先週の最後に「クレオ… 次会った時が決着の時だ」と言ったきり、ばったり倒れたヴェッティ 様は2日間眠り続け、目覚めるとなんと頭が真っ白に。元々薄い黄色だったので、真っ白に なってもそんなに違和感は無かったですが、次の発作が起きたら危ないと診断するミュスカ です。ここのところ、ミュスカはヴェッティ様につきっきりですね。 そして、そこに登場したレイチェルですが、この人はもう狂ってますね。(←私の独断) 人(ラルフ)を殺したばかりだと言うのにスキップする勢いで楽しそうにヴェッティ様のベッド ルームに入ってきて、手には変な髪飾りを持っています。私も小さい頃、シロツメクサで こんな輪っかの髪飾りを作りました。 レイチェル 「まあ!お美しい御髪(おぐし)ですこと!」 って、普通そんな反応します? 「夫が突然白髪になった」っていうのに全然心配する様子も なく、おそらくは自分で作った髪飾りをヴェッティ様の頭に乗せてみたりしています。 全然似合ってません。そんなの、似合うわけない! レイチェル 「そうそう! あなたの可愛いラルフ君は自分探しの旅に出たんですって」 聞かれもしないのにラルフのことを言い訳するので、ラルフがいなくなったのはレイチェルの せいだとばればれです。 ヴェッティ 「やはり、お前だったのか! ラルフに何をした?」 これ以上の追求はしなかったので、ヴェッティ様もラルフがまさか死んだとは、そこまでは まだ思っていないのかしら? レイチェル 「私は何も。それより、私達も旅に出ませんか?」 ←出るわけない! ヴェッティ 「目ざわりだ! 消えろ」 レイチェル 「嫌です」 レイチェル、もうヴェッティ様に何を言われても平気ですね。 自分は「愛の神」なのだから、「私たち二人が一つになって、銀河を統一し…」とまだ「一つに なる」べきことを主張しております。先週あんな仕打ちをされて、よく平気でそんなこと言える なぁ…と聞いててこっちが恥ずかしくなります。 その時、ヴェッティ様ははっきり「君は愛の神ではなかった」と言いましたね。その根拠は何 でしょう? どんなに嫌いでも目的のためには「一つになる」人だと思いますので、何かで愛の 神はレイチェルではないと確信したのだと思うのですけど。 そして、レイチェルに激しい口調で銀河統一の真の目的は自分の命を繋げることであって、 ヴェッティ 「お前も人民どもも、そのための道具にすぎない」 と言い放つヴェッティ様。 「道具」と言われてさすがにプライドを粉々に打ち砕かれた様子のレイチェル、「何かおかし なことをしなければよいけど」と思いました。 ☆‥‥‥☆‥‥‥☆ さて、「いよいよ最終回が近づいているなぁ」と思ったことには、あちこちでカップル誕生。 ◆アイメル&ノヴィ アイメルはベッドの上で食事できるまでに快復していたので、大丈夫そう。 つきっきりのノヴィです。先週、あんな告白をされたのでクレオはどういう態度をとる のか興味津々だったのですが……完全無視。お見舞いにすら現れませんでしたね。 まぁ、顔をあわせてもかける言葉が無いでしょうけど。 なのに、ノヴィに「自分のことよりもクレオを助けてやれ」と言うアイメルは、けな気です。 そうそう、ノヴィはやっぱり気づいていたみたいですね。 ノヴィ 「クレオと何かあったの?」 アイメル 「別に」 ノヴィ 「あの日、クレオとミシェルが帰ってくるのを見たんだ。 もしかして、あの二人…」 出会った途端にミシェルが視線を逸らしたので、やはり察したようでした。 それに、アイメルがクレオを好きなのも気づいていたのですね。 クレオを助けようと、壁にすがりながら何とか操縦席に向かおうとするアイメルを 止めるノヴィ。 アイメル 「ほっとけ!」 ノヴィ 「ほっとけないよ!」 ノヴィの強い口調にはっとするアイメルなのでした。 だんだん良い雰囲気になりつつある? ◆シルア&ハイザック ハイザック→シルアなのは分かっていましたけど、いつの間にシルアも? 夜、散歩に出たのか森の中のような所で並んで立ち、戦いを前にして語り合っています。 いや、語っていたのはシルアだけ。 ハイザックは緊張して相鎚すらまともに打てない ウブさでした。(笑) もしこの戦いに生き残れたら、いろんな場所を旅して、いろんな人に出会って、 恋をして(ハイザックと?)、結婚して(ハイザックと?)…と夢を語るシルア。 ハイザックは頬を染めて幸せいっぱいです。そっとハイザックの手を握るシルア。 ガラ艦は、恋愛に関しては女の子の方が完全に積極的ですね。(笑) 男から迫っていたのはヴェッティ様ぐらい。でも、あれは目的が違いますもの。 シルア 「ハイザックさん…。これからも私を守ってくださいね」 ハイザック 「あああ…あ……んがんが!あ…」 私には何を言っているかさっぱり分かりませんでしたが、きっとシルアには気持ちが 充分伝わったことでしょう。 こんな良い雰囲気になってきたら、返って嫌な予感がしませんか? それがちょっと…。 ◆バダット&提督 唯一カップルになっていないバダットは、亡くなったガウェイン提督の面影を偲んで、 一人で酒を呑んでおります。 バダット 「提督…。自分もこれが最後の戦(いくさ)になりそうです。 そしたら、また天国で一杯やりましょうや…」 この台詞も胸に痛いです。何か嫌な予感が…。 ◆クレオ&ミシェル ミシェルがクレオの部屋をノックして入ってみると、クレオは椅子に座って眠っています。 テーブルの上には酒瓶がありましたけど、ただうとうと眠っているというよりは、身体が 辛いんじゃないでしょうか。震える左手を右手でぐっと包み込む、というシーンがあった のが気になります。ソレイユのせいですね? 座ったクレオの正面に立つミシェル。クレオも気づいたようです。 ミシェル 「クレオ、大丈夫か?」 クレオ 「ああ…。知らぬ間に寝ちまったみてぇだな…」 ミシェル 「お前の身体、本当に大丈夫なのか?」 クレオ 「しつけぇ女だな 」 ←「女」って言った! ミシェル 「私は………お前が一番大事だ」 ミシェルをじっと見つめるクレオ。 クレオ 「その台詞、胸に刻んでおくぜ」 この台詞を先にガラ艦ブログで読んだ時は「またキザな台詞を…」と思ったのですが、 いつものはぐらかすような言い方ではなく、いつになく真剣だったので、これも何か胸に 迫る台詞でした。やっぱり、クレオはどこかに行ってしまうような気がして…。 ここで執事のジャンがミシェルを呼びに来ます。これから民衆の前で演説をするのです。 クレオ 「行けよ」 ミシェル 「一つだけ約束してくれ。 この戦いが終っても、どこにも行かないと」 クレオ 「さあな。疾風は気まぐれだ…」 ミシェル 「ならば、私も疾風になろう…」 やはり、自分の死期を悟っているのでしょう。「気まぐれだ」なんて、はぐらかすような ことを言うクレオです。ああ、やっぱり…? この後、部屋を出て行くミシェルがクレオの手に自分の手をそっと重ねてから出て行くの ですが、このシーンが今週で一番好きです。ドキッとしました。さりげないけど、こういう こと、あの山小屋のことが無ければ絶対しない仕草ですよね。 来週の最終回では是非クレオにお返しして欲しい。クレオからのアプローチがもの足りま せん。ミシェルが去ってから、執事のジャンもミシェルのことを頼みました。 ジャン 「クレオ様、ミシェル様のこと、よろしくお願いします。 あの方をラシーヌ様にもどして差し上げられるのは、あなただけです」 もう充分ラシーヌに戻っていると思いますが、何とも答えない(答えられない)クレオが 見てても悲しいです。無いとは思うけど、ハッピーエンドになって欲しいなぁ…。 ☆‥‥‥☆‥‥‥☆ いよいよ決戦の時が来ました。バルドー領で態勢を整えていたクレオ&人民軍に向けて 神聖皇帝軍が攻撃を開始。 神聖皇帝軍は前にクレオ達を捕まえた時にクレオのガラスの戦艦の技術を盗んだらしく、 巨大なガラスの戦艦を作っていました。 クレオ 「ハイザック、手本をみせてやれ」 ハイザック 「これぞ、本家本元、王家秘伝なりぃ〜〜〜!!」 と攻撃しますが、失敗。向こうのガラスの戦艦もなかなかの戦艦のようです。 「あおり返し」、「装甲の隙間だ!心まで砕いてやれ」と落ち着いた声で次々と指示を出す クレオ。ヴェッティ様も、 ヴェッティ 「吹き始めたな、疾風よ…。 我が命の炎を燃えたぎらせるのは、もはやお前だけだ」 と感慨無量のようですが、ヴェッティ様は油断なさっておられました。 地下牢に閉じ込めたつもりだったゴルナ法皇が、実はヴェッティの部下まで味方につけ、 着々と準備を進めていたのでした。ついにレイチェルに自分の真の目的を告白。(と言っても 視聴者にはとっくに解ってましたけど) ゴルナ法皇の真の目的は、黒十字に到って人民を救うと見せかけて他の銀河へ逃げ、 このコート・ドールを自分の理想郷とすること。 ゴルナ 「もしもの時はお前が法皇になるのだぞ」 と言われ、大喜びのレイチェル。←絶対おかしい。狂ってます。 ゴルナ 「そして、すべての民がお前にひれ伏すのだ」 レイチェル 「ステキ〜〜〜♪」 飛んでいる蝶々を追いかけ、 レイチェル 「飛びます!私も飛びます!うふふ…… アハハハハ!」 笑い転げるレイチェルは、ヴェッティ様にプライドを粉々にされて、いよいよ精神が崩壊して しまったようです。 突然乱入し、ヴェッティを取り囲む元ヴェッティの部下たち。(ゴルナ法皇に寝返っている) かばうミュスカは、あっさり2本の矢に倒れます。(死亡) ヴェッティ 「迂闊(うかつ)だったよ。私の部下にまであなたの魔の手が伸びていたとはね」 そんな落ち着いている場合じゃありませんわ!かなり分が悪い展開ですわ!ヴェッティ様。 ゴルナ 「騙し合いはお互い様。そう言ったのは陛下の方ですぞ。 いや、もはや陛下ではない。貴様は人民を堕落させた大罪人として処刑させて頂く」 ヴェッティ 「同じ理屈でコルベーユもその手にかけたと言うわけだな…」 察しの良いヴェッティ様はすべてを察して立ち上がるのですが、この時、床に倒れているミュ スカを起こして椅子に座らせました。もう死んでいるのに、遺体を無残に放置しておくのが 忍びなかったのでしょうか。ミュスカには案外優しいんですね。驚きました。 ヴェッティ 「お前は黒十字に到るつもりはない。 このコート・ドールを礎に、己の支配欲に駆られた理想郷でも作るつもりなのだろう」 すべてお見通しのヴェッティ様の言葉を聞いて元部下の間にわずかの動揺が走りましたが、 ヴェッティ様は捕まってしまいます。 ヴェッティ様の御座船からの応答がなくなり、不審に思うカーズ。助けに行きそうな予感が します。(←私の推測) ここまではすべて計画通りに進めていたゴルナ法皇ですが、民衆がコート・ドールが黒十字 からだんだん遠ざかっていることに気づき、自分達は騙されていたと暴動を起こします。 何万人(に見えました)という民衆がゴルナ法皇とヴェッティ様を探して乱入。ゴルナ法皇に 寝返っていたヴェッティ様の元部下達もゴルナ法皇の真の目的を知り、愕然とします。 と、ここで登場したのが、またしてもレイチェル。ゴルナ法皇を宝剣で一突きでした。 レイチェル 「十字の光に幸あらんことを…」←ラルフの時と同じ台詞 何かに取りつかれた人は恐いです。平気で自分の父親でも刺してしまいます。 その後、レイチェルは地下牢に閉じ込められているヴェッティ様の所へ行き、血がべっとり 付いた宝剣を床にぽ〜んと投げます。 レイチェル 「これをお返しします。父上があなたのお父様を刺した剣です」 この人の行動をどう考えたら良いのでしょうか? 最後まで「黒十字に到れば永遠の銀河を手に入れられ、民衆が救える」と、一途に信じて いた真面目な人なのでしょうか? ヴェッティ様に冷たくあしらわれ、父親に騙され、精神が崩壊してしまったということなので しょうか? ですが、ヴェッティ様はとりあえずレイチェルのお陰で牢を抜け出せたので良かった…かに 見えたのですが、頭からフードをかぶってこっそり逃げようとしたヴェッティ様は民衆に見つ かってしまいます。自分達はヴェッティとゴルナに騙されていたと暴動を起こしている民衆 は数万人はいるように見えます。「ヴェッティだ!」、「もう一人の悪魔がいたぞ!」 一人対数万人。絶体絶命のヴェッティ様。いったい最終回はどうなる? 今週はここで終わり ました。ヴェッティ様の目は、おびえてはいませんでした。でも、一人でどう立ち向かうの? 気になる予告ですが、ヴェッティ様が立派な赤い椅子に座っているシーンが出ましたので、 とりあえずあの場面は助かるのかな?と思います。(推測ですが) いったいどうなるのか、まったく予想がつきません。 ドキドキしながら最終回を待ちたいと 思います。願わくばハッピーエンドになりますように。(やっぱり無理か…?苦笑) めまぐるしく場面が変わり、スピード感溢れる展開でした。その雰囲気をなるべく損なわない ように、今週はまずストーリーだけを書き、感想は後でまとめて書くことに致します。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 何万人もの民衆に迫られ、絶体絶命のヴェッティ様の顔のアップで終った前回。 今週はいつものミシェルのモノローグが無く、いきなりこの場面から始まりました。 民衆がヴェッティに飛びかかろうとした瞬間、上空にヴェッティの戦艦(白に金の縁取り)が 現れ砲撃。民衆は蜘蛛の子を散らすように逃げ、ヴェッティは自分の戦艦へと戻ります。 ヴェッティ 「戦況は?」 部下@ 「まだ五分五分といったところです」 部下A 「しかし、コート・ドールの主要施設は奪還しました」 一方、父ゴルナ法皇を殺害したレイチェルはブルーのドレスで登場。バロティカで静かに 部下に告げます。 レイチェル 「出航の準備をなさい」 民衆の暴動を鎮めるためか、ゴルナ法皇の遺体をヒモで吊るして民衆の前でさらし者にし、 その前で演説をするレイチェル。ゴルナ法皇の遺体がぶらぶら揺れているのが恐いです。 レイチェル 「皆、聞くがよい。今、この時よりこのレイチェルが第247代十字聖教法皇である。 これより我々は黒十字に至り、黒十字に仕えし神の御意志をこの私が引き継ぐ!」 この演説を聞き、安堵するバロティカの民衆達。レイチェルと共に黒十字に向かって進み ます。 この様子を上空から見ていたヴェッティの戦艦では、 部下 「これより、バロティカを破壊します、陛下」 ヴェッティ 「放っておけ。つまらぬ寄り道をした。直ちに戦線へ出せ」 どうせ黒十字に突っ込めば終わりだと思っているのか、レイチェルには最後まで全く関心の ないヴェッティ様です。 レイチェル 「行きましょう!とこしえの銀河に向かって!」 民衆 「おおおおお〜〜!!」 レイチェルは大きく手を広げて、恍惚状態。いよいよ黒十字に迫ります。 部下 「陛下、黒十字が急激に肥大化しています!」 ヴェッティ 「それがどうしたと言うのか?」 部下 「はっ! し、失礼致しました」 黒十字にも何の関心も示さないヴェッティ。目ざすはクレオのみ! ヴェッティは赤い椅子に腰掛け、いつものように頬杖をついていますが、かなり険しい顔を しております。 宇宙空間では敵、味方、入り乱れて激しい撃ち合いが続き、その中で群を抜いて猛スピード で駆け抜けるクレオのガラスの戦艦。ガウェイン提督の巨大戦艦にはミシェル、シルア、 ジャン、元囚人のゲイリー、ノルディアンらが乗り、クレオと通信しあって戦っています。 クレオ 「敵を隕石群の外に誘い出す!ミシェルを外で待機させろ!」 「おお〜!」と声を合わせ、息もぴったりのクルーたち。 バダット 「見たかぁあ〜 ガウェイン戦法!」 ハイザック 「王家秘伝を〜〜〜!提督に捧げる〜〜〜!」 クレオのガラスの戦艦は垂直に立って回りながら四方に砲撃。あっという間に四方の敵を 蹴散らします。あわてていったん隕石群の外に出る神聖皇帝軍ジラードの戦艦。 クレオ 「行ったぜ…」←ミシェルにつぶやくように 逃げて来るのを隕石群の外で待ち構えていたミシェルによって、散々に撃ち込まれます。 部下 「ガラスの装甲がやられました!」 ジラード 「やはり、まだ実践投入は早かったということか。←クレオの戦艦の真似をして作ってみたが ひるむな! 火の玉となって敵艦隊を撃破せよ!」 黒十字はいよいよ強い力で宇宙を引っ張っています。 クレオ 「何?黒十字が?」 ノヴェィ 「うん。銀河全体を飲み込む勢いだよ」 バダット 「ドンパチやってる場合じゃねぇぞ!」 とその時、横を横切るヴェッティの戦艦。思わず立ち上がるクレオ! クレオ 「ヴェッティ…」 ヴェッティは腕を組んで立ち、「ついて来い、クレオ」とニヤリと笑いました。 誘うように飛ぶヴェッティの戦艦。 アイメル 「どうする!?」 クレオ 「行くぜ」 クレオの戦艦がヴェッティの戦艦を追って行くのに気づいたミシェルが思わず叫びます。 ミシェル 「クレオ!!どこへ行く気だ!!?」 ヴェッティはすれ違いざまにわざとクレオの戦艦をこすって挑発します。 クレオ 「ヤロウ… 心臓抜きだ!」 操縦しているアイメル、腰に巻いた包帯から血が滲んでつらそうです。 ノヴィ 「アイメル。傷が!」 アイメル 「うっせぇ〜!行くぞ!」 クレオ 「反転180度!」 ヴェッティ 「180度、回漕!」←‘かいそう’の字がよくわかりません 力が入らなくてつらそうなアイメルの手に自分の手を添えるノヴィ。 ノヴィ 「行くよ。一緒に」 力いっぱい操縦管を引くアイメルとノヴィ。 ヴェッティ 「クレオ〜〜!!」 クレオ 「ヴェッティ〜〜!!」 叫び合う二人。黄色く光って呼応しあう二人のソレイユ。 ついに二人の戦艦はぶつかり、ヴェッティの戦艦に突き刺さったガラスの戦艦。 ☆‥‥☆‥‥☆ 画面は変わって、ジラードの戦艦。 ジラード 「敵の旗艦に攻撃を集中しろ!撃って撃って撃ちまくれ!」 とミシェルが乗る提督の戦艦を集中攻撃。クルー達が倒れる中、執事のジャンがミシェルを かばって瀕死の状態に。(背中に撃破された破片が刺さっています) ジャン 「ラシーヌ様…。クレオ様と… クレオ様とお幸せに…」 ミシェル 「何を言う、ジャン!」 シルアも駆けつけます。 シルア 「おじい様、死なないで!」 ミシェル 「すぐに手当てを」 元囚人のノルディアンとゲイリーも倒れたまま動かず、さすがのミシェルも退艦する決心を。 ミシェル 「総員… 退艦せよ…」 ジラード 「とどめは私が刺す! 全速前進! 見ておれ!これが侍の戦だ!」←さむらいのいくさ とどめにぼろぼろに撃ち込まれる提督の艦隊ですが、ノルディアンとゲイリーが最後の力を 振り絞って立ち上がります。「まだ死んでねぇぜ」 ジラード 「ええい!旧王家の亡霊がぁ!!」 ノルディアンとゲイリーは血だらけで操縦管を握り、「俺たちも風になりてぇ!」、「我が青春に 悔いな〜し!」と叫んでジラードの戦艦に真正面からぶつかって行き、ジラードの戦艦もろと も爆発しました。 ミシェルが避難した戦艦もやられ、ミシェル、ジャン、シルアの三人が飛び降りて来るのを ハイザックが一人で受け止めます。ハイザックは三人をかばったため、爆発した戦艦の無数 のカケラが背中に首にと突き刺さり、瀕死の状態。 シルア 「ハイザックさん!」 ハイザック 「王家秘伝の純情は…… 言えない」 と、息絶えた………ように見えました。 コンラッド 「完膚無きまでに叩き潰せ。それが皇帝陛下からの勅令だ」 B.B 「いやぁ〜ねぇ。時代を読めない男って」←これはやっぱりヴェッティのこと? それぞれの場所で戦うそれぞれの人達…って、B.Bは感想を言ってただ傍観しているだけ ですが。 レイチェルはいよいよ黒十字の中へと突入して行きます。 レイチェル 「レイチェルは一足先に旅立ちます。ヴェッティ様、あなたの為すべきことは唯一つ。 早くそれにお気づきを」 黒十字の賛美歌が響く中、ひざまずき、神に祈りを捧げながら、静かにその時を待っている 民衆。 レイチェル 「黒十字を越えし給ひし時、汝、とこしえの銀河を手に入れん…。 ああ… 銀河が… 銀河が泣いている…」 ついにレイチェルは、恍惚の表情で吸い込まれて行きました。 その途端、異変が起きます。 コート・ドールは勝手に分離し始め、全領土艦の制御が利かなくなりました。まるですべてが 神の意志に支配されているようです。 ☆‥‥☆‥‥☆ さて、ヴェッティの戦艦に自分の戦艦を突き刺したクレオは、敵を倒しながらヴェッティを探し ます。胸のソレイユが痛んでいるようです。 ヴェッティ 「探し物は見つかったかい?」 ヴェッティは自分の戦艦の外に出て、戦艦の上に立っていました。(ここで CM ) ヴェッティ 「思い知るがいい。 私に戦いを挑んだその愚かさを」 クレオはヴェッティを見つけ、もの凄いスピードで走り、宇宙空間を飛んでヴェッティの元へ。 そして激しく剣を闘わせる二人。以下の会話は剣を交えながら。 ヴェッティ 「この世に生を受けた時から、我々は戦う運命(さだめ)にあった!」 クレオ 「いいかげん、目を覚ませ、ヴェッティ! お前の敵は俺じゃねぇ!」 ヴェッティ 「私は負けない、決して!」 クレオは「ヴェッティ〜!」と腹の底から叫びながら、ついにヴェッティの剣を折って飛ばしま す。クレオが勝ったかに見えましたが、そのまま打ちおろしたクレオの剣をヴェッティは折れ た剣で受け、左手に持っていたレイチェルから受け取った宝剣でクレオの胸を刺しました。 倒れたクレオを見下ろして、 ヴェッティ 「何人(なんぴと)も私の上に立つことは許されない。なぜなら、私は神聖皇帝」 と満足気なヴェッティ。クレオ、なんとか立ち上がりますが、ハァハァと息が苦しそうです。 ヴェッティ 「分かるかい? クレオ。 この剣は、ゴルナがコルベーユ王を殺した時のものだそうだ」 クレオ 「俺達の……親父(おやじ)を?」 ヴェッティ 「そうだ。そして父を殺したこの剣で、もう一人の私が死ぬわけだ」 と言って、クレオの血の付いた剣をペロリと舐めました。 クレオ 「しゃらくせぇえ〜〜!」 最後の力を振り絞って飛び上がり、剣を振り下ろすクレオ。それを下から宝剣で突くヴェッ ティ。クレオの剣も刺さったかのようにも見えたのですが、コマ送りで確認しましたら、どうや らヴェッティが左手で受け止めているようですね。ヴェッティの剣だけが再びクレオの胸に 刺さりました。 クレオ 「ヴェッティ… お前はなぜ戦う?」 ヴェッティ 「ゆるぎない力を手に入れるためだ」 クレオを刺した途端、ヴェッティの右目の黄色い光がおさまり、左目と同じ紫の目にもどり つつあるようです。(まだちょっとおかしいですが) クレオ 「違う… お前の求めているものは… そんなもんじゃねぇ…」 かなり苦しそうな息の中、そう言ってクレオは息絶えました。 ヴェッティ 「では何だ? 私の求めているものとは。言え!」 語気荒く、狂ったようにクレオを揺さぶるヴェッティですが、クレオの手から剣が落ち、この時 肉体は死んだのだと思います。 クレオが息絶えると同時に、次々と分離していった各領土艦が寄り集まって、ブロックのよう に組み合わされて行きます。各領土艦はパーツだったということでしょうか。 コンラッド 「銀河統一は、我ら神聖皇帝軍の宿願。 これが神の意志だと言うなら、我々は何だ? 何のために戦い続けて来た? 我々はいったい何のために…」 コンラッドの戦艦も、巨大なブロックの中に押しつぶされて行きました。(という風に見えた) クレオの戦艦もヴェッティの戦艦からどんどん離れて行ってしまうのですが、 アイメル 「操縦が…きかねぇんだよ!!」←きっと残して来たクレオを心配してます ノヴィ 「疾風(かぜ)はやがて嵐を呼ぶ… って、このことだったんだ」 嵐のように、あらがうことも許されず、ただ神の意志のままに動かされてくようです。 ヴェッティは狂ったようにクレオの身体を揺さぶり、 ヴェッティ 「言え、クレオ! 私の求めている物とは何だ? 私の求めている物とは!」 ヴェッティの戦艦にも炎が迫り、クレオは炎に包まれます。(たぶんヴェッティも一緒に) ミシェルの「クレオ〜〜!!」という絶叫が悲しいです。 ☆‥‥☆‥‥☆ と、ここはどこでしょう? この世とあの世の間の世界のようにも思えますし、あえて言うなら「魂の世界」でしょうか。 画面は全体にセピア風の金色で、ゆったりとした川にクレオとヴェッティが裸で別々の船に 乗り、それぞれ揺られています。 ここはとても静かな時間が流れていて、先ほどの怒鳴り合いとはうって変わって二人の声も おだやかで落ち着いています。お互いの魂が語り合っている感じです。 ヴェッティ 「教えてくれ…。私の求めている物とはいったい…」 クレオ 「生まれた時から、お前が失ってしまったもの… そして、お前が最も忌み嫌うものだ」 ヴェッティ 「そうだ…。私はずっと一人ぼっちだった。一人で、それに気づかないまま、 力だけを求め、それゆえに最も求めていたものを失い続けた。 クレオ、お前には…」 クレオ 「よく分からねぇ。……ただ、俺にはエッカルドがいてくれた」 このシーン、クレオとヴェッティの顔が対照的な構図になっていて、とても綺麗です。 画面左に逆さまのヴェッティの横顔、画面右にクレオの横顔がアップ。よくトランプにこういう 絵柄がありますね。髪も白と黒でコントラストが美しく、いい具合に髪が風になびいています。 クレオ 「だがな、ヴェッティ。 お前は一人なんかじゃないんだぜ」 ヴェッティ 「あ……」 クレオ 「ギルティの言ってたことが、やっと分かった。 鉄の鎧をまとうのが俺だと言うなら、愛の神はヴェッティ、お前だ」 ヴェッティ 「私が……?」 クレオ 「そうだ。これからお前は愛のために生きろ」 ヴェッティ 「私が… 愛のために?」 クレオ 「お前の薔薇は、今花開いたんだ」 それを聞いて、ヴェッティの右目から涙が溢れます。 ☆‥‥☆‥‥☆ この「魂の世界」での会話と同時進行で、各領土戦艦が分解されてできた一つ一つのパーツ がブロックのようにどんどん組み合わさって行き、最後にその中心にクレオのガラスの戦艦 がすっぽりと収まって、巨大な戦艦が完成しました。 これがヴェッティの説明していた「太古の昔にあった未知のテクノロジーによって時間さえも 思うままにできた巨大戦艦」ですね。「それはある時、ばらばらに砕け散っていた」のが、 とうとう復活したということですね。 つまり、この巨大戦艦に乗れば黒十字に引き込まれるのを避けることができ、新天地に 向かって出発できるということのようです。 ☆‥‥☆‥‥☆ 画面は一転して… あれから幾日か経ったのでしょうか。 いつも番組の最初に流れていたミシェルのモノローグの場面へと続きます。 ミシェル 「そして、私達の長い戦いは終わりを告げた」 紅茶を飲みながら… ミシェル 「宇宙の神々がこの星々を作ったというなら、我々人類を、いや生命の根源を生み 出したのは、いったい誰なのか。 もし、その答えがあるとすれば、それは風の中。風だけが知っている」 そこへ呼びに来るシルア。 シルア 「ミシェル様。お時間です」 シルアの晴れやかな声に促されて、身支度を整えるミシェル。 白に金の縁取りのある華やかな軍服です。肩の上に4枚の白い羽が生えているのは、 クレオの「天使の翼」を意識してのことでしょうか。 ミシェル 「思えば、長い道のりだった。だが、これですべてが終ったわけではない。 終わりはまた、新たな旅の始まりでもあるのだ」 ミシェルはこれから群衆の前で、演説をするのです。 ジャン 「ミシェル様、皆様、お待ちかねでございます」 執事のジャンが生きていました!良かった〜。 ミシェルの演説。 ミシェル 「永劫の時を越え、ついに我々は今日、終焉を迎えた銀河に別れを告げ、蘇った 古代のテクノロジーで新天地へ向けて旅立つ! 我々は一つになって新たな力を手に入れたように、我々の力で未来を手にする のだ!」 と、ここでちゃっかり生きていたジョンフォール伯爵を発見!美少女軍団も引き連れて、 ミシェルの演説を聞いておりました。(笑) もちろん B.B も無事でございます。 演説を終えて部屋へもどる途中、ミシェルはハーモニカの音色にふと立ち止まります。 そこには中庭で腰掛け、ハーモニカを吹くヴェッティの姿が。メロディはあのメロディだと思い ます。(ちょっと違うところもあったような…) ヴェッティはソレイユの跡が痛むのか、右目に包帯を巻いています。髪は黄色に戻っており ました。白いブラウスに黒いズボンと、ヴェッティ様にしてはかなりシンプルな服装。 ヴェッティ 「見事な演説だったよ」 ミシェル 「私にできることはここまでだ。あとはお前がみんなを導いてくれ」 ヴェッティはハーモニカをぽ〜んと投げ上げ、ハーモニカは大きな弧を描いてミシェルの手 の中に落ちました。 ヴェッティ 「疾風(かぜ)が最後に君に渡してくれ、と」 夜空を見上げるヴェッティ。 ヴェッティ 「我々の未来、必ず切り開いてみせるよ。 私の中の… もう一人の私とともに」 と、優しい笑顔で振り向いてみせました。 ☆‥‥☆‥‥☆ 先ほどの「魂の世界」の続き。(ヴェッティの回想) 二人の魂が寄り添ったということなのでしょう、今度は同じ船に乗って揺られています。 ヴェッティ 「結局、私は自分のことしか考えていなかった…。 私は皇帝にふさわしい人間ではない」 クレオ 「それが解っているなら、俺の命をやろう」 今度は二人の顔も同じ方向(左)を向いています。 クレオ 「その代り、お前が未来を切り開け」 ヴェッティ 「お前は、それでいいのか?」 クレオ 「自分のためだけに生きた一生は死ねば終りだが、人のために尽くした一生は 死んでも生きた証しが残る」 ヴェッティ 「生きた…… 証し」 ヴェッティがとてもおだやかな表情です。 クレオは自ら胸に手を突っ込み、ソレイユを掴み出し、差し出しました。 ヴェッティ 「クレオ… 」 おそらく、この時、古代の巨大戦艦が完成したのではないかと思います。 ☆‥‥☆‥‥☆ 再びミシェルとヴェッティの中庭のシーンへ戻る。 ヴェッティ 「今、疾風(かぜ)がささやいたよ」 ミシェル 「ああ…」 夜空を見上げるヴェッティの姿が一瞬クレオになり、またヴェッティに。 ミシェルがヴェッティにクレオの姿を重ねているのかも知れません。 ヴェッティ 「『重い鎖(くさり)は解き放たれた。天使の翼を広げ…』」 ミシェル 「『お前だけの…… 風になれ』」 ミシェルの目から涙がこぼれます。 ミシェルはクレオならきっとこう言うだろうと思ったのか、ヴェッティを通して本当に聞こえた のか、私には分かりません。でも、このメッセージはミシェルを残して逝ってしまったクレオの 精一杯の思いやりに溢れたメッセージだと思います。 これからは兄の身代わりとして生きるのではなく、自分らしく生きていけ、と。 ☆‥‥☆‥‥☆ 復活した巨大戦艦は、中心に収まったクレオのガラスの戦艦で操縦するようです。 ヴェッティはいつもの服装にもどり、いよいよクレオのガラスの戦艦に乗り込みます。 目の包帯も取り、両目とも綺麗な紫色。 ヴェッティはいつもクレオが座って指揮をとっていた 階段にどっかりと腰を降ろしました。その横に、いつもの服に着替えたミシェルも立っていま す。ガラスの戦艦のクルー達は皆無事だったらしく、あのハイザックも元気に復活。シルアと 仲良く並んで座っております。 クレオはヴェッティの中に生き続けている… という状態をクルー達は受け入れているようで、 皆、晴れやかな顔をしています。 ノヴィ 「時空波動の周期、捕捉」 バダット 「ソレイユ・タービン、出力全開!」 シルア 「発進準備完了!」 ハイザック 「うん!」←シルアに応えたんだと思う(笑) アイメル 「あたいらも、時空を越えて疾風(かぜ)になるぜ!」 ヴェッティ 「発進!!」 ――
完 ―― ☆‥‥☆‥‥☆ エンディングはミシェルの紅茶セットのアップから、だんだんカメラが引いて誰もいない部屋 を映し、最後に部屋の大きな窓の向こう、下の方から巨大な光がせり上がって来て… そこで終りました。新天地の夜明けでしょうか…。
〜おまけのCM〜 いつも最後に予告編があるので時間枠が余ったのか、ただたんに宣伝のためにCMを入れ たのかは分かりませんが、本編の余韻に浸る間もなく、面白いCMが二つも流れました。 きっと以前にも流れていたのでしょうけど、私が深夜アニメを見ていないせいか私は初めて 見れたので、嬉しかったです。 CM@ 画面は、ミシェルが紅茶を飲んでいるシーン、クレオのガラスの戦艦の戦闘シーン、ヴェッ ティ様のアップなど。 ミシェル 「アニメ、ガラスの艦隊DVD、好評発売中」 クレオ 「DVDクオリティを肌で感じてくれ」 ミシェル 「革命の銀河、ルネッサンス」 クレオの台詞が可笑しいです〜。クオリティを目や耳で感じるのは分かるけど、「肌で感じる」 ってどうやって感じたらいいの? またこの人は大げさな表現を。(笑) CMA 画面は@とほぼ同じです。でも、それぞれに肩書きが出るのですけど、ミシェルの肩書きを 初めて知りました。 ・革命の象徴(シンボルとルビが打ってある) ミシェル ・神聖皇帝 ヴェッティ ・疾風のクレオ そんな文字が出ました。ミシェルって「革命の象徴」だったんだ…。(きっと私が知らなかった だけでしょう) ミシェル 「アニメ、『ガラスの艦隊』毎週木曜日深夜放送中」 ←って、今終ったとこだよ! クレオ 「DVDも絶賛発売中だぜ」 ←ミシェルの「買ってくれ」と同じぐらい可笑しい ミシェル 「革命の銀河、ルネッサンス」 なんでわざわざ最終回終了の直後に「放送中」のCMを流すのか…。ギャグですか? 結構しんみりしてたんですけど… 吹っ飛びましたわ!私にとってはその方がありがたかっ たですけれど。だって、いくらヴェッティとクレオが一体化したと言っても、クレオがいなくなっ ちゃったことには変わりないんだし…。
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