ベタの飼い方

マジックリーフ

ベタ水槽の水質調節に良く用いられる枯葉。
マニアな熱帯魚ショップなら置いてあると思います。
通販でも購入できます 。
楽天・マジックリーフ

ヤフーオークション・マジックリーフ (安いのがあります。オススメ)


マジックリーフ」と呼ばれるほか、
アンブレラリーフ、
ボルネオリーフ、
アーモンドリーフ、
ブキメラリーフ、
ドクターリーフ、
軟水葉 など、呼び方は様々。

シクンシ科モモタマナ属の落葉高木 学名 Terminalia catappa 
東南アジア、ポリネシア、中南米などの海岸付近に生息。
トロピカルアーモンド( シーアーモンド )と呼ばれる実をつけ、食べられる。
日本では、ももたまな (桃玉名)(別名コバテイシ 枯葉手樹 )と呼ばれ沖縄や小笠原諸島などに自生。
珍しい種ではなく、公園や街路樹などに普通に見られる。

マジックリーフの代用品としてはハンノキの実(ヤシャブシの実)などがあります。
ハンノキの実(某メーカーから アルダーシードとして販売されているもの)
 ヤシャブシ・・ハンノキ属の木でどちらも日本に自生。 


マジックリーフの使い方

マジックリーフの使い方は水槽内に入れるだけ。

マジックリーフを入れるとブラックウォーターのような褐色の水になる。
徐々に成分が溶け出し、さらに入れっぱなしにしておくと葉が分解され筋だけになります。

濾過装置のしっかりある水槽では分解されて問題ないのですが、濾過能力の弱い環境では、糞やエサの食べ残しなどと同じく、水質悪化につながるかもしれません。濾過に不安がある場合は少量にしたほうがよさそうです。

色の濃さで溶け出し具合を知る目安となります。(有効成分の一つと思われるタンニンは茶色です)

活性炭などの吸着濾過を行うと有効成分も吸着されるかもしれません。



マジックリーフの効果

マジックリーフの効果は「熱帯魚飼育に最適な弱酸性の軟水を再現し、病気を予防、産卵促進、色揚げなどなど・・・」と夢のようなお話です。
まさにマジックなリーフ^^。 
「自然の環境に近づける」効果があるので、それに伴い、色々な効果が期待できるということなのでしょう。 「タンニン」が有効成分の一つと言われています。マジックリーフはタンニン保有量が多いらしいです。
実際のところどうなのでしょうか?


水槽内でのタンニンの主な作用は

カルシウムイオン、マグネシウムイオンと結合する→軟水化

有害な他の重金属イオン( 鉄、銅、鉛、クローム など)とも結合し無害化する。
沈殿させます。

抗菌・静菌作用、抗ウイルス作用がある。
この作用は有益な濾過細菌の繁殖も抑えるということなので、
濾過が十分に働いている水槽で使用するほうが無難でしょうか。
植物にタンニンが作られる理由も、有害な雑菌、カビ、虫などから身を守るためだそうです。

水質を酸性に傾ける。
タンニン自体が酸性ですが、枯葉が分解されて出来る硝酸やリン酸の影響もあると思います。
マジックリーフでなくても、枯葉を水槽に入れておくと酸性に傾くようです。
以前話題になった「落ち葉水槽」も酸性に傾くようです。



タンニンとは・・・

●「タンパク質・ アルカロイド(例:ニコチン、カフェインなど)・ 陽イオン(金属イオンは全て陽イオン) と結合しやすく、難溶性の塩を作る。凝集させる 」 という性質をもった水溶性の物質の総称。
言い換えると、「水の中にとけている様々な物質にくっつき、複合体を作る 」性質を持つもの。

●タンニンという言葉は、単一物質を指すのではなく、「性質」を表す言葉なので、タンニンと言ってもたくさんの種類の物質が当てはまる。
お茶のカテキンはタンニンの一種。
有名なタンニンは柿渋。

ポリフェノール化合物に分類される。植物界に広く存在する酸性有機物質。
ほとんどに植物に含まれており、主に樹皮、葉、実、根に含まれる。
ポリフェノール 、 タンニン 、 カテキン の関係は、 ポリフェノール の中で特定の構造を持つものが タンニン 、 タンニン の中で特定の構造を持つものが カテキンという具合。

●タンニンは茶色。タンニンで染めた布もあるくらいしっかりと色がある(柿渋染め)。

●柿渋の液はタンニンの濃縮液みたいなもので、
値段もそれほど高くないので利用できればコストパフォーマンスはよいだろうと思い調べてみた。
柿タンニン自体は人が食べれるので極微量なら魚にもそれほど有害ではないと思われる(全くの推測)。
染色用や工業用の柿渋は薬品が入ってそうで不可、
健康飲料で人が飲むタイプ#(添加物の入ってないもの)なら使用出来る可能性はあるかも・・・。
柿渋自体が防腐剤として利用されるくらいなので、柿渋液には防腐剤はあまり入っていないのかもしれない・・・。
渋柿でタンニン保有量2%程度らしいが、どのくらいが水槽に適量かがまったく不明。
柿渋の製造過程で「発酵」の過程があるので、液に含まれる成分は膨大な種類となりそうで、安全か危険かの判定は出来なさそう。


水槽に落ち葉を入れてみる。

●落ち葉水槽というのが以前話題になりました。
水槽に落ち葉を入れることで、硝酸濃度が下がるという話です。理由はいろいろ推測されていて面白いですね。
熱帯魚飼育の常識からすると、水草の枯れたものを放置すると水質が悪化するはずです。
落ち葉も当然水質悪化につながると想像しますが、これが逆の結果が出る訳ですから不思議です。
(環境は様々ですので、あくまで実験された方の結果です。)

●ベタの生息地の水辺は、ほとんど植物が生えています。となると枯葉や、枯葉の分解物なども必ずあるはずです。
自然の環境が理想の環境とするなら、水槽にも枯葉を入れるほうが魚にとって良いかもしれません。

●生態系は複雑です。一握りの土壌に一万種の 微生物がいると言われていますので、微生物の排泄物、遺体、とその分解物、植物の分解物などが、分解、合成を繰り返し、物質の種類は膨大になります。

●水槽内でも膨大な種類の微生物でなりたっているはずです。
生態系の主役である植物(枯葉)を入れ、分解されることで、餌の食べ残しや糞からは出ない物質が、水槽内に入ることになりますので、自然の環境に近づくとこになります。

●水槽に一度にたくさん落ち葉を入れるのは良くないと思います。自然界に比べ圧倒的に水量が少ないので、少しずつが良いと思います。

●農薬に注意です。公園や畑などの落ち葉は殺虫剤などがかかっている可能性があります。魚や特にエビ類には大ダメージです。


水槽に生きた植物を入れてみる。

●ワイルドベタの場合は、生きた植物を入れてみるのもいいですね。
枯れた部分が、落ち葉を入れた時のような効果も期待できますし、成長する際に栄養も吸ってくれるかもしれません。
いいバランスに保つには絶えず観察する必要がありますが、うまくバランスがとれれば水換えも減らすことが出来て理想的です。
ネイチャーアクアリウム(バランスドアクアリウム)ですね。
こちらのベタ・アルビマルギナータの水槽はろ過装置なしでも調子よく元気です。








P・R
「のれんを巡る 京都の老舗暖簾」
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