指導後記 2
 ある出来事 2

塾は午後7時半から始まるが、ある日塾に7時頃到着すると、隣の

山田さんの奥さんから声をかけられた。タバコの吸い殻がよく落ちて

ますけど塾の生徒さんではありませんか、といわれた。私は、そうで

すか。調べてみます、と答えて後日報告することにした。

 いつも、塾の休み時間に外に出て休む生徒が何人かいたが、まさか

そのときにタバコを吸っているのではないだろうかと思った。私は休

み時間に3人の生徒が外に出た後、玄関の戸を開けると音がするから、

裏の木戸を音がしないようにそっと開け忍び足に3人が雑談している

表通りに出てみると、なんとその中の一人がタバコを吸っているでは

ないか。しかも3人の中で一番真面目そうなおとなしい生徒であった。

私は未成年だし体によくないから、タバコはだめだ、またこのようなこ

とがあったら親に話すといって注意した。また、休み時間の外出は禁止

した。その後、塾に来たときは吸っていないようだったが、ほんとに禁

煙したかどうかは定かでない。

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 Mさんの指導後記
 

 Mさんは中学3年の6月にお母さんと一緒に塾を訪ねて来ました。

町にある二つの大手の塾に通っていたようですが、成績は向上し

なかった
というより、塾の授業についていけなかったようでし

た。成績はクラスの
下の方で、全ての学科の底上げが必要でし

た。
 私は、どれか一つの学科でも成績が顕著に向上すれば自信

がついて、他の
学科に好影響を与えるのではないかと考えまし

た。そこで、国語、英語、数学
の中で最も成績が良くなかった英

語に着目しました。

英語の定期試験の成績は20点前後でした。まず、中T、中2

で習った重要文に目
を付けました。各学年50文位ありました。

塾での学習時間は2時間ありましたが、
毎回1時間は重要文の音

読を指導しました。和文を見てスラスラと英文が言える
ように徹

底的に音読を繰り返しました。それができるようになると、今度

は和文
を見て英文が書けるようになるまで指導しました。音読の

同じ文章を何度も繰り返し
練習していましたので、隣の部屋にい

た1年生が諳んじてしまう程でした。
 Mさんは私の厳しい指導

にも素直についてきました。writingができるように
なる

頃には、Mさんは嫌いだった英語が好きになってきたといってい

ました。定期試験では英語は50点を超えるようになり、Mさん

はとても喜んでいました。

 Mさんは少しずつ勉強の楽しさを覚えてきたようで、。他の学

科も自主的に勉強
するようになり、よく質問もするようになりま

した。こうして他の学科の成績も向上
し,志望校に合格しまし

ました。高校進学後も卒業まで当塾に通い、短大へ進学しま

した。