| 2000年5月下旬 リンガルアーチが外れた。下側の方。しゃべる度に当たっていたアーチが外れた。 なんという開放感!!舌に当たるものが無い状態とはこんなにも快いものだったのか!!! 小型のチェーンソーのような機材でワイヤーを切っていくのだが、これが結構摩擦熱をもって治療を受けながらも少し不安になる(やけどする、とかではなく「熱いなー大丈夫かな―」という感じ…)これから訪れる開放感に比べたら、こんな不安は屁でもないわ!はっはっは!(ちょっと喜びすぎ) …ということで、下側の歯並びはほぼ正しい位置に歯が並んだので、これからは保定期間に入るということらしい。正しい歯並びを下顎にしっかりと覚えさせる期間、というわけだ。 「これで、歯を固めますから」との宣言も出された。歯がため、赤ちゃん以外にも使う言葉だったのか。 これまでの牽引を目的としたワイヤーから、固定を目的としたワイヤー(というものがあるのかどうかは不明だが)に変わったためワイヤーが少し平たいものになった。スパゲティからリングイーネという感じ、というのが近いか。そのためこのワイヤーは口内にあんまり当たらないのだ。口内炎にも優しいタイプ。 「で、上前歯の方ですが無理にワイヤーで動かすことはしません。ワイヤーと唇の筋肉とで動かします」私の場合、歯槽骨も歯に合わせた形で前に出ているので、歯だけ動かすと変な角度、歯と歯茎の間に角度が出来た前歯になってしまうので唇の力で骨部分ごと動かさなければならない必要がある。 「唇は噛み締めることのないように、心がけてくださいね」 唇が前歯の下に入りこみ、唇の厚さ分歯が前に出てしまうからなのだが、そして通院はじめから言われつづけていることなのだが、妙に笑いのツボにはまってしまった…。 (しかし下唇には歯の跡が残っているのだ。気をつけているのだが…形状的に仕方がないといわれても心情的には納得できないものがあるのですよ、とほほ) 今度から、私のキャッチフレーズは「唇を噛み締める女」30女にふさわしいフレーズではないか。 …って、噛み締めちゃだめなんじゃん! |
| 2000年5月中旬・口内炎スペシャル 口内炎ができた。もう幾度となく書いてきたことであるが、口内炎ができた。3つ。かつて歯列矯正をやっていた経験を持つ友人は「イクラくらいの大きさの口内炎できたことあったよー」となどと言っていた。がそれが自分のみに起こるとなると、これがツライ。今回は装置がモロに当たるところで、口内炎特有の「しみるような痛み」とは違って「えぐられるような」痛みだ。「チョコラBB」錠も効かない。装置のほうにはワックスを付けると痛みは軽減されるものの、出血までしてきたので、市販の口内炎薬を使うことにする。 口内炎薬には2つのタイプがあってゲル状の塗り薬(歯医者さんで使っているタイプ)とシール状のものだ。今回使用したものはシール状のもの(「アフタシール」大正製薬)患部が装置に当たらないようにするため、と思ったからだ。早速薬局に行き「…1200円になります」と言われ、支払い、箱を開けてみると「直径5ミリほどのピンク色の○シールが10枚」入っている。 単価120円…高い! まあ、仕方ないし、と無理矢理思うことにしてシールを2枚(240円!)2ヶ所の患部に貼りつける。結構ごわごわしていて、違和感は結構ある。普段歯医者さんでつけていただいているタイプのものとはかなり違うタイプのものだ。(味も違うし)「うむむ、これだったらば、ゲル状塗り薬の方でも良かったかなあ」と思う。 普段ならば薬は使わないのだが(その証拠にこれまでの「ひびのはいしゃ」で口内炎薬の話題はしていない)この日はちょうど接客カウンター当番の日だった。それも「レファレンスカウンター当番」(図書館用語かな?)要するに「お客様相談係」である。…つまり、しゃべりが要求されるのだ。口を動かす度に痛いんじゃかなわないので、薬でしのごうと考えたのだが、これが後に大変なことになろうとは! まずは猛烈な眠気に襲われる。接客中にもかかわらず眠くて仕方がない。おかしいなあ、と思いつつあくびをかみ殺しながらカウンター業務を続ける。 次には目の焦点がいまいちよく合わない。なんだかとても蛍光灯がきらきらして見える。 次はボーンヤリ感がますます激しくなる。ちょっと意識朦朧として…。 「やばい、副作用が出ている!!」 気がついたのはこの時点であった。例えるならば「とってもいい感じに酔っ払ったときのような朦朧とした感じ。だけど酔ったときの楽しい感じが全く無い」のだ。多く鎮痛剤を飲んじゃったとき、高熱が出て薬を飲み、ちょっと効いてきた時の朦朧感。端的に言えば「ちょっとらりっちゃた(エヘヘ)」…って、エヘヘじゃないだろう、という感じ。接客中じゃなければ大丈夫な程度なのに(またこういう日に限って司書が私しかいなかったりする)…もうお客さんが何を聞いてきているのかも理解できない…。うう、薬なんか使うんじゃなかった、口から血を流している方が(私的には)楽だったよ…. そして、帰宅後、39度近くの熱を出して倒れる。 口内炎もらりっちゃったのも、すべては「風邪」のせいだったというお話。(後日もう一度「アフタシール」を使うがラリったりはしなかった。体調が悪かったのと、2枚一度に使ったのが原因なのかなあ) |
| 2000年5月8日 誕生日、である。いよいよ三十路に突入となり、感慨深いかというと案外そうでもない。18、9才の頃で嗜好とか思考とか志向は大体決まってしまったので、いくら年齢を重ねようとも、感覚的なところにはなんら変わりが無いというのが本音、といったところだろうか。小じわや下半身は気になるけどね。その記念すべき日を歯医者で迎えていた。 素晴らしく綺麗に揃い始めた下の歯並び、それをもっと綺麗にするために装置の締めなおし、である。ワイヤーを新しく付け直していただいて、飛び出てきたワイヤー(これがなかなか矯正未経験者には理解していただけない。歯が正しい位置に動くと、動いた分だけワイヤーが装置の外側、つまり奥歯の方に押し出されてくるのだ)を切っていただいて、ゆがんだワイヤーを直していただいて、顎間ゴムの位置確認をして、まあ大体終了。ここまではいつもと同じコースなのだが、今回1つ違うことがあった。ニューフェイス君がやってくれたのである。下手、ではない。歯に対しては痛くないのだから。ただ顔の上に手を置いてしまう、のだ。誰しも、ペンで文字を書くとき手首を机に置いて支点とするでしょう。それと同じことをね…顔は机じゃないから、手首置かないでねって、思った次第で。いや、手を置かれたことに対しては、あんまりなんとも思っていないの。ただ上唇の上はね、ブラケット入っているからそれが押されて、当たって、痛いの。思いきり痛がってしまったわ。本当に予想外の痛みで驚いた、というのが正解ですな。 「今回、下の歯は結構痛むと思います」と先生からにこやかに宣告される。 毎回同じようなことをされているようだが、調整後痛いか痛くないか、いや毎回痛いことには変わりが無いが、持続日数とか痛む場所とかには差がある。今回はワイヤーを付け直していただいている間、それこそブラケットにワイヤーを括り付けている間にも、痛くなりそうな感じがしていた。結んでいる間からもう、むずがゆい感じがする。 BR> 上前歯についてはリンガルアーチの微調整をしていただいて、…そうしたら思いっきり舌が当たる位置で、大分まともになってきた「しゃべり方」もまたもごもごしたものに。「しゃべり、ヘビーです」と訴えるもこればっかりは慣れる以外無い。舌のトレーニングもあるのだが、これもアーチが邪魔をしてうまくできない。衛生士さんによると、舌で装置を頑張って押しちゃうのもなんだし、懸命に練習しすぎて舌の筋肉が筋肉痛起こしてしまう(経験済…歯医者さんには内緒)のもなんなので、状態を見つつ行なうことに。 そして顎間ゴムの場所確認して終了。 「先生!すっごくゴム切れるんですが。切れると痛いんですけどー」と訴え、昼間は直径の大きい方のゴムを使うことになった。本当にゴム切れるのって痛いんだから…。 |