基本動詞(近過去)

近過去ですが、これは現在と関係ある(近い)過去を表すもので、 イタリア語では、passato prossimo です。現在と関係ない過去 は、遠過去(passato remoto)ですが、これは初心者は使わない ので(2級から出る)当面パス。

近過去は、avere + 過去分詞 または、essere + 過去分詞で 表されますので、ここでは過去分詞を覚えないといけません

感じとしては、英語の現在完了のようなもので、動作が過去に 完了している場合に使われます(完了していない場合は、未完了 ということで、”半”過去が使われます)。これらの違いは、 必ず検定に出ますので、別途解説します。

過去分詞ですが、いくつかのパターンがあります。

規則動詞は簡単で、-are => ato , -ere -> uto, -ire -> ito ですから、-ere の時は、uto と覚えるだけ。

用法上の注意ですが、

essere + 過去分詞の場合、過去分詞が主語の性・数と一致

します。これは、”essere + 形容詞の変化と同じ”と考えれば わかりやすいと思います。英語ではこのようなことはないの でウッカリしやすいポイントです。

それから、avere + 過去分詞でも直接補語代名詞(目的語)が 動詞より前(avere の前に来る)場合、その直接補語代名詞の 性・数に一致しますので、avere なら安心というわけにはいき ません。注意してネ。

最後に助動詞(補助動詞:注1)の potere, dovere とを使用した 場合の近過去は、助動詞と一緒に使われる動詞(本動詞) が avere を取るか essere を取るかにより決まります(注2)。 essere の場合、当然、過去分詞(potuto, dovuto)が性・数に 一致します。

以上の”性・数の一致”は数題必ず出ますので、「イタリア語 練習問題集」の第8課〜第9課で復習しておいてくださいネ。

Forza !!!


(注1)

伊語文法では 助動詞(verbo ausiliare)は avere と essere のことです。 potere、dovere、volere は補助動詞(verbo servile) と言っています。 英語から入る人には これらを助動詞と言った方が 分かりやすいので、 助動詞と書いています。

(注2)

単独では近過去にessereを取る動詞も、dovere,potereとともに使われる場合は 近過去を作るのにessereでもavereでもどちらでもよいということ、 試験の場合もどちらを書いても正解になると考えてよいと思います。
   dovereなどが入った場合:
     Siamo douti/e andare in banca.
         または
     Abbiamo dovuto andare in banca.
     「私たちは銀行に行かなくてはならなかった」
     cf. Abbiamo dovuto prenotare una camera.

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