渋谷川・古川を歩く‐白金上水・入間川探訪マップつき

あるく渋谷川

 Shibuya River & Treasure Box
     
      

コウホネの花(河骨川の名の由来)
箱根湿生花園にて 2010.6.11


             gggggggg  NHKボラネット「コウホネの池」へ
2010年6月10日刊行           
<姿を隠した川を東京湾までたどる。>
現在の渋谷川・古川本流、そして河骨川、宇田川、三田用水分水、白金上水、玉名川、入間川などの支流暗渠を実際に歩きながら、40人以上の方に"記憶の中の渋谷川"をお聞きします。また地図や資料をひもときながら 歴史とともに移りゆく川の現在、過去、未来の姿を描きます。(渋谷ユネスコ会報連載『渋谷川をたどるお散歩マップ』を大幅加筆。217ページ。)
梶山公子著  1260円  ISBN978-4-89514-352-3 中央公論事業出版
   
目 次

プロローグ
第1章 渋谷川のルーツ 
第2章 代々木の杜の湧水
第3章 宇田川の源と九十九谷  
第4章
,金王八幡宮から恵比寿たこ公園へ
第5章 三田用水の分水と渋谷川         
第6章 広尾と外苑西通りを流れた支流
第7章 古川と江戸の香り           
第8章
,古川の河口と入間川
エピローグ
付録『渋谷川をたどるお散歩ツアー』の記録
        
                     
      
  明治神宮・清正井 渋谷川暗渠の道、
ブラー ムス通り

  水車橋
(恵比寿・山下橋)の桜
プロローグより
みなさんは渋谷川をご存知ですか? 現在は渋谷駅近くから始まり、渋谷区、港区の都心を曲がりくねって流れ、浜崎橋で東京湾に入る全長7キロの川です。
 「なんだ、小さい川だ」なんて思わないでください。江戸時代から長い歴史があり、東京の近代産業を育んだ川で、有名な「穏田の水車」の絵や「森の水車」、そして「春の小川」の歌も渋谷川から生まれました。「穏田の水車」の絵は、原宿キャッツストリートの近くにあった鶴田の水車を描いたといわれます。「森の水車」の歌は、米山正夫(渋谷の人)がこの水車を思い浮かべながら作曲したそうです。”コトコトコットン”という音が聞こえてきそうですね。「春の小川」は渋谷川上流の河骨川(明治神宮の西を流れていた川)の風景をテーマにした歌です。

北斎「穏田の水車」。神宮前町角公園の標識                              

「穏田の水車」はここにあった?(神宮前5-17)


渋谷川はテレビの特集番組で何回も取り上げられていますが、その姿をあまり見ることはできません。というのも、昔の渋谷川は地表を流れていましたが、今はその半分が暗渠となり、またその残った部分も、渋谷区では大通りの裏を流れ、港区に入って古川になった後は、ほとんど首都高の下を流れているからです。しかし長い歴史があるので、その周りには興味深い話がたくさんあります。また昔の川の痕跡が脇道や溝、橋の跡となって東京のあちこちに残っています。くわしくは『あるく渋谷川入門』をご覧下さい。

  
中之橋の風景・上は首都高

 古川(渋谷川)の河口、浜崎橋







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