を持っています。
・・・いや、思わず大言(妄言)を吐いてしまいました。(頭をポリポリ)


05年9月24日第50回全日本合気道総合演武大会が
駒沢オリンピック公園総合運動公園内体育館で開催されました。
倶楽部からは自由技競技演武に1組、ファミリー合気道に1組出場
しました。
自由技競技演武では木刀を持っての演武で、太刀の扱いや作法は日頃
から厳しく稽古しているだけあって、なかなか細心で風格のある演武が
出来たのではないかと自画自賛。翌日の連盟理事・評議員会の後で尊敬する
竹野先生から「なかなかいい門下生が育ってきたな」の一言を頂いた時は、
地味であっても、技法一つひとつを厳格に稽古をしてきたことを一瞬にして
理解して頂ける指導者が、養神館にはちゃんと居るのだと感激しました。
竹野先生! あの一言を宝にもっともっと精進いたします。
ファミリー合気道では親子兄弟会員5名、補助2名、号令係り1名で
賑々しく駆け足で入場。ワッショイワッショイみたいな感じで2分間の演武
を終えて再び駆け足で退場。あっという間に終わった風でありました。
演武の後、子供達からは「もう1回やりたい!」の声があがっていましたが、
ま、また来年な。
全員怪我もなく、演武後の子供も参加しての打ち上げパーティーも楽しく、
台風模様の天気とは裏腹に、晴れ晴れとした充実感いっぱいの一日
でありました。


05年12月24日クリスマスイブの納会と相成りました。
聖蹟桜ヶ丘の「おこぜ」と云う料理屋の和室で開催。
伊勢海老あり、しゃぶしゃぶありの豪華版でありました。
12月に昇級した会員9名のお祝いも兼ねてという設定でありましたが、
もうすでに免状は稽古の時に渡してあるので、なんとなく、おめでとう
ございますの一言であっさりお祝いの儀はおしまい。
で、後は飲めや唄えの、節度ある乱痴気騒ぎも件の如しであります。
ところでオコゼ料理が自慢の、その名も「おこぜ」という料理屋で
の宴でありましたが、その肝心のオコゼ料理を口にした記憶が、何故か
ないのですが・・・。
「そう云えば出ていたような気もするが、出てなかったような気もする」
と云うのが出席者大方の意見でありまして、酔って、卓にあるものを
適当に口に入れていた連中の意見は、まあこんなものであります。
(宴会料理にはオコゼ料理はついていなかったと云うのが、後日判明した
真相であります。念のため)


06年1月15日当年の本部道場鏡開きには9名が参加しました。
大勢の参集者に加えてNHKのニュースの取材が来たりして、
例年以上に盛り上がった催しでありました。
そのニュースに、自分の膝頭が映っていたとか顔半分出演していたと
か、拍手する全身があったとかで、後で夫々自慢するやら悔しがるや
ら大変な騒ぎでありました。どうやら全身像が一番で、次いで顔半分、
それから膝頭という順で偉いようです。膝頭氏も残りの、影さえ映って
いなかった連中に熱い羨望の視線を浴びたりなんかしておりました。
最後の最後に、ビール瓶を持って辺りを眺め回す千田先生のお姿が
ほんわかと映ってフェイド・アウト。
まことに恐縮ながらつい笑ってしまいました。


06年2月5日唐突ですがオルガン奏者の酒井多賀志先生より
CDを頂きました。
「流離/SASURAI」と云う酒井先生オリジナルの、尺八と箏との合奏
を収めたものと、オルガンリサイタル[第5集]です。
「流離/SASURAI」は日本人パイプオルガン奏者としての先生が、伝統楽器
との協奏によって日本文化の真髄に近づこうとする意欲作で、弾むような、
また静かに横たわるような、時に鋭い視線で貫かれるような、また先生のあの
優しげな目で見守られるような、聴き終わってなにやら不思議な高揚感に
つつまれるCDでありました。広大な夜空がオルガンの調べで、箏の音が煌く
流星で、尺八の音が時折満天の星を霞ませる群雲といった雰囲気であります。
(まことにもってありきたりなイメージで申し訳ない)
オルガンリサイタル[第5集]はバッハやフランクを中心にした先生定番の作品で、
パイプオルガンの調べを余すところ無く堪能出来るCDです。特に日本古謡
「さくらさくら」の主題による幻想曲 は聴き応え充分であります。
日頃から、こうするほうが手首制圧の利きがいいとか、ここで一発当てを入れた
ほうが投げの威力が大きいとか、武張ったことばかり考えている弟子共よ、
たまにはこういうCDを聴いて心洗われろ。
リンクのページに酒井多賀志先生のHP入り口がありますので、是非
訪問してみてください。


06年4月1日近くの多摩川河原でお花見を挙行しました。
今年は桜の開花が早くて、もたもたしていたら花見の時機を逸するので
この日の挙行となったのですが、意外に桜の見ごろが長く続いたため、
実は次の週の8日には花見U&ちょい新緑バーベキュー大会を挙行した
のであります。写真は1日の花見のものであります。
倶楽部に、蛇も食すれば虫も食す、その辺の雑草もあらゆるタイプの木
の実も、まさに四足で食さないのは机だけ、空を飛ぶので食さないのは
飛行機だけ、しかし場合によっては食うかもという、兎に角口に入りそ
うなものは手当たり次第に食ってみるアウトドア・サバイバル系の猛者
(女性です)がいて、その「春の新芽を食べると身体に良い」と云う半
強制的なお勧めとご指示により、マメ科の花など食してみましたが、ほ
ろ苦かったり、意外に甘かったりでちょっと新鮮な感じでありました。
こういう春の風情の愛で方もあるものだなあなどと、一同ちょっと感心。
塩辛いのは散歩の犬のマーキングのせいだろうとか、体育館駐車場辺に
あるはなみずきの実が秋に生ったら拾い集めて一食分浮かそうとか、明
日の朝のトイレではさぞや芳しい○○○○・・・(11文字抹消) などと、こ
の後雅趣溢れる会話が続いたのでありました。


06年5月7日浦安市合気道連盟の演武会に4名が参加しました。
龍の演武会には毎年参加させてもらっていますが、本年で16回目となる
そうで、年々その規模が大きくなっているような印象です。まさに
「登り龍」の勢いを感じさせます。
演武は、参加メンバーの言によれば前日の稽古時の出来を10とすれば、
本番は7か8程度だったとのことです。ちょっとした失敗やら、もたも
たした感じがあったのでしょうが、それでも優秀賛助演武賞を獲得して
きました。おおいにこれからの稽古の励みになることでしょう。
安藤先生をはじめ、演武会開催のために尽力された多くの方々の労に感
謝しながら、頂いた盾と賞状を眺めつつ、その夜は美酒に酔ったという
ことでした。(やっぱり飲んでます)


06年10月28日恒例の全日本合気道総合演武大会が
駒沢のオリンピック公園総合運動公園内体育館で開催されました。
倶楽部からの参加は小中学生演武に6名、基本技競技演武に4名、
自由技競技演武に6名、指導者演武に1名の都合17名の参加となり
ました。例年より1ヶ月遅い開催で、練習時間もたっぷりのはずで
したが、どういう訳かそうもいかず、各演武者はいつもと同じで稽
古不足の不安を抱えたまま本番に突入。しかしまあ、練習量の割に
はそこそこ出来たかといった感想であります。
また来年の演武会に向けて地道な稽古に明け暮れましょう。
例によって打ち上げは居酒屋で、撮影したビデオを見ながらの反省
会。ここをこうすりゃ良かったとか、ここでこうすりゃもっと良か
ったとか、来年はこの点を改善して完璧な演武を期そうとかの言葉
は各々胸に秘め、さっき注文したものはもう来たかとか、自分が注
文した物なのに箸をつける間もなく、もう無くなってしまっている
んだものなあとか、そんなことはいいからガンガン飲みましょうと
か、あちこちで起こるガハハ笑いで全員和んでおりました。
来年、大丈夫かしら。・・・・・・
(「まあまあ、そんなことはいいからガンガンいきましょう! ガハハハハ」)


06年12月27日納会を聖蹟桜ヶ丘の居酒屋で行いました。
年の瀬も押しつまった開催で、しかも平日ということで例年よりは
小じんまりとした会でありました。本年は12月中旬から健康センター
体育館が床の張替え工事のため使用出来なかったため、12月の審査
が2月にずれこんで、恒例の昇級、昇段者の免状授与式もありませ
んでした。と云うことは、きっと3月にお祝いの宴会が改めて開か
れるものと、気のはやい連中はその話題で盛り上がっていました。
ふり返ってみれば本年は、結構地道な稽古の歳だったように思います。
龍の演武会で優秀賛助演武賞を頂くと云う快挙もありました。
来たる歳も心新たに、またまた地道な稽古の日々が繰り返されます。
会員諸氏は夫々の更なる成長を期して日々の稽古に邁進しましょう。


07年1月2日有志による初詣を開催しました。
まずは国立の谷保天満宮に参詣。鹿島、香取の大神宮、春日や八幡大社
と云った武道につきもののお社ではなく、なんとなく縁遠いところの学
問の神様にまず詣でたのがミソ。日頃武張ったことばかり考えている連
中が、神妙な面持ちで菅公の前に頭を垂れている図は、なにやら新境地
を感じさせます。「今年は"考える合気道"或いは立ちどまって"振返る合
気道"でいくか」「なんだその"ひっくり返る合気道"ちゅうのは?」「そ
うじゃなくて"振返る合気道"」「袴の裾がめくれ返る合気道」「猛稽古
の後はこむら返る合気道」「いやいや、せっかくの天神様初詣というの
に、まったくもってあきれ返る合気道」「ガハハハハ」・・・
これではいかんと云うので、次に向ったのは地元府中の大国魂神社。
本殿へのお参りはつるっと済ませて、連中が向ったのは本殿左後方の
松尾社。本年も飲みまくろうという魂胆のようであります。
こうして二社初詣を恙無く(!)済ませた後は府中の中華料理屋さんで
新年会と相成りました。皆さん本年も宜しく稽古に励みましょう。
解散後、さる会員宅での餅焼きの会で4人ほど更に盛り上がったと云う
ことでした。


07年4月7日恒例お花見です。もっとも前週の3月31日にも
お花見をしておりますので、今年も2回のお花見実行となります。
最近は桜の開花、満開の時期が早まっていますし、散るまでの期間が
結構長くて、お花見する身には嬉しいかぎりではありますが、地球温
暖化の影響で気候の変調があると云われていることを考えると、なに
やら心配にもなってくるし、複雑な心境であります。
とは云うものの、お花見そのものは大いにはしゃいで楽しく挙行いた
しました。体育館から近い多摩川土手の遊歩道沿いの桜並木は、本年も
お花見の人出があちらこちらで弁当など広げて、待ちに待った春の陽射
しに頬を緩ませておりました。当然頬の弛みにかけては人後に落ちない
我が倶楽部のお花見連中も、春を満喫です。
河原にシートを広げて土手の桜花の波を眺めると、つくづく恵まれた
環境で我々は稽古をしているのだなあと思います。


07年5月20日毎年参加させてもらっている浦安合気道連盟の
演武会に行ってきました。回を重ねるごとにますます隆盛となって
いく龍の演武会に驚かされます。ひとえに安藤先生をはじめ関係各位
の熱意と努力の賜物と、いつもながらこちらまで熱くなる思いです。
昨年は優秀賛助演武賞を獲得したチームです、などと紹介されつつ
駆け足で入場。どたばたと3分の演武を終えて退場。怪我も致命的な
ボケもなく無事に演武を終えて帰ってまいりました。当然反省会と云う
名の飲み会でその日を締め括ったのは云うまでもありません。


07年9月15日恒例の全日本合気道演武大会が催されました。
今回は小中学生演武に7名、ファミリー演武に7名、基本技競技演武に4名、
自由技競技演武に6名、指導者演武に1名と、重複出場を除くと総勢20名
の参加となりました。
初めての少年部演武出場者も緊張に負けないで、にこにこしながら大声を
出しての演武、立派でした。なかなか全員揃っての演武稽古が出来なかっ
た割には、そこそこまとまっていたと思います。きっと見ていた保護者の
方々もはらはらどきどきしながら、最後は胸にグッとくるものがあったこ
とでしょう。
他の出場者も稽古不足を感じさせない、いい演武だったと思います。皆さ
ん本当にご苦労様でした。ファミリー演武に出た幼稚園児のIちゃん、心
配していたけど、ちゃんと基本動作連続をやりとげました。大変よくでき
ました。(拍手)。来年の小中学生演武、期待しています。
例によって溝口の居酒屋さんでの打ち上げは、緊張から開放されて大いに
盛り上がりました。
年に一度のこう云った行事は実に貴重です。これからも長く長く演武会が
続いていく事を願って止みません。


07年10月21日山梨県合気道演武大会に行ってきました。
第20回大会と云う節目の大会でいつもの雰囲気と違うのかしらと思ってい
ましたが、いつも通りの盛況かつ家族的な雰囲気に溢れた大会でした。竹
野先生は基本動作連続、基本動作関連技、模範演武・基本技、そして最後
の総合模範演武と大活躍でした。山梨養神館の門下生の方々もきびきびと
した美しい演武を披露されていました。
最後の総合模範演武で竹野先生は今回の演武会は基本ということをテーマ
にしているとおっしゃっておられましたが、なるほど要の「基本」と名が
つく演武には自身で範をしめすべく必ず演武されていました。その姿は門
下生の方々にかくあって欲しいという意気と示唆と、なにより愛情に溢れ、
見ていて感動的でありました。このような竹野先生のお姿に日々接するこ
とによって、門下生の方々も指導者との強い絆を意識出来るわけで、こう
して山梨養神館の団結力と技法の見事なまでの統一が達成されているのだ
と、あらためて感得させられました。
演武会後にすぐさま帰路につくはずでしたが、中央自動車道の渋滞のピー
クにつかまる時間を外した方が賢明であると、ちょいと足をのばして御岳昇
仙峡に寄ってみましたが、もうすでに夕闇迫っていて、ほんのちらとしか
その渓谷美を観ることが出来ませんでした。残念。


07年12月22日本年の倶楽部納会を聖蹟桜ヶ丘の居酒屋で行いました。
例年参加の子供2名はお父さんの風邪のため欠席となりました。お父さんは
この11月に念願の黒帯を取得。きっとその審査稽古ではりきり過ぎたものと
思われます。一月遅れで身体にずしんときたのでありましょう。ま、子供等
よ、納会はまた来年もあるさ。お父さん、お大事に。
それでも会員外の参加者も数名あって、例年通り大いに盛り上がりました。
笑い声やら大声の冗談やらがあちらこちらの席から波状的に湧き上がり、ま
るで東京ドームのようでありました。(ちと大げさであります。済みません)
会員外の参加者の方々も、もう稽古で馴染みの顔でありますから、夫々くつ
ろいだ、稽古中の厳しい顔とはまた違った柔和で魅力的な笑顔で談笑の輪の
中に入っておられました。稽古及び納会参加、有難うございます。会の活動
を盛り上げていただいて感謝いたします。また来年も宜しくお願いいたします。
もっとハードな稽古でご恩に是が非でも報いなければと思っとります。
会員の方々も一年間ご苦労様でした。もっとハードな稽古で意気込みに是が
非でも報いなければと思っとります。
乞うご期待!


08年1月2日会員及び稽古仲間数名で恒例の初詣に行ってきました。
今年は稽古場所地元の神社に参詣しようと、聖蹟桜ヶ丘駅近くの小野神社と、
昨年も参詣した府中の大國魂神社の二社へ繰り出しました。
小野神社は源氏縁の神社で、なかなか由緒のあるお社のようであります。
朱塗りの拝殿はなるほど八幡様と同じ雰囲気でありました。2日だった
ためか人出もまばらで、ゆっくりと詣でることが出来ました。由緒書を見つけて
「おお、源氏縁の神社なら武道っぽくてよろしい」と一人ごちると、参詣の面々
は己がじしうなづいておりました。
府中の大國魂神社は人また人の波を予想していましたが、案外すんなりと参詣
出来て、ちょっと拍子抜けの感じでしたが、まあ、結構なことでありました。
例によって松尾社で今年も大いに飲みまくるぞと、全員で一番長く手を合わせて
おりました。
その後、これも恒例の昼食会を府中駅近くのビルの中の中華料理屋さんで開催。
本年の抱負やら目標やらをがちゃがちゃと話しながら、旨酒に酔いしれる面々
でありました。


08年1月27日会員同士で目出度く結婚の儀と相成りました。
新郎は我が倶楽部に入会して足掛け6年目、新婦は大学時代に合気道部
で腕を磨き、その後新郎とめぐり会って合気道を再開、一時文京合気道
クラブに在籍後、新郎のたっての要望で我が倶楽部へ移籍して足掛け2
年目と云うカップルであります。昨年の演武大会ではファミリー演武で
二人仲睦まじい演武も披露しました。
結婚式、披露宴に倶楽部員数名が招待を受け、勇んで出席してきましたが、
千田先生のご挨拶は二人の未来を祝福、激励する含蓄のあるお言葉で
ありました。堅苦しい披露宴ではさらさらなく、いたってくだけた、花嫁
が花婿を呼吸投げで投げ飛ばすシーンに、満場やんやの喝采ありと云う宴
でありました。仕事関係、またご本人方の趣味もあって料理は凝った内容で、
有名シェフの手になる豪華版、新郎新婦手ずからの木苺のジャムがお土産
でありました。二人の気合の入った手作り披露宴に出席者一同大いに満足、
お招き頂いて感謝であります。
末永い幸せを祈ります。前にもまして一層の稽古で、塩田剛三先生の「合
気即生活」の境地を倶楽部員一同に見せつけてください。


08年2月10日「千田先生を応援する会」が新宿京王プラザホテルで
開催されました。参集された方々は400名を超え、その顔ぶれも多彩であり
ました。千田先生は昨年12月で養神館本部を退職され、心機一転、ご自身
の信ずる合気道の在り方に忠実ならんと、この度「養神館合気道錬身会」
を創設されて今年から活躍されています。その千田先生を応援する催しに
こんなに多くの方々が会されたと云うのはまことに喜ばしく、かつ頼も
しい限りであります。
日頃から親しく指導を賜っている我が倶楽部も「応援しまくるぞ」の勢い
盛んに12名が臨席しました。華やかなパーティーを晴れ着姿の面々は楽し
く過ごして大満足。敬愛する先生方、著名な方々、顔見知りの道友、初
対面の道友、久方ぶりに会うかつての稽古仲間との交歓を時間いっぱい
楽しみました。
明けて11日は中野体育館で千田先生の講習会が開かれ、午前の部、午後
の部ともに、これも各稽古団体から多数の方々が参集されました。初め
て組ませていただく方々との稽古は新鮮で、それぞれの団体の真摯な
稽古の様子が、その合わせる手刀、握る手首から伝わってきて、こちら
も改めて稽古に対する気構えを再確認させられると云った、とても素晴
らしい時間でありました。
千田先生を微力ながらこれからも支えて、合気道の楽しみを共有出来る
多くの方々と共に、この先長く長く、この道を歩んでいきたいものです。


08年4月5日例によって道場近くの多摩川河原でお花見です。
千田先生や会員以外の方々も交えて、25名凸凹の参加で挙行いたしました。
先週末が開花のピークと云うことでしたが、なんのなんの、見事な満開の
桜を愛でながらの宴となりました。
各自持ち寄りのちらし寿司や野菜スティック、お菓子、それにメインはふ
んだんな肉、野菜のバーベキュー、焼きソバ、勿論お酒、子供のためのジ
ュース等、実に豪華版でありました。久々に花見らしい花見宴会気分を満
喫です。土手にどこまでも連なる桜が暖かな春の晴天に映えて、気分爽快、
時々髪を乱す風も心地よく、ようやくの春の訪れに、思わず頬も緩んでき
ます。
稽古の後の宴でありますから、当然水分の補給も急ピッチ。バーベキュー
の出来上がる頃には、人間様も同様に出来上がっている連中もちらほら。
外で飲るお酒は回りが早いなどと、回らぬ舌でぐらぐらと喋っておりまし
た。子供は広い河原をかけ回り、帰ってきたと思えば焼きたての肉を頬張
り、またどこかへかけ出して行くといった按配で、冬の間縮こまっていた
気分をここぞとばかり解き放っておりました。
持ち寄りの分担ご苦労様でした。バーベキューセット提供、また煙を厭わ
ないでの炊事係り大変有り難かったです。企画、仕切りも見事でした。総
ての参加者に感謝の気持ちでいっぱいです。合掌。


08年4月27日錬身会所沢教室の演武会に参加しました。
三周年記念演武会と云うことで普段の稽古場ではなく所沢中学校の武道場
での開催でありました。所沢教室は錬身会の中でも一番少年の人数が多い
団体で、カラフルな帯を締めた子供達が浅野先生の薫陶よろしきを得て元
気に演武を披露してくれました。
まずは千田先生による講習会があり、錬身会各団体からも多くの方が参加
されていました。錬身会は千田先生のキャラクターもあって、実に家族的
な団体で、真摯な中にも明るく喜色溢れる雰囲気が特徴でありましょう。
この日の講習会も爽やかな稽古でありました。初級講習会と云うことで、
構えの総点検と云ったことが主題の講習でありました。
演武会は先に云ったように元気な少年部の演武、南多摩倶楽部、錬身会本
部、明治学院大学の賛助演武、所沢教室一般会員の方々の演武と続き、千
田先生の解説演武で締め括られました。春の晴天と参加各位の熱気が所沢
教室の未来を祝福するようでありました。このような清々しい演武会に参
加させていただいたことを感謝いたします。
演武会後の懇親会も賑やかに、あちらこちらで笑いの絶えない宴でありま
した。所沢教室の益々の繁栄を確信する一日でありました。


08年4月29日千田先生の講習会が錬身会本部道場で開かれました。
4月29日の講習会は千田先生が養神館本部におられた頃から恒例になって
いて、随分前からこの日を楽しみにされている方も多くおいでになると聞
き及んでおります。参加者は90人と云う大人数でありました。皆、千田先
生の稽古に飢えているのであります。南多摩倶楽部からも6名が参加。
五月場所を控えてか、両国駅では浴衣姿の力士をあちらこちらで見かけま
した。いよいよ初夏の雰囲気であります。
この日の講習会は後ろ技がテーマで、後ろから持たれた手、肩、肘の操作、
後ろから握った相手の手のどこを攻めるのかと云ったことを主眼に、普段
は組まない他道場の方々と稽古をしました。そう動き回る稽古ではなかっ
たものの、参加者の熱気と意欲で大いに爽快な汗を流しました。
講習会後の懇親会も60名くらいが参加。ひと時でも長くこの仲間たちと同
じ時を過ごしたいと云う熱い思いで、お開きになるまで大盛り上がり状態
でありました。錬身会の新しい仲間、これから錬身会の輪に加わってくれ
るであろう仲間との歓談に現をぬかし過ぎて、結局家まで帰る電車に間に
合わず、タクシー代を奮発するというおまけまでついた、実に愉快な一日
でありました。


08年5月25日錬身会仲間の横浜合気道クラブへ出稽古に行ってきました。
生憎の雨模様でしたが、初めて伺う道場、初めて稽古を共に出来る方々へ
の期待に心は弾んでおりました。
この日は千田先生による審査と講習でありましたが、少年部の審査、六級、
五級、四級、昇級審査と気合の入った審査光景を見せて頂き、皆さんの今
までの真摯な稽古を充分感じさせていただくことが出来ました。課題の技
に詰まる場面があると、見ておられる先輩方の"天の声"があったりして、
クラブ一丸となって受験される方々を応援する様子が印象的でありました。
審査を受けられた方々ご苦労様でした。益々修錬を積まれて順調に昇級、
昇段されんことを祈ります。
千田先生の講習ではこの審査の様子を踏まえて、体の一部だけの力みを極
力抑制して、合わせた手刀、持った手首に自分の全身を乗せる稽古、体の
向きと手の振りかぶりを一致させて動く稽古などで汗を流しました。初め
て手刀を合わせる方々の真剣な態度は、横浜合気道クラブの技術が今後も
順調に継承されていき、クラブが益々隆盛していく予感に溢れておりました。
稽古後の懇親会はさすが横浜、関内駅に程近い中華料理屋さんで幾つかの
円卓を囲んでの和やかな会でありました。ふんだんな料理と飲み物を前に、
初めて卓を囲む方々との話も弾み、和やかな時間を過ごさせて頂きました。
木下先生、福田会長をはじめ横浜合気道クラブの皆様、出稽古を快く受け
入れて頂き、また気持ちのこもったおもてなしを頂き感謝申し上げます。
今度は我々の倶楽部にも是非お出でください。大歓迎いたします。


08年7月21日千田先生の講習会が中野体育館で開かれました。
90名の参加で、広い道場も狭く感じられます。千田先生の講習会はいつも
参加申込み多数で、先生の指導を待ち望んでおられる方々の多さに、定期
指導を頂いている当倶楽部は恵まれていると云う感ひとしおでありました。
浜松や岐阜から参加された方もあり、千田先生の錬身会が全国的な広がり
を見せはじめております。
参加された方々は技術向上に対する意欲が旺盛で、熱心であり真摯であり、
参加する度に、いつもながら自分の合気道に対する姿勢を再確認させて頂
いております。はじめてご挨拶させて頂いた他の会の代表者の方、会員の
方も、錬身会をこれから伴に支えていこうと云う気概が暗黙の内に交感出
来て、頼もしい思いでありました。
千田先生は午前の講習会の後は研修稽古、文京合気道クラブの稽古とこの
日は大忙しで、道着の乾く暇もないと笑顔で仰っておられました。千田先
生の道着がもっともっと乾く暇もないくらい、錬身会の輪が広がっていく
ことを願う拙生でありました。


08年9月14日第一回錬身会演武大会が開かれました。
合気道錬身会は本年出来たばかりの団体ですが、東京に限らず関東、中部、
関西、九州とその傘下団体も全国区となり、この記念すべき第一回演武大
会には総勢400名に喃々とする参加者が参集いたしました。
会場の両国中学校体育館はなんとなく嘗て養神館の演武大会が行われてい
た中野体育館を彷彿とさせる雰囲気で、どこか懐かしい感じさえいたしま
した。錬身会の演武会では基本技競技演武が一級以下の部だけではなく初
段以上の部もあり、黒帯諸氏も上気した顔でその修めてきた技術を披露さ
れておりました。勿論団体ごとの自由技演武、ファミリー演武、壮年者演
武、小中学生演武、それに幼稚園児の演武もあってなかなか賑やかな演武
会となりました。千田先生は当初「ま、第一回目は内輪で地味に」等と仰
っておられましたが、どうしてどうして、なかなか大規模できっちりと仕
切られた演武会でありました。この演武会を成功させるために錬身会では
チームを作って、企画から様々な手配、物資の調達、連絡等をこまめに行
い、チームの演武会を成功させるぞとの意気込みが見事に実った大会であ
りました。チームの皆さん本当にご苦労様でした。
当倶楽部からは25名が参加いたしましたが、基本技競技演武では5組中4
組が予選を突破、一級以下の部で奨励賞を受賞いたしました。夫々の演武
者は十分な稽古が出来なかったとは云え、立派な演武を披露してくれたと
思います。参加者方々、お疲れ様でした。
演武会参加者全員が、錬身会を我々が支えていくのだと云う気概に溢れ、
とても熱い時を多くの方々と共有出来て、この第一回演武大会がこれから
の錬身会の活動に大きな弾みとなることでありましょう。


08年11月23日千田先生の講習会が本部でひらかれました。
この日の講習会では「崩しと固定」と云うテーマで、崩しをかける時の軸、
相対的な力の関係を読む稽古でありました。先ずは片手持ちで相手の肩を
中心に円の軌跡で崩しをかけて、その崩しが引き合いにならないような、
また、かと云って緩みもないような誘導位置を確認したのでありますが、
これは相手との力のぶつかりを避けて、相手が崩されていると云う自覚の
ないまま、結果崩されていると云う状態を目指すものであります。そうや
って崩しが成功すれば、固定の手となるもう一方の手を相手の肩に添える
程度の力で相手を転倒させることが可能となります。
次にこれを踏まえて、片手持ちで相手が様々に引いてくる場合を想定して、
肘肩を固めて引いてくる時、下方に引いてくる時、肘を曲げて強く引く時
等の対応を研究しました。これも相手の引く力に対抗しないで相手に引か
せたいように引かせて、その動きの結果が崩れていると云う状態を出現さ
せるような誘導となります。力のぶつかり合いを避ける、と云う言辞は合
気道では常識的に頻繁に使われますが、これがなかなか難しいことであり
ます。此方に力みがあれば相手の力を充分に読み取れないし、動きに遅れ
をとったりします。結果、相手との関係に無理が生じてしまいます。
半身半立ちで片手を引かせて、それを崩す場合は此方が大きく動けない分
軸と円の軌跡をどうとるかはもっと難しくなります。ついつい必要以上に
大きく動いて力のぶつかり合いを現出してしまうことがあるのですが、相
手の肩を中心に此方の手の動きに無理がない小さな円の軌跡を想定して、
その軌跡を逸脱しないで崩しを掛ける方が理に適っていることも、この後
に確認しました。
相手が両手を持って引いてくる場合の技の一つとして天地投げがあります
が、今度はその天地投げの崩しであります。相手が肘を曲げて強く引いて
くる場合、地の手が相手の肘が延びるような大きな軌跡を取ると、かえっ
て無理な引き合いが生じてしまいます。ですから地の手の軌跡は小さな円
で相手の最大引き位置へと向かいます。崩しでは須らく無理が生じないこ
とが、相手の不測の反応を誘発しない綺麗な崩しとなるようであります。
片手持ち四方投げの場合も持たれた手を最大に活用して相手を崩していく
ことが重要で、その崩しの手(誘導の手)が外れるタイミングで今度は固
定の手で相手の手首を取れば、崩しと固定が綺麗に完了することになりま
す。また片手持ちの正面入り身投げの場合は持たれた崩しの手も重要であ
りますが、今度は相手の脇に滑りこむ此方の肩が固定では重要であり、持
たれた方の手と肩でもって固定を完了することになります。
まあ、こう云ったことを参集された多くの方々と研究するのでありますが、
いつもの講習会同様、熱気と探究心の熱い空気が会場に満ち溢れる講習会
でありました。講習会後の親睦会も何時もの居酒屋さんに多くの方が参集
され、賑やかにその日の講習の復習などそこここで繰り広げられておられ
ました。


08年12月23日錬身会合同稽古納め、納会がありました。
稽古納めは中野体育館で行われ、約80名の参加があって大変な賑わいであ
りました。四方投げから呼吸法まで基本技を参集された各道場の方々と、
各技ごとに相手を代えながらテンポよく行い、なかなか動き応えのある稽
古となりました。他道場の人でも遠慮なくおかしいところがあったら指摘
し合いながら、刺激のある稽古にしましょうとの千田先生のお言葉があり、
これが他道場の初めて一緒に組む方とでも、同じ地平で技を研磨出来る、
技の統一のとれた、技に対する見解の相違がない錬身会の良いところと云
えるでしょう。
生まれたばかりの錬身会の活動の今年の締めくくりでありますから、大い
に熱のこもった良い稽古納めが出来ました。当倶楽部からの参加者も皆意
欲的に色々な道場の方々と組んで、熱心に動いておりました。もっとも、
我が道場は27日まで稽古がありますから、道場生諸氏はまだ気を抜かずに
もうひと踏ん張りいたしましょう。
納会は地下鉄落合駅近くの、養神館時代からお馴染みの定食屋さん(ほと
んどの人は飲み屋さんと認識している)で行われ、これも多くの参加者の
方々は大いに、稽古時とは違った喜色をその表情や動作に漂わせながら、
飲み且つ歓談の声、高らかな笑い声をあげておられました。今年一年はな
かなか激動の年であったのでありますが、納会においてはそう云う年の方
が、話題も酒量も増えるのであります。よって、しこたま飲んでしこたま
話して、しこたま笑ったまことに楽しいひと時でありました。途中で飲み
疲れて、後ずっと寝ていた人も一人あったように思いますが、ま、これも
きっと良い夢をみておられたものと思います。


08年12月27日南多摩倶楽部納会を聖跡桜ケ丘で開催しました。
会場の居酒屋さんに20数名参集して賑やかに、恒例の宴会騒ぎであります。
今年は全日本養神館合気道連盟の傘下から離れ、千田先生率いる合気道錬
身会の多摩道場として活動を始めたその一年目でありました。思い返せば
今年は色々なことがありました。1月には会員同士の結婚、2月の千田先
生を励ます会、千田先生の養神館からの独立と続いて、錬身会の活動に当
倶楽部としても積極的に参加し、季節の節目毎の講習会、9月の演武大会、
それから錬身会の稽古納めまで、まあいつもの年より結構忙しくはありま
したでしょうか。しかしその間、千田先生より親しくご指導を頂き、新し
い錬身会の仲間とも親密に交流をさせてもらって、倶楽部として収穫の多
い1年であったと云うことが出来るでしょう。
錬身会はまだ小さな組織であると云うこともありますが、その仲間意識は
濃く、各道場の交流も盛んで、誰とでもすぐに打ち解けて話が出来るとこ
ろが素晴らしいのであります。今後錬身会の組織の勢が大きくなって
いっても、この家族的な雰囲気は失わないようにあって欲しいと願うので
あります。
さて、当倶楽部の納会でありますが、今年昇級、昇段した人達もまた他の
全会員が大いに意欲的に、より高い合気道を目指して来年の精進を期する
べく、飲んで騒いで高笑ういつもの宴会風景を展開しておりました。本年
1年間ご苦労さまでした。また元気に来年の稽古を再開いたしましょう。


09年1月2日恒例初詣であります。
先ず年頭のご挨拶。
<早いもので、今年も残すところあと11か月とちょっとなってしまいました。
皆様暮れの用意はお済みでしょうか>
と、云うことで・・・、
本年は先ず谷保天神へ参詣して、その後大國魂神社へ回りました。一昨年
と同じコースであります。例によって谷保天神社では頭がよくなりますよ
うにと拝殿に一同で頭を下げてきましたが、一昨年目指したクレバーな合
気道はなんとなく未だ消化不良の感が否めず、それは引き続き目指すとして
も、この際「野暮」に稽古に打ち込みましょうと誓いを立てるのでありあ
ました。どちらかと云うとそっちの方が似合っているようにも思えますか
ら。今年は野暮に、地道に稽古に明け暮れる一年といたしましょう。
大國魂神社は昨年くらいの人出で、世の中にあまり景気の良い話がない歳
は、せめてもの神頼みに参詣者が増えると巷間云われるのでありますが、
ま、大國魂神社の2日の人出はさほどの増加があるようには見えませんで
した。昨日の1月1日は凄い人並みが参道を埋め尽くしていたのかも知れ
ませんが。とまれスムーズに拝殿まで辿り着き、柏手の音もゆかしく参詣
を済ませて、当然例によって松尾社も詣でて、新年会会場のいつもの中華
料理屋さんへと向かうのでありました。
本年は合気道錬身会として2年目の歳であります。1年目はなにかと戸惑
いながら諸事に向き合うことが多かったのでありますが、いよいよ2年目
でありますから真価を問われる歳となるわけであります。錬身会の周辺に
様々な高波横波が打ち寄せることもありましょうが、心して一つ々々に誠
実に対して行けば、きっと将来に長く希望の持てる本年の終りの日を迎え
ることが出来るでありましょう。年初にいきなり年の瀬の心境の話をする
のもなんですが、ま、そういった腹積もりで、本年一年をしっかり過ごし
て行きましょう。亦然稽古常。


09年2月11日本年最初の講習会であります。
場所は昨年の稽古納めの時に使わせてもらった中野体育館であります。中
野体育館はかつて養神館の演武大会が開かれていた処であり、その頃以来
の勝手知ったる馴染みの場所と云うことになります。それはさて置き。
今回の講習会のテーマは小手返しと云うことで、いつもの通り多くの方が
参集されました。まず正面打ちから相手の手を正面で捉え続けながら動く
稽古、相手の側面に転身した後に伸びきった相手の手を小手返しの握りに
捉えつつ、重心移動によって崩しをかける稽古、相手の崩れを次第に強調
していくような小手の返し方、それから投げの稽古と続いていくのであり
ました。
細かな留意点や相手の反応への細心の配慮、技を動作分解して行うことで、
例えば「正面打ち小手返し1」と云う技の一連の運動構造を明確に捉える
ことが出来ます。一つの技をじっくり時間をかけて丹念になぞると云う稽
古は、普段の定期稽古でははなかなか出来ませんが、講習会ではそれが可
能ですし、それがつまり講習会のねらいでもあるわけです。また、そうや
って技の構造が理解出来たら、一つの技の理解が別の技への理解を助ける
と云う稽古構造が生まれるので、結果として合気道総体を理解しようとす
る契機を生成することになると云えるのであります。講習会はそう云う場
であり、参加された方々と、この同じ目的を追っていると云う一体感は、
なかなか得難いものであると思うのであります。
この日は夕方からウチの稽古もあったので、南多摩倶楽部からの参加者は
なんとなくこの日は合気道三昧となったのであります。講習会に参加され
た顔なじみの他道場の方々と中野駅辺で昼食をとって、その後帰ったら間
もなく今度は府中の体育館へと出かけて、再びみっちり稽古でありました。
前日夜遅くまでの仕事。当日朝起きてばたばたと支度して電車に飛び乗っ
て講習会へ。その後帰って寝足りなかった分を補てんしたら、すぐにウチ
の稽古で出かけるはめになった某会員さん、お疲れ様でした。寝て起きて
合気道して、また寝て起きて、またまた合気道して、帰って寝て・・・。寝
て食って合気道に明け暮れた充実した一日であったと思います。その調子
でこれからも宜しく合気道に励みましょうぜ。


09年3月28日・・・早まりました。・・・
開花宣言もあったものだから、この日に花見を挙行(強行)したのであり
ます。開花宣言後、俄かに冬の寒さがぶり返したような日が続いて、桜の
蕾のほころびも遅々として進まず、当日はほんの2〜3分咲き。しかも曇
天の寒空の下で周りに花見の茣蓙を広げた人達も居らず、寂しい本年の花
見と相成った次第であります。題して“おっちょこちょい共の花見”。
バーベキューの火に手を翳す者、ポケットに両手を突っ込んで地団太踏む
者と、およそ花見の宴とは遠い光景ではありましたが、食いもの飲みもの
は豊富で、その点では大満足であります。ま、こう云った花見も一興と笑
いつつ、早、来年の花見を期すのでありました。
それから十日後、多摩川河原の桜並木は満開を迎えたのでありますが、そ
の美しさは例年通り。ま、飲み食いなしで桜を愛でながらのぶらぶら歩き
の花見も、これはこれで味わいがあります。


09年4月18日長年当倶楽部で稽古されてきたYさんの送別会です。
Yさんは当倶楽部はえぬきで8年余に渡って在籍され、その間非才な指導
者を細心の配慮と実行力で献身的に支えて、倶楽部の運営と後進の指導に
多大な貢献をされました。河梁之別に臨んで会員一同、今後のご活躍をお
祈りいたします。
当倶楽部が多摩市総合体育館の多摩道場を開設出来たのは、偏にYさんの
ご努力あってのことであります。ここで稽古を継続する限りYさんの功績
は誰も忘れません。Yさんは少年部の子供達にも慕われ、一般部の会員に
も頼りにされる存在でありました。倶楽部としては大変残念な事ではあり
ますが、しかし惜別の涙を拭って敢えて笑顔で、この送別の宴は賑やかに
始まり賑やかに終幕いたしました。
今後は木更津の方に生活の拠点を移されるとのこと。将来当倶楽部の木更
津支部が開設されるものと、楽しみにしております。
偶に此方へ来ることがあるようなら、その時は是非稽古に参加してくださ
い。何時でも大歓迎でありますから。
貴台が倶楽部から去られる寂寥感、心細さは暫く続くのでありましょうが、
残った者が屹度貴台の作風と功績を守っていくでありましょう。


09年6月7日千田先生の講習会が中野体育館で行われました。
恒例の4月29日の講習会が千田先生の海外指導と重なったため、講習会は
この日に行われたのでありました。暑い日でありましたが、あちら此方の
錬身会道場や他の道場からいつも通り多くの方が参集され、流れる汗をも
のともせずに熱心に打ち込んでおられました。
この日のテーマは“力の流れ”と云うもので、まずは自分の力が構えた手
から前に流れると云う意識の強化であります。手の自然な位置、緩やかな
生理的湾曲を故意に崩すことなく構えることの大事さを、千田先生は強調
されます。籠る力ではなくて、そのような構えから発揮されるところの流
れる力の大切さであります。
次に此方の力を相手に流すと云う稽古であります。四ヶ条を例にとって力
を相手に伝える稽古であります。対抗的にこちらの力をぶつけるのではな
く、此方の力の方向に相手が同調するように導いて崩しをかけるのであり
ます。これは二ヶ条に於いても、小手返しに於いても同様であります。
合気道の技が親和的な力の作用に依って成立している以上、この力の養成
が不可欠であることは言を待ちません。しかしこれがなかなか難しいので
あります。支点をどこにとるかと云うところから始まって、相手の崩れを
誘発するまで、或いは技を完了するまで、この親和的な力が相手に流れ続
けるようにするには、まだまだ多くの稽古と研究と、それに忍耐力が必要
であることを実感させられたひと時でありました。これは自分の邪気を掃
って、相手と和する道を倦むことなく追求する、詰まる所人格形成の道な
のかも知れないなあと、ふとそんなことを思うのでありましたが、そうな
るとますます道の先が茫漠としてくるのでありました。やれやれ。
講習会後の懇親会は昨年の錬身会合同稽古納めの時と同じ、落合の定食屋
さんを借り切って行われ、これも多くの方が参加されて大いに飲み且つ食
い、いつも通りの楽しい時間でありました。


09年7月14日、13日朝に精晟会の寺田精之先生がご逝去されたと
云う報を頂きました。謹んでご冥福をお祈りいたします。
寺田先生は養神館創設当初から塩田剛三先生を献身的に支え続けられた
方であり、養神館合気道の普及に多大な貢献をされた巨星でいらっしゃい
ました。何時も塩田剛三先生に最大の師礼を尽くされていたそのお姿は
厳粛であり爽やかであり感動的でありました。侠儀に篤く思い遣り深く、
そして合気道の厳しい追及者であり続けられた寺田先生は、養神館合気道
を志す者にとっての模範でありました。寺田先生の『図解 合気道入門』と
云う著書は、養神館合気道に入門したての頃の拙生にとって日々の稽古後
に、その日の稽古の要諦を確認するための重要な手引きでありました。
寺田先生のご逝去は慎に残念ではありますが、先生の在りし日のお姿を
胸に、これからも稽古に打ちこんでいくことが先生への何よりの供養で
あると考えます。寺田先生、どうか天より、後進の合気道の稽古をご
加護ください。


09年9月22日第二回の錬身会演武大会が開催されました。
昨年の第一回大会よりも多くの方が参加されていて大盛況であったのは、
錬身会の勢が急速に大きくなっている査証でありましょうか。
会場が江戸川区のスポーツセンターと云うことで、東京の西にある当倶楽
部は東の端へ24名で大遠征でありました。基本技の部、自由技の部、小中
学生演武、ファミリー演武にと、全員が不足がちだった稽古をものともせ
ずに果敢に挑んでいる様子を眺めながら、合気道を本当に好きな連中が我
が倶楽部に参集しているのだなあと云うことを再認識するのでありました。
怪我もなく無事に演武を終えて全員清々しい顔でありました。
千田先生の演武もお人柄から、派手さやけれん味たっぷりと云った演武で
はなくて、錬身会の合気道がどのようなものであるのか、どのような理合
いでそれが成り立っているのかを平明に解説されると云った風のもので、
理路整然としていて抑制の利いた、重厚感のある見事な解説演武でありま
した。錬身会に参集する仲間は、このような千田先生のお姿に魅せられて
いるのであります。
演武後の懇親会もスポーツセンター内の広い会議室を会場として行われ、
久し振りの、遠来の方との歓談を大いに楽しませていただきました。二次
会も西葛西駅近くの居酒屋さんで、千田先生を中心に盛り上がりました。
演武は粛々と剛健に、宴会は侃々と剽軽に、と云うのも錬身会の流儀であ
ります。
さて、飲み足りた者どもよ、では来年の演武会に向けてまた淡々と日常の
稽古に励みましょうぜ。


09年11月23日千田先生の講習会です。
会場は中央区の総合スポーツセンターで開催されました。いつものように
多くの参加者で柔道場2面がゆったりとってある会場も狭い程でありまし
た。今回のテーマは「滑り」と云うことで、此方と相手との接触点が滑っ
て移動することで、相手の体の崩れを誘発すると云うものでありました。
主に側面入り身投げと正面入り身投げを例として稽古をしましたが、此方
の手が相手の体の何処かに触れた後、その手の圧が相手を押すように強く
働かずに、一定の圧を保って相手の体を滑ることで相手の体の崩れを誘発
していきます。相手の対抗的な力を引き出すことなく、その意識の結集点
をずらしていくことによって崩しをかけると云う操作であります。
そもそも関係上の「滑る」と云う現象は、此方の手の一点が相手の体上を
移動すると云う意味と、相手との接触点が変わらずに此方の手を、例えば
手刀から前腕、肘、上腕と云うように移動させながら滑らせると云う二つ
意味があると云うところを踏まえます。尤も技になるとこの二つの「滑り」
が二つ同時に用いられることが多いでありましょう。何れにしても相手の
対抗的な反応を引き出さないことが肝要であります。ここが「力を用いな
い」と云う合気道の合気道たるところで、その謂いたるものは相手との関
係上の対抗を行わないから「力を用いない」のであります。誤解のないよ
うに云っておくと、これは対抗するような「無用な力」を用いないのであ
り、武道であるなら合気道総体として「必要な力」は絶対に「必要」なの
でありましょう。また此方の体を自在に操作出来るようにする「力」も磨
かねばならないでしょう。この辺は論が煩瑣になるのでこれくらいにして。
さて、講習会では意味として以上のことを様々なパターンで繰り返し稽古
するのでしたが、意識しながらゆっくりと「滑る」ことは比較的簡単であ
っても、早い技の中でそれを用いるのはなかなか難しいことであります。
この辺は講習会でやったことを夫々が各道場に持ちかえって深めていくこ
とになりますが、これは我々自身の今後の課題であります。
今迄に行われた講習会の各テーマがどのくらい深化されたかと云うテーマ
で、後日総合的な講習会が開かれれば、各講習が繋がってその成果が上が
るのではないかと考えるのでありましたが、これは本来演武会等でその成
果を披露すべきかな等と考えていたら、二時間の講習会はあっと云う間に
終了するのでありました。千田先生の講習会は詰まるところ、如何に対抗
的な力を排して、相手との親和的な力を養成するかと云う点に集約される
のではないかと考えながら、更衣室に帰って帯を解くのでありました。
講習会後の懇親会も会場近くの居酒屋さんで賑やかに行われ、これも多く
の方が大いに楽しまれているのは何時も通りでありました。


09年12月23日錬身会の稽古納めが両国本部道場で行われました。
錬身会としてはこの日が本年の最後の稽古となります。各道場、団体から
多数の方々が参集されました。
講習会のような、テーマに沿った研究と云うよりは各道場、団体の方と技
をかけあいながら多く交流するのが目的であります。拠って基本技の中か
ら抜粋して固め技、投げ技に逐次相手を変えて2時間、みっちり動き回り
ました。
錬身会は技(技の理合)が統一されてはいるものの、やはり各道場、団体
間には癖のようなものがあって、各団体の指導者は千田先生の指導を細心
に、忠実に夫々の道場の稽古に反映させる必要があると自戒を込めて感じ
たりするのでありました。真摯に稽古に打ちこむことはとても大事であり
ますが、その真摯さには色々と種類があるようであります。上達論に裏打
ちされた真摯さと云うものを少し考えてみたいと思うのでありました。
それはさて置き、多くの方と技を通して交流するのは大変楽しい時間であ
ります。当年最後にこう云う時間を持てたことを感謝いたします。また来
年も、大いに切磋琢磨して錬身会の名を皆で大きくしてまいりましょう。
稽古後の納会は何時もの居酒屋さんでほとんど貸し切り状態で、これも大
いに盛り上がりました。来年のさらなる錬身会と会員皆様の飛躍を期して、
飲み納めの食い納めに時間の経つのを忘れるのでありました。


09年12月26日南多摩倶楽部の納会を執り行いました。
一年を振り返れば道場の活動は比較的落ち着いた年であったと思います。
その分、会員諸氏の境地は進んだことでありましょう。昇級、昇段された
方々はそれなりの満足感を得た年であったでしょうし、そうでなかった方
々も充実した稽古を振り返れる一年であったことと思います。しかしまだ
先は長い訳でありますから、来年の更なる飛躍を期すことといたしましょ
う。合気道に終着点はないのでありますから。
この日は稽古があったのでありますが、稽古は基本技の抜粋をポンポンと
テンポよく10本ほどおこなって本年最後の汗を絞り出しました。来年の汗
の出し初めは1月6日からであります。皆うち揃って元気な顔で再会いた
しましょう。
納会は府中の沖縄料理を出す居酒屋さんで、多数の参加を得ていつもの納
会同様盛り上がりました。泡盛と沖縄料理に舌鼓を打ち、昇級者の紹介で
掌を打ち、話が盛り上がると膝を打ちで、さながら当身の稽古のごとくで
ありましたか。・・・んな訳は、ないか。
とまれ、本年一年お疲れ様でした。来年が善き年でありますように。


10年1月3日有志で初詣に行ってきました。
今年も谷保の天神さんと府中の大国魂神社であります。正月3日であった
ためどちらもスムーズに参詣出来ました。
クレバーな合気道の更なる進展と、無事にこの一年稽古が出来ますように
と云う願い、それに今年も美味い酒がたらふく飲めますようにと云う願い
をゴニョゴニョ合わせる掌に込めながら二礼二拍手一礼であります。その
後は恒例のおみくじ引きで、やれ大吉だ中吉だとワイワイやった後、新年
会はいつもの中華料理さんでありました。ビールで乾杯してふんだんな料
理に舌鼓の様子もいつも通りであります。
この「いつも通り」と云うのが大切で、それを倦まず続けることで新しい
境地が開けるもののようであります。稽古も厭かず倦まず淡々と繰り返し
ていると新しい展開が待っているものなのでありましょう。ま、宴会の方
で新境地を開いてもあんまり自慢にはなりませんことを、最後に一言して
おくものであります。


10年2月11日本年初の千田先生の講習会が行われました。
会場はこのところお馴染になった中央区スポーツセンターです。何時も通
り定員を越す応募があり、大盛況でありました。
今回は呼吸力と呼吸法と云うテーマで行われ、千田先生は「相手との関係
の中で発揮される集中力」であると呼吸力を明確に規定されます。神秘的
で曖昧な絶対力と考えがちな合気道独特の「呼吸力」を、相手との関係の
中で成立する力=相対力であるとされるところは、合気道を、先ずは武道
として捉える立場が表明された、明快な規定であると云えます。
相手との繋がりで「緩み」がとれた状態をつくり出し、それ以上でもそれ
以下でもない緊張状態が呼吸力の発揮される契機であり、この感覚を養成
することを第一の課題として、我々は日々の稽古に取り組むことが必要で
ありましょう。その緊張状態を創りだせてこその集中力であります。講習
会は、そう云った感覚を実感するところから始まるのでありました。
次にその緊張状態に力を作用させれば、澄みきった水面に一滴の水を落と
すがごとく、その力が軽くても充分相手を崩す波紋を広げられるのであり
ます。この力を、此方の全身を使った集中力として相手の一点に作用させ
るなら、それは威力のある「技」となって現出するのであります。
「呼吸力」とは、先ず力を作用させる最適な状態を創り出し、そこに全身
の統一された力を作用させることで成立するものであり、まさに「相手と
の関係の中で」発揮される力であると云えます。と云うことは「関係を創
る」と云う所謂「つくり」と云う条件と、全身の力が統一的集中的に発露
出来る体を錬ると云う条件二つが揃ってこそ、初めて発揮出来るものなの
であります。これは普段の稽古方法を見つめ直す、大いに示唆に富んだ規
定であると考えられます。
呼吸法も、そう云う流れから稽古法を受け止める必要があるでありましょ
う。相手の「出す力」と「固める力」に対する方法も、自ずから違ってく
るでしょうし、座法の呼吸法が5種類あるのは、そう云った意味合いを込
めてのことであります。これを踏まえなければ、夫々の呼吸法を鍛錬する
意味が喪失してしまいます。特に受け側の心がけが大事な要素であり、仕
手の稽古に資する受けをとらなければ、呼吸法と云う鍛錬法を行う意味が
ありません。千田先生は呼吸法は鍛錬法であり「技」ではないのだから、
受け側は倒れないのが偉い訳ではないと、笑いながら仰いました。受け側
の心構えとして銘記しておかなければならない点であります。
講習会後の懇親会も件の居酒屋さんで、盛大に和やかに行われたのは、い
つも通りのことでありました。


10年12月31日いやあ、すっかりサボってしまって。・・・
来年は一生懸命ここも記述していきますので、宜しくお願い致します。


11年2月11日本年最初の錬身会講習会が中央区スポーツセンターで
開催されました。
午前中は指導者講習会、午後からは一般講習会とあり、また当日夜は我が
道場の稽古もあって、この日は一日中合気道三昧でありました。
朝から雪の舞う寒い一日ではありましたが、指導者講習会、一般講習会共
に多くの参加者があり、その熱気で雪も積もる暇もないと云った感じであ
りました。しかし一般講習会を終えて我が道場の稽古がある多摩市に向か
う途中、降雪は勢いを増し、新宿を過ぎる頃には街の装いは夜の闇にほの
蒼い雪景色となり果てるのでありました。
この雪も我が道場の稽古の熱気で溶かしてしまえと、電車の窓から空を眺
めて思うのでありましたが、しかしまあ、矢張り寒い一日ではありました。


11年4月24日先の震災の影響で多摩市総合体育館が使えないために
多摩市立武道館で特別稽古を行いました。
13:00より講習稽古として、正面打ち一ヶ条抑え1を5挙動に分解して、各
動作の要領、注意点、姿勢のとり方と崩れの防止等を細かく繰り返しました。
動作を分解して行うとそれなりに強い線が創れて動きの中にもそれが崩れる
ことなく反映出来るのですが、全体を一挙動動作として行おうとすると、分
解動作の線の強さを喪失してしまいます。これをどう云う方法で(段階的稽
古で)止揚するかと云う処に稽古の要があるのだと思われます。各自の工夫
を期する処であります。
14:30からは何時もの一般稽古を行いましたが、4月30日に審査を控えた方は
審査稽古と云うことで、少年部の子供も、一般部の大人も真摯に稽古に取り
組んでおられました。今回の審査はなかなか稽古時間が不如意であったため、
その取り組みも何時になく気合いの入ったものでありましたか。
多摩市立武道館は杜の中の綺麗な武道場で、三方が広い硝子窓となっていて
明るい雰囲気の素晴らしい道場でありました。200畳と広さも申し分なく、
引き出し式の観覧席までついておりました。また折があったらこの道場で稽
古したいものであります。


11年10月9日第四回錬身会演武大会が開催されました。
今回も当倶楽部から競技演武、自由技演武、ファミリー演武、小中学生演武と
20名程の出場となりました。各演武者は例年通り気合いの入った演武を披露し
てくれました。今年思い通りに演武出来なかった人は、また来年を期して稽古
に励みましょう。
特筆すべきは、大体に於いて、女性会員が少ないのが当倶楽部の特徴でありま
したが、今年の演武会の自由技演武には、女性メンバーだけでつくった組が出
場したと云うことであります。これは歴史的快挙であろうと、秘かにほくそ笑
むのであります。よって、競技演武にはそのあおりをくらって、むさ苦しい野
郎どものみの出場でありましたが、これは致し方がないことなのであります。
野郎どもも、まあ、来年も頑張れよ。
毎年9月に行われていた演武会でしたが、今年は震災の影響等で10月の開催と
なり、小学生は学校行事等と重なったりで、都合のつけられなかった人もあり
ましたが、まあ、例年通りの盛況でありましたか。


11年11月23日恒例の錬身会講習会が新宿のコズミックスポーツセンター
で開催されました。
当倶楽部からは2名の出席でありました。
稽古における受けの重要性と云うのが今回のテーマで、形稽古を旨とする合気
道においては、理合に則った受けの重要性が、稽古の質を決定するとも云える
でありましょう。千田先生が強調されるのは「素直な受け」であります。
受けに理合への無理解、無頓着、或いは「邪心」があると、形の意味を喪失し
て仕舞います。特に初心者の場合、先ず以って形を正確に受容、理解、模倣す
ることが重要であるのは云うまでもありません。これがなければ相手の力の所
在もその処理の仕方も、相手との武道的関係性も学べないことになります。
正確な形の再現が基本中の基本であり、それが成された後に変化を学ぶと云う
のが素直な道筋であって、受けがいい加減であると、この基本のところが疎か
になって仕舞います。疎かにしか学んでいない基本を以て次の変化を学ぶとす
るなら、これはもう上達とか云う地平にも上がらない武道ごっこでしかないで
ありましょう。
稽古における受けの重要性とは、つまりは稽古する相手に対する礼でもあり、
誠意でもあり、責任でもあるのであります。是の故に互助とか、親和とか、協
調とか云う合気道的心性が養成出来るのだと思うのであります。


11年12月25日本年最後の行事である納会が、調布のスリジェと云うレス
トランで開かれました。珍しく洋菓子とフランス料理の立食形式のパーティー
となりました。会員の一人がシェフと親しいと云う事なのでここで開催の運び
となったのでありましたが、ふんだんな料理とケーキと、洋酒、ワイン、日本
酒で大いに盛り上がりました。
クリスマスだったので、ケーキの上には小さなサンタクロースが立っておりま
した。家族サービスを忘れて納会で騒ぐ連中を静かに咎めるように。・・・
本年は3月の震災で稽古不如意な月もありましたが、それでもまだ稽古出来る
事の嬉しさを噛みしめる一年だったと思います。今年昇級、昇段した方々は、
来年は更なる技術向上を目指してください。また会員夫々、新たな合気道の境
地を開くべく、稽古に真摯に取り組み、来たる歳が忘れられない歳となるよう、
更に更に、精進いたしましょう。
合気道は大きな喜びや充足感を求めて真摯に取り組めば、それを確実に与えて
くれる武道です。と云うことは、求めない人には何も与えてはくれません。ど
うせ合気道に取り組むのであるからには、その合気道の恩恵に大いに浴さんと
する積極的な稽古態度や気概や慎戒が必要でありましょう。稽古者全員、そう
云う認識を再確認して、大いに来年の己が飛翔を期していきましょう。


12年1月2日恒例の初詣です。
昨年は色々都合があってお休みでしたが、本年は2年ぶりの復活となりました。
これも何時も通り谷保天神から大國魂神社と云うコースで、本年の稽古の無事
と、更なる技術の飛躍、より高い境地の獲得、宴会ではより美味い酒が飲める
事を期して、真摯に神前に掌を合わせてまいりました。好天に恵まれて清々し
い恒例行事でありました。
お御籤は大吉を引き当てました。喜びつつ詳細を見ると、失せ物=出ず。待ち
人=送れるが来る。仕事=飛躍はないがほぼ順調。学業=前半は停滞。縁談=
調わず。転居=まだ早い。・・・これで「大吉」か? 等と些か腑に落ちないモヤ
モヤの雲を頭の中に揺蕩わせつつ、昼食会の会場へ向かうのでありました。
昼食はこのところ何時も利用させて貰っている府中の中華料理屋さんで、大い
に食べ、飲み、尽きない歓談に時を忘れるのでありました。
さあ、新しい歳です。今年はこれまで行われた千田先生の講習会等の成果を踏
まえて、少し稽古の形態を変えてみたいと思っております。




メインページ ・倶楽部の概要 ・稽古予定 ・稽古風景 ・入会案内 ・リンク ・千田先生稽古 ・錬身会について


Copyright (C)爽気会&合気道錬身会南多摩倶楽部
Sokikai & Aikido Renshinkai Minamitama Club 2004-2012 All Rights Reserved.