size 縦113cm*横155cm

ふるさとの記憶

1997.12
世界キルトカーニバル名古屋2002 入選

私の育ったふるさとは、山、川、田畑が広がり、古い町並みの屋根瓦が連なる美しい田舎町です。
春になると、桜の花が美しく咲きます。

古い屋根瓦のイメージは、祖母の織った「絣」の趣にぴったりです。この絣は長い間、布団カバーとして使っていましたが、素材にすると、古びるどころか手やキャンバスにとてもよく馴染み、落ち着いた屋根瓦として、生まれ変わりました。桜の花は私が若い時に何度も手を通した、淡いピンクの「付け下げ」で作りました。この「付け下げ」は母が見立てて作ってくれたものです。山の緑や空の青は「白生地」を染めました.