Hさんの指導後記

 Hさんは、高校1年から高校3年の卒業まで塾生でした。

特に数学の学力を伸ばしたいという希望で、主に数学を指導しました。

時々、英語も指導しました。

Hさんは中学時代クラスでトップクラスの成績で有数の進学校である

M高校へ進学しました。M高校は進学教育が厳しく、毎日の宿題は深夜

遅くまで頑張らないと間に合わない程出されていました。そのせいで、

土曜の夜から日曜日の午前中は曝睡していますといっていました。

 とても勉強熱心な生徒さんで、定期試験、模擬試験の結果はいつもクラス

で一番でした。毎回質問も多く、他の生徒さん達が帰宅した後居残りで質問

がかたずくまで夜遅くまで指導することが度々でした。性格も温和で明るい

子でした。日頃の努力が実を結び国立の大分大学を受験し合格しました。


Fさんの指導後記

 Fさんは高1の12月から高3の卒業まで週3回ペースで個人指導しました。医学部

志望でよく努力する生徒さんでした。私立の進学校の特進クラスで成績は常に5位以

内と優秀でした。英語の模擬試験の成績を見て驚きました。全国偏差値はなんと80

点でした。私は初めて偏差値80の生徒さんに出会いました。3年の秋に英検準1級

に合格しました。数学の偏差値は55程度でしたので、数学力を伸ばしたいという希望で

数学を指導することになりました。

初回の体験授業のときは質問問題を準備していましたが、二回めの授業で、Fさん

はノートを広げて、横に開いて置いた演習問題集の問題を指差し、「この問題を解く

ので見ていてアドバイスして下さい。」と私にいいました。向かい合って座っている

私は、黙って解くのを見ていて気がついたことをその都度指摘して指導しました。

机というより指導用のテーブルの前には横2m、縦1mのホワイトボードがあり

よく利用しました。それ以後はこのパターンで指導しました。成績は次第に上昇し

3年の後半には偏差値は65を超えるようになりました。3年になってからは私の

指導がない日の土、日は近くの予備校の自習室で朝の8時から夜の10時まで勉強してい

ました。私立の医学部を受験し、受験校はほとんど合格しました。ある有名私立校

は特待生で合格し、その大学に入学しました。


Y君の指導後記

 Y君は中2の4月から中3の卒業まで志生塾に週2回のペースで来ました。

通知表はどの科目も1か2でした。集中力がなくとにかく学校の勉強が嫌いで

学校の宿題はほとんどしない生徒さんでした。お母さんはとても心配して、頭の

どこかが悪いのではないかと思い医者にも診てもらったようですが異常はないとの

ことでした。魚釣りの話になると目を輝かせて得意げによく話をしました。よく

近くの川や海に出かけていたようで、昨日はフナを6匹釣ったとか、津屋崎に海釣り

に行きキスをたくさん釣ったとか私に話しました。

 塾に来てもなかなか勉強を始めようとはしませんでした。来て、まず30分位眠る

ことがよくありました。当初は私も眠らずに勉強を始めるように注意していまし

たが、途中からは目が覚めてから指導するようにしました。私の指導もよく拒否し

自分がしたい勉強を自習することが度々でした。

 お母さんは少しでも勉強すればいいと考え、塾通いを続けさせていたようです。

将来に成りたい職業とかの希望はなく、受験が近ずくと、水産業の専門科目を学ぶ

水産高校に入りたいと希望するようになりました。成績はよくなくてもほとんど

の生徒さんが合格する高校でしたが、私はあまりにも成績が良くないので合格するかどう

か心配でしたが、無事合格しお母さんもY君もとても喜んでいました。


塾でのある出来事

8年前の塾での出来事である。

Kさんは明るく朗らかで成績も優秀な中2の生徒であった。ある日、体験入塾し

たいという友人のTさんを伴って塾に来た。その日はKさんの隣に座り学習した

がよく私語をする子で、その日は最初の日だったからあまり注意もしなかったが

次回に来た時も同じように私語が絶えなかった。

 3回目にTさんが来塾した日、Kさんは無断で欠席した。その日以来、Kさん

は塾に来なくなってしまった。私は、自宅を訪ねKさんのお母さんと会った。お

母さんの話によると、Tさんの私語がうるさくて集中できないから塾に足が向か

なくなったということであった。Kさんはとても期待していた子だったので残念

であった。

 その後Tさんは塾生として中学を卒業するまで指導することになった。

Tさんは新しい入塾者が来ると、必ず話しかけていたが、厳しく注意を

していたので学習中の私語はしないようになった。Tさんはよく頑張り

志望校に合格したが、Kさんは第一志望は不合格で第二志望校に進学した

と聞き複雑な気持ちであった。

 

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指導後記 1