希望1
障害年金相談室 “きぼう
病気やケガで困っている方のご相談にのり、 障害年金の“きぼう”を・・・・・お手伝いしています。
(  神奈川県内、東京都内のみなさま  )
希望2
  • 障害年金について、「障害年金相談室“きぼう”」が よくご質問を受けるものについて 「その1」として解説します。
  • ご関心のあるご質問について、目を通していただくと参考になると思います。

  • 年金手帳

    Q1.障害年金を請求する方法は?

    A1.
    障害年金を請求するには、 「初診日(障害認定日)」、 「障害等級該当日」、 「障害年金請求日」により請求方法が異なり、 次の4つの方法があります。
    1. 原則の請求
      • 「障害認定日(初診日から1年6月)」から 「1年以内」に障害年金を請求するものです。
      • 必要となる「診断書」は、 障害認定日以後3月以内の状態が記載されたもの1枚、 となります。
      原則の請求
    2. 遡及の請求
      • 障害年金の制度を知らなかったなど、 何らかの理由で原則の請求ができなかった場合で、 「障害認定日」から「1年以上経過」した後に、 障害認定日に「遡り」障害年金を請求をするものです。
      • 必要となる「診断書」は、 障害認定日以後3月以内の状態が記載されたものと、 請求日以前3月以内の状態が 記載されたものの2枚、 となります。
      遡及の請求
    3. 事後重症の請求 (事後重症による障害基礎年金、障害厚生年金)
      • 「障害認定日」には障害等級に該当しない障害が、 その後に悪化し、 障害等級に該当した場合に障害年金を請求するものです。
      • 必要となる「診断書」は、 請求日以前3月以内の状態が記載されたもの1枚、  となります。
      事後重症の請求
    4. 基準障害の請求 (基準障害による障害基礎年金、障害厚生年金)
      • 「障害認定日」には障害等級に該当しない者が、 別の傷病による障害を受け、従前のものとあわせて 障害等級2級に該当した場合に請求するものです。
      • 必要となる「診断書」は、 請求日以前3月以内の状態が記載されたもの1枚、  となります。
      基準傷害の請求

    診察室

    Q2.初診日はいつになるのか?

    A2.
    「障害年金」における「初診日」は、 「保険料納付要件」、 「障害認定日」、 「年金加入制度(国民年金、厚生年金)」、 「障害年金支給金額」の基礎になる日となり、 この日を証明できなければ手続きを進められません。
    • 初診日」とは、原則として、障害の原因となった傷病で、 初めて医師の診察を受けた日をいいます。  ただし、
    1. 障害の「傷病前」に、 「相当因果関係」があると認められる傷病があった場合は、 「前の傷病」で初めて医師の診察を受けた日が 「初診日」となります。
    2. 相当因果関係
      • 上記の傷病名なら、ほとんどの場合は相当因果関係が認められますが、 上記の傷病名以外でも相当因果関係ありとされることもあります。 (例:がん発症後のうつ病)
      • なお、高血圧と脳内出血・脳梗塞、糖尿病と脳内出血・脳梗塞や、 近視と黄斑部変性、網膜剥離、視神経萎縮は相当因果関係なしとされています。
    3. 最初に診察を受けた医師が誤った診察をし、その後に傷病名が変わった場合でも、 「最初に誤診」をした医師の診察を受けた日が 「初診日」となります。
    4. 健康診断」で異常が発見され、その後に医師の診察を受けた場合は、 初診の病院での証明がとれず、健康診断日を初診日としたい申立てをした場合は、 「健康診断」を受けた日が「初診日」となることもあります。
    5. 医学的には治癒してなくても、治療の必要がなく(社会的治癒)、 一定期間以上一般の人と同様の生活を送っていた方が、 同一疾病が悪化(=再発)した場合、 「悪化後」に最初に医師の診察を受けた日が 「初診日」となることがあります。
    6. 最初にAという傷病になり、障害等級に該当しなかった者が、 A以外の後発のBという傷病(基準傷病という)にかかり、 AとBを合わせたら障害等級になる場合は、「後発のB」 という傷病の初診日が「初診日」となります。

    医師1

    Q3.初診日の証明はどうするのか?

    A3.
    初診日の証明」は、 初診の病院から「受診状況等証明書」 を作成してもらい、「初診日」の証拠とします。
    「初診日」が証明できない場合、障害年金はそのほとんどが不支給となってしまいます。
    • しかし、病院のカルテが廃棄された場合や、 病院が廃業したなどで「証明書」が取れないことがあります。このときは、 「受診状況等証明書が添付できない申立書」 を提出しなければなりません。
    • 日本年金機構の資料によると、「申立書」には、 下記の資料をできるだけ多く添付することになっています。
      • 身体障害者手帳等の申請時の診断書(⇒市町村の障害福祉窓口)
      • 生命保険・損害保険・労災保険の給付申請時の診断書(⇒診断書の提出先)
      • 事業所等の健康診断の記録(⇒勤務していた事業所、健康診断の病院)
      • レセプトを含む健康保険の給付記録(⇒健康保険組合、全国健康保険協会)
      • 交通事故証明書
      • インフォームド・コンセントによる医療情報サマリー
          (診療や治療経過を要約したもの)
      • 次の病院への紹介状
      • 電子カルテ等の記録(氏名・日付・傷病名・診療科等が印刷されたもの)
      • 交通事故や労災事故などのことが掲載されている新聞記事
    • それ以外の資料として、次のものが考えられます。
      • お薬手帳・糖尿病手帳・領収書・診察券・入院記録
          (可能な限り診察日や診療科が分かるもの)
      • 小学校・中学校等の健康診断の記録
      •  
    • 初診日の証明」は、初診の病院から 「受診状況等証明書」を作成してもらうのが原則ですが、 初診のA病院が廃業等で、証明書を作成してもらえない場合でも、 次に受診したB病院、さらに次のC病院で、A病院での初診日が分かることがあります。
    • この場合は、 BかCの病院に「受診状況等証明書」を作成してもらい、別途、 「受診状況等証明書が添付できない申立書」を記入するとともに、 その他の参考資料を添付をすることになります。
    • なお、初診日認定の緩和措置として、病院関係者、事業主、施設長、隣人、 友人、民生委員などから 「初診日に関する第三者からの申立書」 を記入してもらうことが可能になりました。
    • 「第三者」が、病院で請求者が通院していたのを見たり、病院の文書を見たり、 通院の付き添いや入院のお見舞いなどで、請求者が病気やケガにより、 病院に受診し始めたことを、直接見て知った場合や、 請求者や家族から聞いて知った場合がこれに該当します。
    • 第三者証明」は三親等以内の親族は除外されます。   また、できるだけ複数の人に提出してもらうのが効果的と思われます。   「第三者証明」の場合でも、その他の参考資料の添付が必要となります。
    • 「初診日」が一定の期間内にあるとされる医学的資料や客観的な資料があり、 一定期間内のすべての月で、保険料納付要件を満たしている場合は、 「初診日」が認定されることがあります。
    • 初診日」の証明が取れないとあきらめず、 粘り強く探す意欲が重要です。
    • 病院から「受診状況等証明書」が作成できないと言われたときは、 さらに、次のことを質問することを忘れてはいけません。
      • 倉庫にカルテを保管していないですか??
      • カルテの医療情報サマリーはないですか??
      • レセプト(健康保険の診療報酬明細書)は残っていないですか??
      • どこかに、当時の受付記録は残っていないですか??
    • 初診日」の特定でお困りの場合は、 当相談室にご連絡ください。
    • 「初診日」を合理的に推定できる書類をそろえられるようにご支援いたします。

    医師2

    Q4.障害認定日とは?

    A4.
    障害認定日」とは、 初診日から「1年6月」を経過した日、 又は1年6月の間に傷病が「治った」り、 「症状が固定した」日をいいます。
      
    • 「障害認定日」以降に「障害等級」に該当すると障害年金が支給されることになります。
    • 傷病が「治った」とは、医学的な治癒でなくとも、 症状が固定し治療の効果が望めない状態をいいます。 実務上は、 「主治医」が診断書に症状が固定した日を記載した場合は、 その日が「障害認定日」となります。
    • なお、症状が固定しなくても、一定の施術を受けた場合は、 傷病が「治った日(=障害認定日)」 が変わる特例があります。
    • 障害認定日特例
    • 以上、いずれも、初診日から「1年6月」経過後に施術を行なえば、 施術を行なった日が「障害認定日」となります。

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