今まで使った砥石達の評価





全てではありませんが、今まで使った砥石達に、真に勝手ながら、評価を付けさせて頂こうと思いますm(_ _)m
細かい項目ごとに判別を書いていきますが、年代によりメーカーさんの修正が入っている場合などもありますし、使用感は私個人の意見ですので、参考程度で御覧下さい。数多くの製品をご使用になられる方は、違いを感じた事が必ずあると思いますが、まだ1個しか砥石を使った事が無いような方には、別商品の良さや悪さについて解らないと思います。「自分はこんな砥石が欲しい」と言うのが、頭の中に明白にある方に解りやすいように、表のような物で示していきます。
また、これをご覧になられると、メーカーによる砥石への大まかな違いも見えてくると思います。
※記載内容は、膨大な文章にならぬように、一般レベルで必要な範囲に留めてあります。
※表に示す事が難しい品(面修正機等)などは、一部のみを表で示す場合もあります。コメントもお読み下さい。
※新規に同部類品が追加された場合などに、旧掲載品の☆位置やコメントが変更される場合があります。また、製品の使用終了後は、覚えている感覚などでの比較になってしまいますので、その辺は特に参考程度にご覧下さい。
※色合いや明るさなどが、PCやモニター設定などにより、見難い場合があるかもしれませんが、どうぞご了承ください。
※最終評価は、様々な刃物への対応力を主に、どうしても私個人の好みに偏りますので、その辺りはご了承下さい。
※使用終了後の製品などは、更新作業を特に行いませんが、同類が追加された場合の表の書き換えや、新情報などがあれば、更新を行う場合もあります。
※ここで挙げる平面のお話は、数値的内容ではなく、市販の平面定規程度や体感的(判断基準を十分満たすテストは行っています)なお話です。一般では使われないような、超高精度平面定規や精密検査機器レベルではありません。



評価は表の・位置部位にで表示致します。
評価項目はこれ以上増やしてしまうと、判断基準が余計と難しくなる為、このくらいあれば十分ではないかと思っています。

検証研ぎに使う刃物は、鋼系もステン系も基本的に同一品を使用します。鋼系は和包丁型で、ステン系は和包丁型と洋包丁型で行います。また最近では、切出小刀や鉋等の平面研ぎや、精密刃物系でも検証しています。(その刃物の研ぎ進めにより終了に担った場合、性質の違う刃物にやむなく変更される場合もあります。これにより、全体的な評価に違いが出る可能性がありますが、どうぞご了承下さい。なお、使用する刃物のレベルとしては、良くあるタイプの良くも悪くも無いような、中級以下程度の物をあえて使用したり、そこそこである、中の上程度の物などをあえて使用し、あまり使われる事の無い、特別な刃物での性能実験にならないようにしています。)
研ぎで言えば、アール刃部分の研ぎ、平面研ぎ、はまぐり刃、2段刃、3段刃、特殊形状、etcと、色々な場を想定して検証しています。砥石の使用条件に関しても、細かく変更を行い、最良な性質を引き出す事に努力をしています。細かくは記載していませんが、評価の高い製品はそれらの使用であっても、大きく問題が無いとお考え下さい。

また、中砥石や中仕上げ砥石の場合では、他分野ではあまり問題にしない部分も、包丁分野では、種類や用途によって、それらが最終仕上げに値する場合もありますので、マイナス要素の少ない性能が必要になる為、十分吟味する必要性があります。
中には、全ての包丁を、超仕上げクラスまで研ぐ方もいるようですが、実使用の場面では、適材適所の刃が必要となりますので、それは意味が無い上に、マイナスでしか無い事も少なくありません。
それらを踏まえて、当HPでは、中砥石や中仕上げ砥石に対しても、超仕上げ砥石と同じような、シビアさを求めた評価を行っています。


(☆)基本的に同じ部類の砥石の修正は、適した同一品で修正とします。また、包丁はその砥石の#に適した前処理を行います。(例えばこれから超仕上げ砥石をテストする場合は、中仕上げ砥石で包丁を前処理など)
修正に詳しい方はご存知だと思いますが、非常に粗い面直しで中砥石や仕上げ砥石を修正して、そのままの粗さを保った場合は、研ぐ際に多少粗さを感じるかもしれませんが、粗い研ぎ汁が早く多く出てきて、研ぎやすく感じるかもしれません。しかし、研ぎ汁が余計に早く出ると言う事は、面が早く崩れると言う事です。逆に、非常に細かく修正可能な面直しで、中砥石などを修正した場合は、研ぎ汁が出にくく、多少なじみが遅くなりますが、平面保持力を上げた研ぎが出来ます。
ついでに付け加えると、明らかに粗い状態の刃物を、非常に細かく仕上げた中砥石や仕上げ砥石で研ぎ始めても、引っ掛かりが多くなり、研ぎ汁は粗く多く出てきます。
それも含めて考えると、#粒度ごとにやはり段階的な研ぎの必要性がお判りになるかと思います。



「砥石の硬さ」
(低)・・・・・・・(高)


「刃物の当りの硬さ」
(軟)・・・・・・・(硬)

「研ぎ汁の泥っぽさ」
(重)・・・・・・・(軽)

「研磨力」
(低)・・・・・・・(高)

「目つまり」
(有)・・・・・・・(無)

「キメの細かさ」
(粗)・・・・・・・(細)

「吸水時間」
(長)・・・・・・・(短)

「変質具合」
(有)・・・・・・・(無)

「ステンと鋼のどちら向きか」
(ス)・・・・・・・(鋼)

「お買い得感」
(損)・・・・・・・(得)

「総合評価」
(悪)・・・・・・・(良)

砥石の硬さ」
砥石の硬さを表示します。平面保持力を見る時はこの項目を参照してください。硬さと平面保持力は比例する事が多いので、一緒だと思ってください。
※柔らかめでも、砥石の密度が高い為、研ぎ汁が多く出る割には、さほど減らない砥石も一部あります。コメントも参照下さい。

「刃物の当りの硬さ」
砥石が柔らかくても刃当りが硬かったり、砥石が硬くても刃当りが柔らかかったり、等な事がありますので、この項目を作りました。

「研ぎ汁の泥っぽさ」
研いでいて、研ぎ汁が砥石から出た物か、刃物から出た物かを見ます。重いほど砥石から出た汁が多く、その汁で研いだ事になり砥石色っぽく濁り、軽いほど砥石表面にある粒子で研いだ事になり透き通ったような黒さになります。つまり、無駄に砥石が減るかどうかと言う要素と、全体的な研ぎ汁の粘りや重みも含まれます。
ダイヤモンド砥石類の場合、#に関わらず、実際に研ぎ汁の重みの差は大きくありませんので、研いでいる感覚的要素としてお考え下さい。

「研磨力」
同#や同類での他製品との比較で、研磨力が高いか低いかを判断しています。また比較対象を使った事が無い場合は、「この#でこの研磨力は十分か否か」を表示とします。
[注]研磨力と研削力は別の考えによる表現法です。研磨力は研ぎ汁を使用して研ぐような、剥がれた粒子が刃物の上を擦る感じで、研削力とはダイヤ砥石やヤスリのように、砥石の表面の粒子を使用し、引っかくように削る状態です。使い手により、研削砥石が研磨砥石になったり、研磨砥石が研削砥石になったりとありますので、統合して研磨力と表示させて頂いています。

「目つまり」
使用していて、目つまりによって研磨力が落ちたり、#が高くなった感じがする場合があります。それはこの項目に入れてあります。また、仕上げ砥石などで見られる目つまりは、気孔を封じ込め、張り付きにも繋がりますので、非常に研ぎにくい場合もあります。好き嫌いが分かれる項目ですが、嫌う方が多いようです。
※天然砥石などでは特に、完全に張り付く商品もあるそうですが、気孔が非常に少なくて、研ぎ汁の濃度が上がってきた場合や、刃物から出た鉄分や研ぎ汁が、砥石の吸水能力によって吸い込まれ、目つまりを強く起こしただけです。長時間、連続で同じ刃物を当て続ける事で、砥石と刃物がこのように馴染む事があります。もちろん平面同士という事も、大きく関係がありますが、平面に近い場合、砥石側凸で刃物側凹だと、特にこの状態は起こりやすいようです。また、確実な精度の確認と、研ぎ上がりの合図のような意味合いなどは、一切無いと思った方が間違いはありません。

「キメの細かさ」
#から見る研いだ刃先の仕上がりを表示します(顕微鏡等で調べている訳ではないので、目で見える傷の具合や体感的切れ味の微細さです)。特に超仕上げ砥石の部類では、これが切れ味に大きな影響がありますので重要になると思います。割合的に低くても、荒い傷が地金を引くように残る場合は、荒い方への表示になります。
(地金を引くと言いますが、地金だけではなく、鋼に対しても傷が大きく付く事ももちろんありますので、決して良い事ではありません。)

「吸水時間」
砥石の準備段階の吸水時間のみで見て表示します。時間が長いからといって、吸水量が多いとは限りません。例えば、気孔が少ないので密度が高く、奥まで吸水が終わるまでに、時間が掛かるだけの場合もあると言う事です。
※同砥石が別サイズで作られている場合でも、基本的に給水時間は違ってきますので、大体の目安にしかありません。砥石が段々と減ってくれば、給水時間が1分かかっていた砥石が、2秒になったりもします。砥面で見える気孔から考えても、スカスカな砥石や気孔に規則性がある砥石の方が、給水時間は短い傾向にあります。

「変質具合」
研ぎに長時間使用の際の軟化や、後のヒビや割れなどの全体的な変質を表示します。どんな変質なのかは、コメントを参照下さい。

「ステンと鋼のどちら向きか」
刃物の鋼材で、ステンレス系と鋼系とどちらに対して、その砥石の相性が良いかを表示します。両方研いでみて、どちらでもバランスよく使えるほど中心に☆が来ます。
※刃物の仕上がりや使い勝手などから考えます。鋼材と砥石の相性などを知りたい方は、こちらを参照してみてください。

「お買い得感」
価格を売値から標準価格の範囲で大まかに見て、その金額を元にサイズや性能と比較します。これは良いに近いほど、価格から考えて寿命や性能がお徳だと言うことです。

「総合評価」
お買い得感と被る部分もありますが、全ての項目を踏まえた上で、良いか悪いかを表示します。基本的には、万能に良い結果を出しやすく、仕上がりの確実性を重視して、あとは私好みに偏りますが、これが良いに近い商品ほど、お勧め度が高く、手元にいつでも置いておきたいと考えられる商品です。


☆表意外にも出来る限り、良い点や悪い点や使用感などを書かせて頂きますので、表と一緒にコメントを御覧下さい。

評価対象と掲載予定の品々
         (並びは不定形です)
過去に他にも使用した砥石はいくつもあるのですが、感覚を覚えていない商品は掲載をしません。また、メーカー不明品は、参考までに・・・。
メーカー様や販売店様などからの、砥石などのご提供や掲載依頼をお待ちしております。出来る限り、数多くの品を掲載しようと思っていますが、全ての商品を揃えるのは大変な事で・・・。頂いた品でも、通常通りに自分の使用感のみで評価をさせて頂きます。平等を記す為、評価が甘くなることは決してありませんのでご了承下さい。
詳しくはこちらを御覧下さい。


(注)
下記評価は項目ごとに比較して下さい。別項目同士での評価を見ても、比較対象にはなりません。
項目ごとに掲載順で並んでいます。
の研磨力にありますように、当HPでは研削力と研磨力を統合して、「研磨力」と表示させて頂いています。
また、ある程度使用を継続する事で見えてくる、良さや不具合もありますので、後に記載変更を行うようにしています。




「荒砥石」


類分けは@#120〜#180とA#220〜#320の2項目で構成されています。


類@
C#180?
GC#180
C#180
GC#180

オリベスト荒砥石C#120
セラミック荒砥石C#120
刃の黒幕#120
GC#180
C#120(朝日虎・SUNTIGER)


セラミックコンビ荒砥石(C#120@&GC#240A)


類A
GC#220
あらと君#220
セラミック荒砥石GC#240
本職用料理包丁荒砥石#240
刃の黒幕#320
研ぐ心・荒砥石#320
刃の黒幕#220




「中砥石」


#1000前後と#2000前後で、類分けがされています。


木屋#1000
中荒〜中砥石(製品名不明)
ベスター#1000
キングハイパー#1000(標準硬度)
刃の黒幕#1000
刃の黒幕#1500
ベスター#1200
オリベスト中砥石#1000
セラミック中砥石#1000(軟口タイプ)
セラミック中砥石#1000(硬口タイプ)
本職用料理包丁中砥石#1000

3Fカーボン微粒中砥石#700


ベスター#2000
M15#2000
人造青砥
刃の黒幕#2000
セラミック中砥石#2000(硬口タイプ)
研ぐ心・赤門前#1800




「中仕上げ砥石」



#3000〜#6000程度で、総合掲載しています。


キングS1#6000
スエヒロWA#3000
刃の黒幕#5000
築地正本#4000〜5000
スエヒロWA#6000
嵐山#6000(硬口タイプ)




「超仕上げ砥石」



#10000台までと、それ以上とで、分けて掲載しています。


キングG-1#8000
ナニワスーパー#10000
ナニワ純白#8000
刃の黒幕#12000
オリベスト仕上げ砥石#8000
セラミック仕上げ砥石#10000
本職用料理包丁仕上げ砥石#8000
玉子色極上超仕上げ砥石#10000
刃の黒幕#8000
北山#8000


刃の黒幕#30000




「人造名倉砥石」


セラミック名倉砥石
研ぐ心・荒砥用修正名倉#220
復活砥石




「ダイヤモンド砥石」



比較対照の類分けは、以下の通りです。
@低限#〜#325
A#400〜#900
B#1000〜#2000
C#3000〜上限#
両面タイプ品が結構多いので、項目ごとの配列ではなく、製品ごとに掲載しています。
ダイヤモンド砥石で「研磨力」と「キメの細かさ」は、刃物(鋼材、硬度等)による問題よりも、砥面状態(目立て)で非常に大きく変化が出る場合がありますので、参考程度にご覧下さい。
なお、ダイヤモンド砥石は、本来は人造砥石では研ぎにくい硬度の刃物などの為に作られた物であり、軟質刃物(柔らかい鋼や地金などのタイプにより)にはあまり向かず、人造砥石でも十分な研磨が行える事から、場合によってはその方が良い結果も出やすい事も多くあると思います。
基本的な部分は、こちらのダイヤモンド砥石の項目を参照下さい。


キング#1000B
ダイヤモンド角砥石#1000B
ダイヤスター・両面タイプ(#1000B&#6000C)
高弟#1000B
コンヨ株式会社・電着ダイヤ#300@
藤原産業株式会社・両面ダイヤモンド砥石(#400A&#1000B)
アトマエコノミー(DS-4・ATOMA)中目(#325/400A)
焼結式ダイヤ砥石#1000B(今西製砥)
焼結式ダイヤモンド砥石・両面タイプ(#1000B&#6000C)(シグマパワー)
研太郎・両面タイプ(#500A&#3000C)
高弟#3000C
高弟#5000C
高弟#400A
高弟#12000C
Duo Sharp W8CXNB(#220@&#325@)
Duo Sharp W8EFNB(#600A&#1200B)
ダイヤモンド平砥石#3000C
アトマエコノミー(DS-4・ATOMA)荒目#140@
焼結ダイヤモンド砥石#12000C
ダイヤモンド角砥石#6000C




「砥石面修正器や面直し砥石」
(砥石の面直し製品類)


水平君(大型)
メンスリー(標準サイズ?中型?)
空母
セラミックコンビ面ならし砥石(#60/#120)
たいらクン
メンスリー(大型)
コンパクトなおる
硝子修正器




「天然砥石(総合)」

類項目は、比較対象としての、類分けとしてお考え下さい。
天然仕上げ砥石とは、あまり呼ばれる事はありません。並砥や戸前や浅黄や色物など(他にも色々ありますが・・・)は層の違いを示す詳細名で、合砥とは、天然砥石の中で、大まかに仕上げ砥石分類としての総称の呼び方としても使われますので、詳細がはっきりしない物は、そのように記載させて頂いております。その他として合砥と並び、大きく分けられているのが、巣板となります。
(注)天然物ですので、販売されている品が同じ山であっても、質や具合に大きな差があります。質が近い品もありますが、一致する事はまず無く、微妙に違っているはずですので、所持品紹介程度で御覧下さい。
天然砥石の良い悪いは、人造砥石以上に個人差が大きくなります。


@:荒砥石
大村砥(大)
大村砥(中

A:中砥石
天草砥(大)
備水砥(中

B:中砥石〜中仕上げ砥石
青砥1(小3個)
青砥2(中)
青砥3(大)
青砥4(大)

C:超仕上げ砥石(合砥&巣板など)
日照山合砥
大平合砥(?)
大平合砥1
大平合砥2
大平合砥3

○カ(マルカ)巣板
中山浅黄
中山合砥
奥殿巣板
数々の木っ端(コッパ)物

D:名倉砥石こちらもご覧下さい)
対馬海黒名倉(同品3個)
純三河白名倉(多種類5個)




「電動刃物研磨機」


REXON刃物研磨機WG-180R
makita刃物研磨機9820




「番外編」


ミニルーターNO'28511
磨き用品
砥石台
名倉使い物
カネサ式下刃定規
ミニルーターNO'28472
両刃ストレートエッヂ
給水&洗浄用品
両面砥石#150&#800小
鎌砥石
Diafold FWFC(#325&#600)
鉋台 砥石の面直し器





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