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Mさんの指導後記
Mさんは中学3年の6月にお母さんと一緒に塾を訪ねて来ました。
町にある二つの大手の塾に通っていたようですが、成績は向上し
なかったというより、塾の授業についていけなかったようでし
た。成績はクラスの下の方で、全ての学科の底上げが必要でし
た。 私は、どれか一つの学科でも成績が顕著に向上すれば自信
がついて、他の学科に好影響を与えるのではないかと考えまし
た。そこで、国語、英語、数学の中で最も成績が良くなかった英
語に着目しました。
英語の定期試験の成績は20点前後でした。まず、中T、中2
で習った重要文に目を付けました。各学年50文位ありました。
塾での学習時間は2時間ありましたが、毎回1時間は重要文の音
読を指導しました。和文を見てスラスラと英文が言えるように徹
底的に音読を繰り返しました。それができるようになると、今度
は和文を見て英文が書けるようになるまで指導しました。音読の
同じ文章を何度も繰り返し練習していましたので、隣の部屋にい
た1年生が諳んじてしまう程でした。 Mさんは私の厳しい指導
にも素直についてきました。writingができるようになる
頃には、Mさんは嫌いだった英語が好きになってきたといってい
ました。定期試験では英語は50点を超えるようになり、Mさん
はとても喜んでいました。
Mさんは少しずつ勉強の楽しさを覚えてきたようで、。他の学
科も自主的に勉強するようになり、よく質問もするようになりま
した。こうして他の学科の成績も向上し,志望校に合格しまし
ました。高校進学後も卒業まで当塾に通い、短大へ進学しま
した。
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