デンタルフロス(笑)
| 1999年11月末日 病院のドアを開けるとそこはクリスマス一色。ポインセチアにリース、かわいい天使人形。ちょっと驚いた。 さて2回目の舌と唇のトレーニングである。 極力、タングスポット(舌位置)には気をつけていたのだが、ちょっと自信なし。リンガルアーチのワイヤーがあたってしまい、それがちょっと気になりおろそかになりがちだったのだ。 今日もにこやかにかわいい衛生士さん登場(本当に、かわいい) 「だんなさまは、装置について何か言われましたか」 世のだんな様方は奥様が歯に装置なんてつけていることを、嫌がる、あまりいい顔をしない方が多いらしい。 「うちは…デジカメで記録を毎週のように残して、矯正が終わった時にはそれをぱらぱらアニメにする、と言ってます」 …衛生士さん大笑い。 「いやー、なかなかいないですよ、そういうだんなさんって!」 そうか、なかなかいないのか…。とツカミの笑いを取ったところで、顔に電極貼って準備スタート 「どうですか?ちゃんとやってますか?」ああ、にっこり言わないで…と思いつつもワイヤーが当たる旨を言う。 「それはそうなんですよね。2ヶ月くらいで良くなると思いますが…」うむむ、2ヶ月か。 もう一つ気になること、それは前回のトレーニングの時「噛みながら、飲み込む練習」をやったのだがそのとき「右側で噛む癖が強い」と言われていた。なのでなるべく片側噛みをしないように心掛けていたのだが、10月の調整日前後から左がまったく噛み合わなくなっていて、調整の時少し削ってもらっていたのだが… 「あの、左側が全く噛まないんです」 正しい奥歯の位置をなるべく守ろうと心掛けると、左の上下の歯がぶつからない。これはつらい。 「今まで無理矢理あわせて噛んでいたってことなんでしょうか…」となにげに聞いてみる。 「最後に担当の先生に見ていただきますが、たぶんそれは噛み合わせが変わってきていると言うことだと思います。歯のカーブを広げているので、寝ていた歯が起きてきたということなんです。1ミリでも動けば全く違いますから」 「動いているっていうことですね!!!」 …嬉しい。 と、いうとこで本日のトレーニング開始。前回と内容はあまり変わりはないのだが、今回注意すべきポイントが1つ追加。 「息を吐いたところで、飲み込む」 …意識したことなんてあるわけない。でも普通にしていると、そうやっているんだそうだ。 「たぶんできてるとは思いますけどね」と励まされつつ、モニターチェック。なんとか注意すべき点はクリアして、モニター上のグラフも安定した線を描いている。 「いい感じですね…あれ?腹式呼吸してますか?」 呼吸のグラフがうまく表示されないらしいのだ。システムを再起動させて(やっぱりLinuxみたい。コマンドちゃんと見れば良かった。見てもわかんないけど)様子を見るがなんとなく調子が悪い。 仕方がないので衛生士さんのかけ声にあわせて、呼吸と飲み込み癖のチェック。なんか、面白くって笑ってしまう。 「あーだめですよう、グラフ見てるんですから」という衛生士さんも笑ってる。可笑しい(笑) なんとか注意ポイント「口を閉じること」「下唇を噛まないこと」「舌を正しい位置におくこと」「鼻呼吸を心がけること」「正しい飲み込み方を心がけること」「方噛みをなくす」が何とかなっているので初期トレーニングは今回で終了。前歯が下がってきたら状態を見るためにトレーニング再開、ということになった。 最後に先生登場で、左が噛めません、と訴える。私の場合、歯のカーブが狭いのでそれを広げているのだが、それだけではなく狭いカーブを無理矢理あわせて噛んでいたため、歯が寝てしまっていたのだそうだ。なので臼歯のすり減り具合も違っていて 「上の歯は舌よりカーブが広いので頬側の歯がのびており」下の歯は上の歯にあわせるように頬側の歯がすり減っている」 それもかなり。図にしてみると 「劇的に変わりますよ。もう信じられないくらいに変わりますよ。そしたらこっちのものですよ」 とのお言葉をいただく。これでまた頑張ろうと思ってしまう。成果が少しでも出てきているみたいなので、嬉しい。 |
| 1999年11月初日 前回装置をつけたとき言われたことは 「次回舌と唇のトレーニング行います。顔に電極つけて状態見ますんで」 …電極って何?電極って何するんだろう。 どきどきしながら矯正歯科へ。今回は待合室でちょっと待たされる。機材の準備してますから、というのだがいったいどんな機材を使うと言うのだろう。 話は少しずれるが、私がお世話になっている矯正歯科は歯科衛生士さんたちも歯列矯正を行っている人が多くて、ちょっとした、本当に担当の先生に聞くのも悪いようなささいなこととかも割と気軽に聞くことが出来るし、またはじめてのことばかりでドキドキしているときには自分の体験談をしてくれたりしてくださるので、すっごくほっとするところが多い。装置つけたてで上手くしゃべれないときも「今大変でも毎日良くなっていきますよ」とか「セパレートの痛さは5日間あったかなー」なんてこととか教えてくださる。とってもありがたく、嬉しい。 今回のトレーニングに立ち会ってくださった方もキラッと光るブラケット。 「着けてすぐ、のときが一番痛いんです。でも一気に着けてしまったから、一気に慣れますので徐々に装着するより良かったかもしれません。あとは調整の度に1日2日は痛いんですが、慣れてきますから大丈夫です。とにかく今以上の痛みはありませんから」なんてアドバイスをいただいたりする。嬉しい。 さてトレーニング、である。頬と顎に心電図を撮るときのような(ピップエレキバンのような)電極を貼る。モニターにはグラフが(心電図のような)出ている。 波形は「呼吸」「舌の筋肉」「噛む力・右」「噛む力・左」の4種類。 初めに下の正しいポジションのお話。上顎、前歯裏のちょっとでこぼこしてるところそこに舌先をつける。つける、と言うよりも舌を上顎にのっけるようにするのがコツみたいだ。舌位置自体は確かにその辺に置いていないわけではない。ただ唇が問題みたいなのだ。完璧なオープンバイトである私は、奥歯で噛んだ顎の位置の状態ではきちんと唇を閉じることが出来ない。それを補う意味で舌を下唇裏につけることで唇を閉じようとする。それで唇を絶えず噛んでいる状態になる。ますますオープンバイトになる。この悪循環。 とにかく下唇を噛んだ状態にしないこと、意識して唇を閉じること。 「…って、先生のほうから言われましたでしょう。もう歯の問題よりもその癖のほうが大変だと(笑)」 「ええ、それはもう(笑)」 こうして1字1句思い出せるくらいに(笑) なごやかな雰囲気のまま検査アンドトレーニング開始。 「ちゃんと出来てますよ。舌のポジショニングも、呼吸も、正しい飲み込み方も」 グラフに出る波形でわかるそうだ。舌の筋肉の波形が乱れていないのはリラックスできている証拠。舌のポジションが正しいところにあれば自然と鼻呼吸になって(舌が上に持ちあがっている形なので口の気道を塞いでいる形になる。人口呼吸で気道確保する時首をそらせて舌を下げさせるのはこの逆のこと)呼吸も結果乱れが無くなっていく。 正しい飲み込み方、は奥歯を噛みながらものを飲み込むのだそうだ。意識してやってみる。出来なくはない、ただ違和感があると正直に訴える。今の噛み合わせがよろしくないのでろくに噛まないで食べ物を大きいまま飲み込んでいるのではないか、との回答。…うわ、そのとおり。水やお茶で飲み込んだりしている。 「そんなことまでわかっちゃうんですねえ」 癖ってのは理由があって癖になるんです。というのは院長先生が言った台詞だがここまで当たっていくとただただ感心するばかり。 「右側の噛む力が強いですね。均等にしてみてください。正しい噛み合わせになっても力が均等でないとまたずれていきますから」 怖い怖い。これが後戻りってやつか、と感心。親知らずが生えてきたときから左をかばうようにしてきたが改めようと思う。 この日は5つのポイントチェックを教えていただき終了。約50分。 「口を閉じること」「下唇を噛まないこと」「舌を正しい位置におくこと」「鼻呼吸を心がけること」「正しい飲み込み方を心がけること」オプションで「方噛みをなくす」 …これで、5つのポイント1つのオプション、あと歯磨きもあるので気をつけることは全部で7つとなった。 |