『おじゃる丸』感想

          

「悩む館長さん」 第9シリーズ第64話(初回放送:2006年10月27日)

館長さんは毎年お化け屋敷をリニューアルしているんですねぇ。

意外にマメな館長さんですが、確かに毎回同じでは誰も怖がりませんものね。

まず、お化けの人達に演技指導している館長さんに胸がキュンとしました。

館長 「メデューサさんはこの辺に立って、髪をクネクネさせながら佇(たたず)んでいて下さい」

メデューサさんって‘さん付け’しているのが可笑しい〜〜。

館長 「フランケンさんはこの茂みに隠れて、お客さんが来たらウンガァ〜と雄叫びをあげて

    立ち上がって下さい」

館長 「ミイラ男さんはこの辺にしゃがんで人の気配を感じたら立ち上がり、手をグッパッ!

    グッパッ!して、足踏みして下さい」 ←館長さんが見本を示してくれたけど全然怖くなかったです。

メデューサさんなんていたかしら? リニューアルでお化けさんも新人なのでしょうか。

館長 「じゃ、ぼくがお客さんをやるんで、ちょっと練習してみましょうか」

って、館長さんがとっても丁寧に指揮を執っているのが微笑ましいです〜。

一応、お化けさん達も館長さんの言う通りに頑張っているようなんですけどねぇ…。

館長 「う〜ん。なんかなぁ…。これって、怖いのかなぁ?」

いや、私もあんまり怖くなかったですよ。

お化けさん達がみんな良い人みたいなんだもの。(笑)

館長 「あ〜〜。ダメだ、ダメだ! あんなの全然怖くないよぉ〜。

    あんなお化け屋敷、恥ずかしくてオープンできないよぉ〜」←語尾がいちいち可愛い

悩む館長さんですが、おじゃる丸と電ボは来週オープンするお化け屋敷に期待しているみた

いです。

おじゃる 「今年のお化け屋敷はどうなのかの? 怖いのかの?」

人の気も知らず、プレッシャーをかけるおじゃる丸。

 館長 「はぁ〜〜〜。なんか自信なくて…。怖いって何だろう?」

「怖いって何か」を調べるため、まず家で怖いビデオを見てみる館長さんです。

館長さんのテレビはえ〜っらい古いテレビで、つまみ≠ェついていました。あれはどう考え

てもチャンネルとか音量を替えるつまみのはずなのに、館長さんはリモコンで操作していまし

た。なぜ? (そんな旧式のテレビを知っている視聴者は私ぐらいなので、問題は無いと思わ

れます。疑問を持つ人はいないでしょう。笑)

ビデオは‘ドラキュラ’と‘おおかみおとこ’でしたが、あまり成果は無かったようですね。

お友達(?)のうすいさちよさんの漫画を読ませてもらっても、「これは怖いのかなぁ…?

どこから怖くて、どこから怖くないのか、その基準が分からなくなっちゃったよ。はぁ…」

トミーさんの喫茶店へ行って文献を調べ、たくさん本も借りて来たのですが、

館長 「だめだぁ〜!わからない。どうしよぉ〜?

    このままだとお化け屋敷オープンまでに間に合わないじゃないかぁ…(泣)」

真面目な人ですねぇ。トミーさんに「自分も楽しみにしているので素晴らしいお化け屋敷を

作って下さい」と励まされ、「はい。頑張ります!!」と可愛いお返事をしていました。

でも、ついに良いアイデアを思いつく館長さん。

館長 「そうだ! こうやって一人で考えてばかりいるからいけないんだ!

    町のみんなが楽しみに来るのだから、ここはみんなに意見を聞いてみよう」

その時点で、「これは間違った方向へ行くな…」という予感がしました。(笑)

メモと鉛筆を持ち「怖いものを教えて欲しいんだけど」と早速調査を始める館長さんですが

そのトンチンカンな解釈が可笑しかったですね〜。お腹が痛かった。

・おじゃる丸‥‥「まろは何と言っても水が怖いでおじゃる」

            館長 「へぇ〜!水かぁ…」←おいおい!

・電ボ ‥‥‥‥「ワタクシはコロコロと変わる乙女心が恐ろしゅうございます」←大人だ!

           館長 「‘乙女心’と……」←絶対、意味分かってないな…

・カズマ ‥‥‥「ぼくはやっぱり犬が怖いかなぁ」

・うすいさちよ‥「私の怖いのは真っ白の原稿用紙よ!

          だって、今から締め切りまでに描かないと、と思うとぞっとするわ。

          あの白さが眩しくて目にしみるのよ〜。ウッギャア〜!ゾゾゾゾゾ…」

           館長 「ふんふん、白い原稿用紙かぁ。漫画を描いた原稿用紙じゃないんだ。

                  これは発見だなぁ…」←嬉しそう。激しく勘違いしてるのに。(苦笑)

・小町ちゃん‥「虫よ!虫、虫!見ているだけでゾッとするの。 ←私もよ〜!

          あ〜でも一番怖いものは美しすぎる自分かしら…」

          と、黄色い手鏡に自分を映してうっとりする小町ちゃん。

         「いやだ、ホント、怖いぐらいキレイ…

          クラクラしちゃう!」 ←私も鏡を見るのが一番怖いかも…。全然違う意味で。(苦笑)

           館長 「へぇ〜。自分が怖いなんてびっくりだなあ!」 ←なんて素直な人!

・カタピー ‥‥ 「激しい日射し。それに、お塩が怖いです」←カタツムリ君です

・子鬼トリオ

  アオベエ‥「やっぱり鬼としては豆。それも大豆が怖いでゴンスなぁ」

  アカネ‥‥「あれを撒かれた日にゃ、たまんないよ〜」

  キスケ‥‥「豆だっピー」

何だか、激しく勘違いを重ねる館長さんです。 勘違いしたまま真面目にメモを取る姿が

可笑しいったら!

館長 「みんなが怖がるものは、僕が思ってもみなかったものばっかりだ。

     やっぱり人の意見を聞くことって大切ですね、ありがとう!」

人の意見を聞かなかった方が良かったと思いますが、館長さんはご機嫌です。

館長 「今年のお化け屋敷は今までの中で一番怖いお化け屋敷にするぞー!

    みんなの怖がる顔、楽しみだなぁ」

お化け屋敷オープンの日は、館長さんが今年は特別気合いを入れて作ったという話を聞い

て集まった人達で、テントの前は長蛇の列です。

やっと順番が来て、カズマとおじゃる丸が恐る恐る入ってみますと…。

石の上のトレイ(というよりお盆)の上に、タライの水、豆まきをするような枡に盛られたお豆、

白い紙の上にお塩、白い紙(原稿用紙?)が几帳面に並べられております。

「???」マークが飛びまくるカズマとおじゃる丸ですが、これらと一緒にチ〜ンというお仏壇

で鳴らす鐘のような音がして、案外怖い気もしました。(笑)

次いで、虫(電ボ)、犬(狛犬ツインズの2匹)、美人(小町ちゃん)の展示。

自分の勘違いに基づいて、一生懸命みんなの怖がるものをそろえている館長さんです。

小町ちゃんを怖がらすために‘虫’の電ボが展示されているのに、その小町ちゃんが‘美人’

として展示されているのでは意味が無いのではないか?と突っ込むおじゃる丸がするどかっ

たですね。(笑)

カズマの怖い‘犬’を代表して狛犬ツインズが飾ってあるのも可笑しかったです。怖いどころ

か可愛いじゃないですか。笑った〜。

  館長 「どうですか?皆さん! 今年のお化け屋敷は怖がって頂けたでしょうか?」

おじゃる 「おじゃ!館長!

       まろは、がっかりでおじゃる!」

カズマは気を遣って「けっこう怖いです…」と答えたのに、おじゃる丸君ってば!はっきり言っ

ちゃうんだから。(笑)

おじゃる 「これの!これの!これの!

       どこが怖いと言うのじゃ!」

  館長 「えっ!?」←絶句する館長さんが可愛い〜♪

おじゃる 「ただの水!ただの豆!ただの虫では

       ないのかの?」

  館長 「で、でも… おじゃる丸君は水が怖いって言ってたじゃないか…」←泣きそう…

おじゃる 「まろは、水に濡れるのが大嫌い

    なのじゃ!

       だから怖いと言ったのじゃ。

       それをこのように、タライの中に入れてそっけなくポソッと置かれたところで、

    まろ、ちーとも怖くないでおじゃる!」

   館長 「そ、そうなの? ………はぁ」

がっくりと膝を折り、すわり込む館長さん。

おじゃる丸に押されてたじたじの館長さんが、なんとも可愛いです〜。

   館長 「なんだか僕、自信をなくしちゃったよ」

  カズマ 「そ〜んな! 館長さん、じゅうぶん怖いですよ!」←なんて優しい子なんでしょう

   館長 「同情はいらないよ…。はぁ…もう僕はだめなんだ。 

       僕、もうお化け屋敷やめちゃおうかなぁ…。←すごい落ち込みよう。(笑)

       だってさぁ…(泣)、

       何が怖くて何が怖くないのかが、わからないんだもん!←‘もん’に悶絶した

そして、館長さんは伸び上がって青っぽい炎のような姿になり(さすがオバケだわ!)、

妖怪のような大きな口をあけて叫びます。(声は海馬声!)

   館長 「怖いって、何だぁああ〜〜!?」

突然、豹変した館長さんに腰を抜かして震えるみんな。 

館長さん、にっこり笑って、

   館長 「ああ、これでいいんだ」

これだったら最初っから、メデューサさんとフランケンさんとミイラ男さんにオバケをやって

もらっていたら良かったですねぇ〜。

館長さんは自分がオバケだからオバケの怖さが分からないという、可愛いお話でしたね。

底抜けにお人好しな館長さんが、とても良かったです。         

                 

 

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