1999年11月〜12月
ようやく、白いご飯が食べられるようになったというのに

はじめての調整日。痛さ再び。

1999年12月中旬

口内炎が痛い…。風邪を引くと口内炎が出来てしまう私。今回は出来た場所が悪かった。上唇の裏、前歯の装置がばっちり引っかかるところである。しゃべるたびにひっかかり切れて
きたようだ。
朝1番に病院に行く、がまだ朝礼中だった。院長先生の話が漏れ聞こえてきてなんか楽しい(笑)
「口内炎が出来て痛いんですけど…」
どこか困ったところはありませんか?と聞かれたので迷わず返答。
「こ、これは痛いでしょう〜」
ものすごく驚いたようなリアクションがあってちょっと満足。
「あ、今日は調整日だったんですね。そうか今日定休日でしたね。頑張ってください」
と、舌癖トレーニングの担当衛生士さんが治療台に寄っていってくれる。はい、今日も頑張る(笑)。

さて今回の治療は左側1番奥の歯にブラケットをつけて、下側の歯に本格的に装置をつける予定である。下前歯が奥に入っている形なのでそれを少し手前に出してアーチ状を作るのが目標らしい。左下犬歯が虫歯でその両隣も虫歯なので、その治療を行えるように今は隙間を広げている状態なのだ。これと同じことは上前歯にも言えて、なんと隙間が全部虫歯(C1レベルらしいが)唯一無事だった歯は事故で欠損、良いこと無し。
「口内炎体質ですね、少しでも和らぐようにしましょう」
と先生の計らいで、下前歯を引っ張るためにつけるワイヤーに細工をしてくださることになった。前回歯茎を渡る形でつけたワイヤーが結構痛かったので(そして口内炎にもなった)そのワイヤーに『チューブ』がついた。
色はグレー、まさしく『エナメル線』のようだ(笑)これが本当に痛くなくって驚き。
「その代わりここに食べたものが余計にひっかかりやすいですから、歯磨き丁寧にしてくださいね」
今回はよく磨けていたみたいで何も言われなかった。良かった。

右下奥歯にブラケットもついた(また『カツオくん状態』になった(笑)すごく気に入っている姿なのだが…さすがに記念撮影はできないよなあ)今回は上のワイヤーはちょっと締めて終わり、ということなのだが
「(いたーーーーい)」
声には出さなかったものの、ものすごく痛い!
「ごめんなさいねー」
先生謝りながらも、手加減が無い。(当たり前か)
「だいぶ間が開いてきましたね。次回くらいには隙間の虫歯治療、出来るとおもいます」
間が開いてきたいることは気がついていた、というか歯磨きしていてスコッとブラシ歯間を通るので鏡で確認したら…1ミリくらいの隙間が。…嬉しい。とっても嬉しい
「すごく嬉しいです」
と先生に言うと、なんか笑われてしまった。

「えー忘年会、クリスマス、お正月と1番良い季節に矯正なんて大変ですよねえ。で、年末年始は休みますので、くれぐれも装置を壊さないように気をつけて下さいね。特に『お餅』は危険ですからちーっさく切って、食べるとか工夫してください」
…て、先生言われても食べないと思うよ…今年はお餅。

最後に「チューブ部分」の撮影をして終わり(デジカメ、じゃなくてDVでスチール撮影をした)
1999年11月中旬

はじめての調整日、である。前回の舌と唇のトレーニングのとき
「一番はじめが痛いので後の調整は比較的痛みに慣れるのも早いですよ」
といわれていた。よし、あれ以上の痛みが無いのなら、と矯正歯科へ。
「どれくらいで装置には慣れましたか?」
「1週間くらいです。そのあとは口内炎がたくさん出来て痛かったです」
「そうなんですよね、口内炎は出来てしまうものなんです」
と軽いトーク。『口内炎は皆なる』と聞いて和んでしまう。
今回はワイヤーをゴムで固定していたのだが、それをワイヤーでしっかりと止める形にするということでまずはワイヤー外し。ゴムが外れていく感じが分かる。
そして歯磨き指導。装置にどうしても歯垢が残ってしまうので(特に抜歯したところの裏とか横とか)そこを重点的に磨くように、と指導を受ける。ワイヤーが外れているうちにちゃんと磨
いてくださいね、と治療台で歯磨き。この指導があるから毎回歯ブラシは持参するようにと言われるみたいだ。
ワイヤーが外れるとなんともすっきりした感じでとっても歯磨きも楽(当然か)

さて、私は1本はえている親知らずは抜歯せずにそのまま第2臼歯の位置に移動して使うことになっている。歯は何もしないでいると前に出てくる性質があり(だからオープンバイトで唇が閉じないと出っ歯になってしまう…覚えましたよ先生)そのためか、私の左上親知らずは抜いた第2臼歯を補うかのようにだいぶ前に移動してきた。が…
「だいぶ曲がってきてます。今日は親知らずに装置をつけて正しい位置に引っ張るようにしましょう」
って、聞いただけでも痛そうじゃないかい。
そのまえに下の歯を終わらせましょうね。と結束用のワイヤーをつけていく。

…と、この時点で約1時間が経過。そのうち40分は口を開けていたことになるが、今までに経験のない事が起きる。唇が痛い、のだ。治療中は口紅などはつけない、のがエチケット(そして受付にもそう書いてある)なのでつけていないのだが、なにせ乾燥しているので唇が乾いてつっぱってくる。なめることもできないので、結構痛い。先生が席を立たれたときにそっと手で触れてみる。と口からワイヤーが生えているよ(笑)まだカットする前だったのでワイヤーがそのまんま(笑)下の歯に2本づつなのでまるでガンガゼのようにワイヤーがはえている。ああ、写真に撮っておきたい!!そして親知らずに装置をくっつける。表面処理が終わる間、衛生士の方が頬の内側とくっつかないように口に指入れてをひっぱっててくれるのだが、多分その姿はよく『サザエさん』のまんがの中にあった「余計なことを言ってサザエさんに口をひっぱられるカツオ」の姿に酷似しているだろう。ああ、写真にとっておきたい!!

といううちにワイヤーによる結束が終わる。1時間半かかった。これまでゴム止めだったところがワイヤーになっている。このゴム、私は透明なのだが、結構食べ物の色がついてしまうのだ。そう言えば「カレーは特に色つきますから、気にするんだったら控えて下さい」と言われていた。しかし、いわゆる『茶碗の茶渋』の感じで色がついてしまう。口の中でハイターうがいが出来るわけでもない。本人にとっては気になるものである。(多分よその人はそんなこと気に留めてなんか無いんだろうけど)
今回のワイヤー止めは抜歯した第4臼歯の隙間を生めて、前歯を引っ込めるためのもの。歯の隙間を横断する形で渡されたワイヤーで犬歯を後ろに引っ張り、歯茎を経由する形で渡されたワイヤーで前歯を引っ張る形になっている。この歯茎にあたる部分が痛い。
「痛いところないですか?」
うぐっ…、親知らずの横が痛い。あと左上犬歯横のワイヤーが痛い。
その旨申し述べ内側にワイヤーを曲げていただく。どうしてもあたっていたいときはスプーンの柄で内側に曲げてくださいとのこと。ワックスもまだ残っているので安心だ。
そして奥歯の噛み合わせの調整。感動的に合わないので(右側が少し高い。右の歯同士が噛んだとき、左の歯はまったくあたっていない)金属部分を少し削っていただいた。少しは、
楽になる。これもいつか治る日がやってくるのだ。嬉しい。

と、いうとこで治療終了。結局2時間以上かかった…。