ぱぷあ日記

Papua New Guinea

 パプアニューギニアは、世界で二番目に大きい島、ニューギニア島東半分とニューブリテン島、ニューアイランド島、ブーゲンビル島を含め、大小
700もの島からなる。
20州に分けられ、首都はポートモレスビー。
パプアとは、マレー語で「縮れ毛」という意味で、ニューギニアは、アフリカのギニアの人に似ているため、新しいギニアという意味である。

ワントック
 この国の大きな特徴は、500以上もの部族が存在し700以上の部族語が存在する事である。その数を正確に把握する事は難しい。
ピジン語でワントック、英語では、ワントーク、同じ言葉をしゃべる事である。言い換えるとようは同部族の人間という事である。
ワントックの人間同士は、友人というよりもむしろ一族といった感じで
ワントック同士は、非常に強い結びつきがある。
この国の人は、英語、ピジン語、部族語の3つの言葉を普通に使える。すごい人たちである。
田舎の人では、英語が出来ない人も多いがそれでも2つの言葉を使い分けている。
ピジン語というのは、パプアの国の共通語で、ピジン語が出来れば、外国人でもフレンドになる事ができる。
しかも、部族語が出来れば、フレンドどころではなく、その部族においては、ファミリーである。
この国では、同じ言葉をしゃべる事は重要な意味を持っているようである。

シンシン
 シンシンとは、部族の踊りのことである。言葉と同じように、部族の数だけシンシンはあるようです。それぞれのシンシンの中には、意味があるようだが、私には今のところ理解していない。しかし、戦いの前の儀式といった意味合いのものが多いように聞いている。
 多くのシンシンは、自らの体を自然物で装飾し、鳥の羽、豚の歯、貝、そしてあらゆる物を使ったボディーペイントなど非常に興味深い。

ゴロカショーより 写真 ぱぷあ氏提供
 


コガネムシ、クスクス毛皮、

ゴクラクチョウの一種の羽、
首周りには貝で飾られいる
コガネムシが飾られて
おります
一休みのマッドマン

 シンシンの中でも特に有名なのがマッドマンである。ゴロカ近くのアサロ渓谷に住む部族のシンシンで、アサロマッドマンと呼ばれている。なぜマッドマンなのかというと全身にドロを塗りたくっているからで非常にわかり易い。
実はこのマッドマンは死霊の扮装なのです。パプアでは、死者の国には白い人がいるとの言い伝えがあるそうではじめて白人とコンタクトした時、本当に死者の国からきたと思い、恐れおののいたと聞いています。

 彼らはかつて部族抗争にとても弱い部族で、負けてばかりだったそうです。(この部族は小柄な人が多く今も弱そうです。)ある日、他の部族が村に攻め込んできたときに、ひとりの男が慌て泥の中に落ちてしまい、その泥だらけの姿を見た他部族の男たちは死霊が出たと勘違いをし逃げて行ってしまったそうです。
 その後アサロ渓谷の男たちは、敵が攻めてくると泥だらけになり、マッドマンダンス(両手に持った葉っぱをおもむろに交互に振りながら腰をかがめてゆっくりと動き回るだけ)で相手を追い払ったとのことです。

 うちの子供は、初めてマッドマンを見たとき泣いてましたので、気味の悪いものなのでしょう。しかし、今ではマッドマンが大好きなようです。このマッドマンも今では、全国伝統ダンスコンテストや観光用に披露されます。ただし観光用に披露されるマッドマン・ダンスはニセ者が多いようです。

さまざまな扮装 2004年モロベショーより

   

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