高校数学の要点整理  数学 U
  図形と方程式
基本事項は省略し、少しテクニックを要する問題を考えてみましょう。
(問1) 3x−2xy−y+ax+6y−8=0が2直線の方程式を表すように定数aの値を
      定め、各直線の方程式を求めよ。
     (指針)2直緯の方程式を表すとは、与えられた方程式が
        ax+by+c=0、 px+qy+r=0 
       という2つの方程式を表すこと。すなわち
         (ax+by+c)(px+qy+r)=0
        の形をしていることに注目します。
  解答例  3x−2xy−y=(x−y)(3x+y)
        であるから、与えられた方程式が2直線を表すとすると、方程式の左辺は
        3x−2xy−y+ax+6yー8=(z−y+c)(3x+y+r) …@
        と表される。
        @の右辺を展開して左辺と係数を比較すると
        a=2、c=2. r=−4 または a=10、c=4、r=−2
        が得られ
        a=2のとき x−y+2=0、 3x+y−4=0
        a=10のとき x−y+4=0、 3x+y−2=0

  2つの円の交点と他の1点を通る円の方程式

(問2)異なる2点P,Qで交わる2つの円

+y+ax+by+c=0…@

+y+ax+by+c=0…A

の交点と点A(m、n)を通る円の方程式を求めよ。

ただし、2つの円は異なる2点で交わり、A点は2つの円上にないものと

する。

解説:この問題の解答に当たって多くの生徒さんが、@、Aから

2円の交点を求め、

それと点Aの3点を通る円の方程式を求めようとします。確かにこの方法で

解くことができますが、計算が煩雑で時間がとてもかかります。

この問題をスマートに解く方法があります。次式

(x+y+ax+by+c)+k(x+y+ax           
                    
                   +by+c)=0

                           …B

を考えてみて下さい。

B式をよく見ると、2円の交点はB式を満たすことがわかりま

す。こうとおk≠−1のときB式は円の方程式であることもわかります。

ということは、点Aの座標x=m、y=nを代入してB式を満

たすkの値を求め、そのkの値をBに代入すると求める円の

方程式が得られます。この方法を理解すると忘れることはない

でしょう。

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