( 救急法テキストより )
もし、転倒・転落したら !!



老人は、骨がもろいために、弱い外力でも骨が折れることがあります。



転倒した場合



 
高齢者が大腿骨を折ると、一生寝たきりになる可能性があります。

高齢者の特徴として、歩行時につま先が上がりにくいことと、

バランスをとる能力の低下があります。居間・階段・ベランダなど、

家の中のつまずきやすい場所は、家族の協力が必要です。




骨折の観察


意識がはっきりしているときは本人に聞きましょう。

  ○ どこをどのように打ったか?
  ○ポキッという音を感じたか?
  ○どこが痛いか?
  ○患部を自分で動かせるか?
  ※調べるために動かしたり、無理に歩かせない
  ※受傷時の状況については、傷病者にもわからない
    ことがあるので、周囲の目撃者に聞いてみて判断
    の参考にする。

 
健側と比較しましょう。

  ○腫れ
  ○変形
  ○皮膚の変色
  ○その部分にさわった場合の激痛
  ※事故直後にはこれらの症状がないことがある。
    また、泥酔者や精神障害者は痛みを訴えないことがある。

 
骨折の手当

 ○全身の状態を観察
 ○少しでも骨折を疑わせる症状があれば、骨折として手当。
 ○2箇所以上骨折していることがあるので、必ず全身を見る。
 ○骨折自体は、たとえ開放骨折でも生命の危険は少ない.ので、
  手当は慌てず確実に行う。
 ○運搬距離が短くても、むやみに傷病者を移動しない。

 

安静にして必ず医師の診断を受ける(頭部のけがは経過観察が必要)




●事故防止・安全管理

 @つま先に注意 (じゅうたんのめくれ・畳の縁・布団・電気コード・スリッパ等)

 A家庭内の整理整頓を心がける

 G敷居に段差をつけない

 C戸は引き戸が便利 ※トイレ・浴室は外開きにして、外から鍵を開けられるようにする

 D階段

  ・安全な曲がり階段が基本

  ・勾配はゆるやかに踊り場を設ける。

  ・必ず手すりをつける。

  ・踏み面はつまずきとすべりに注意

 E大きいガラス戸は要注意

 F色彩と照明で注意信号を(床の段差、階段)


●詳しくは日本赤十字社のホームページを参考にして下さい。





●赤十字の講習会を受けましょう●

日本赤十字社では、全国各支部で、救急法の講習会を実技中心に行っています。

緊急時に必要な手当ができるように、正しい救急法の知識と技術を身につけましょう。



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